コウモリダコ単語

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コウモリダコ
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コウモリダコ(Vampyroteuthis infernalis)とは、深海に生息している頭足類の一種である。

概要

八腕形上・コウモリダコ・コウモリダコ科に属する頭足類。名前にもタコとついているし、8本の腕をはじめとした体の様々な特徴や体の構造もタコに似ているが、実際はタコ仲間ではく、タコイカが分化する以前の祖形を継承している現生種(生きた化石)であると考えられている。コウモリダコの仲間はジュラ紀に繁栄していたとされる。

体長は10~15cm。しかし、最大で30cmほどになることもあるという。体色は褐色ゼラチン質の体をしている。大人の体には1対の鰭がある。膜状の鰭がられた足の裏側には(触毛)が生えており、敵に襲われると膜を裏返しにして全身をで包みこんで防御する性質を持つ。その姿が裏返ったコウモリに似ていることから、この和名がつけられた。

上で8本腕と書いたが、本当は腕は10本あり、2本はセンサーの役割を持つフィラメントという伸び縮みする紐状の器官に変化している。また、全身に発器があり、自在にることができる。特に鰭の根元と腕の先端の発器が大きい。

ちなみに、学名を直訳すると「地獄の吸血イカ」になる。…といっても、別に血を吸うわけではない。天敵の少ない低酸素地帯でひっそりマリンスノーを食べて暮らしている平和主義者である。

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コウモリダコ

1 ハイブリット
2012/03/20(火) 18:25:13 ID: Bm0coD6a/z
コウモリダコの起は20億年前にまでさかのぼり
体全体がいのにも、理由があって、この赤色の色素が酸素の少ない
深海から効率よく酸素を抽出する働きがあり、
背中にはフィラメントと呼ばれるヒモ状の感覚器官が2本あって伸ばしたり、コイル状に
したりして獲物を捕らえる・・・とのこと。

参考資料・・・深海の生きもの衝撃ファイル
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2 ななしのよっしん
2012/03/30(金) 23:37:25 ID: SfFpayTSew
子供フィラメントも足になっていて腕10本なんだけど成長に応じて
いろんな形態になることがわかった。
コウモリダコの一種だったものがまとめられた
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3 ななしのよっしん
2014/08/11(月) 23:24:48 ID: uD5fUbS5GY
原始的な多細胞生物が出現したのが10数億年前。
コウモリダコはジュラ紀に反映した種であることから、
衝撃ファイルの記述は明らかに「2億年前」の誤植なんだよなぁ・・・
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4 ななしのよっしん
2019/03/15(金) 10:52:17 ID: ir7MTfmNEg
タコでもイカでもない、文字通りコウモリみたいな生き物
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