ココとは、アニメ『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』に登場するパルミエ王国の妖精ココ!(プリキュアシリーズでは、歴代9番目の妖精である)
声優は草尾毅(草尾氏はかつて「映画 ふたりはプリキュアMaxHeart2 雪空のともだち」の敵役・フリーズンを演じ、日曜朝8時半の朝日放送系アニメとしては「スーパービックリマン」以来となった)。
概要ココ!
パルミエ王国の王子。フェネックギツネ(と言うか犬)のような外見をしており、語尾に「~ココ」と付けて話す(中の人の演技で、「~クォクォ」に聞こえる)。歴代プリキュアの妖精では初めて、人間に変身する能力を持つ(後述)。なお、草尾は妖精の姿の時と、人間の姿の時の両方を演じており、前者の妖精の時は裏声を使って演じている。同じくパルミエ王国の王子であるナッツとは子供の頃からの腐れ縁であり、良き相棒でもある。
故郷がナイトメア(株)に滅ぼされたことから、人間界に逃れて王国を救う力を持つ伝説の戦士・プリキュアを探していた時に、夢原のぞみと運命的な出会いを果たす。物語が進につれて、のぞみとは人間と妖精の枠を超えた深い関係(←もちろん精神的に)で結ばれ、劇場版や漫画ではキスをするまでの仲にまで進展しており、事実上の恋人となった。
これまでのプリキュアシリーズに登場した妖精が、自分がプリキュアに変身できるアイテムなどに変身して戦うことが出来たのに対して、直接戦闘することは出来ないのが欠点(なお、『Yes!プリキュア5GoGo』では、必殺技であるプリキュア・レインボー・ローズ・エクスプロージョンを発動させることが可能になった)。また、のぞみに助けられる場面が多いため、ある意味のぞみがヒーローで、ココがヒロインという立ち位置とも言える。
しかしその分、メンタル面でプリキュアをサポートしており、子供っぽい性格の持ち主が多いプリキュアシリーズの妖精の仲では珍しく大人びている。そのため、プリキュアオールスターズのDXシリーズでは、ナッツと共に妖精たちのリーダーとして活躍した。
シュークリームが大好物で、その食いっぷりは大食い揃いのプリキュア5の面々に劣らない。しかし、後先考えずに食べまくるため、太りすぎてダイエットしなければいけないハメになったこともある(立ち上がる時に、思わず「よっこいしょ」と言ってしまったため、太り気味なのがバレてしまった)。
小々田コージ
ココが人間に変身した姿(苗字の「小々田」は“ここだ”と読む)。のぞみたちが通っているサンクルミエール学園で国語教師を務めており、のぞみ・夏木りん・美々野くるみの担任でもある。口調も普通のものになり、「~ココ」と言わなくなる(これは、ナッツやシロップも同様)。なお、どうやって教員免許を取得したかはプリキュア七不思議のひとつである。爽やかな好青年で女子生徒からの人気も高く、のぞみが嫉妬してしまうほどのモテモテっぷりである。もちろん、本人はのぞみ一筋である。
国語教師の名は伊達ではなく、当初は何も取り柄がなく自信を無くしがちだったのぞみの支えとなり、のぞみが自分の夢を見つけてからもその後押しをした。のぞみだけでなく、気むずかしいところのあるナッツやシロップのよき相談相手にもなった。
ただ、人間の姿でいるにはかなりの体力を要しているようで、敵の攻撃を受けるとすぐ元の姿に戻ってしまうのが欠点。また、決して完璧超人ではなく、人間の姿の時でもへまをしたり、ある意味プリキュア以上に人間くさい面も持っている。そのためか、後シリーズのイケメン枠であるジョー岡田やブルーのように、味方なのに胡散臭いと呼ばれることはほとんど無かった。
ダークココ
『Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』に登場する、敵になってしまったココ(但し、姿は人間態である小々田コージの時のもの)。本作のラスボスであるムシバーンに洗脳され、キュアドリームと戦う。黒いバイザーを付けており、どことなく劇場版機動戦艦ナデシコのテンカワ・アキトを彷彿させた姿をしている。キュアドリーム(のぞみ)と戦うが、のぞみの必死の叫びに動揺し、彼女のキスで洗脳が解けて正気に戻った。本編の序盤では、ココがのぞみに眠り姫の話をしているが、ここでも主人公とヒロインの逆転構図が起きている。
なお、草尾は『ふたりはプリキュアMaxHeart2 雪空のともだち』では、逆にプリキュアを洗脳させて同士討ちさせるという、ココとは真逆の卑劣な悪役を演じているが、そのせいか、本編でも敵がココ(小々田コージ)に化けたケースがしばしば見られた。ミルクは一度騙させてしまったことがあるが、のぞみはすぐに一発で見抜いた。さすがは嫁である。
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