コタツ(炬燵、火燵)とは、SFであり、オーバーテクノロジー、日本が生み出した捕獲系トラップ兼暖房器具である。
別名「堕落人間製造機械」「悪魔の発明」とも。
曖昧さ回避
- ポケモンバトルレボリューション(バトレボ)の実況プレイ動画を投稿しているプレイヤー。
- 火燵(踊り手) - ニコニコ動画「踊ってみた」カテゴリで活動する踊り手。
- 炬燵(こたつ) - ニコニコ静画・生放送で活動する絵師
概要
コタツは一般的に家庭において暖房器具として使われているが、その仕組みは未だにはっきりしていない部分も多い。
少なくともある種のオーバーテクノロジーが用いられていると言われ、そのためか使用の際、家庭において何らかの問題が生じることもある。
コタツ内の空間は通常の空間とは空間構成が異なっているとも言われており、そのような空間に人体、生物が長時間触れることの是非に対して、学者の間でも見解が分かれている。
また、コタツに入っていた人間や物体が突然消失した(もしくは呑み込まれた?)との報告もされており、
この危険性ゆえ一部からコタツの製造・販売中止の声も出ているが、いまだ中止には至っていない。
さらに近年では、こたつと一体化してしまった「こたつむり」という人間も現れている。詳細は同記事を参照。
なお、猫にはこのコタツ空間に対しての耐性があると言われている。
詳細
古くは室町時代からある暖房器具。最早説明不要かもしれないが、熱源に専用の布団をかけて温かい空間を作り、そこに脚や体を入れて暖を取るという道具である。「おこた」や「あんか」と呼称されることも。
およそ数百年にも渡り日本人を暖め続けてきた装置であり、是非とも後世に永く伝えていきたい叡智の結晶である。かつては炭を燃やして熱源にしていたが、今では電気式が主流となった。
寒い冬に入るコタツは非常に心地がよく、「なぜこれが世界で流行らないのか?」と疑問に思う人が多い。……実際のところ、ネットの発達や外国人観光客の増加によりコタツの存在が流出世界の目にとまる様になり、コタツを欲しがる人やお土産に購入していく観光客が増えているとか。
ちなみに日本固有の仕組みと思われがちだが、イランには同じように布団に脚を突っ込む「コルシ」という暖房器具があるとのこと。入ってみたい。
利点
- 電気代はエアコンの3分の1程度。
- 火を使わない。
- 部屋が乾燥しない。
- 手先足先も含めまんべんなく温まる。
- こたつという限定的だが、こたつにしかないぬくもりのある世界。
- 副次的に机として利用できる。布団を外せば冬以外でも使用できる。
欠点
- 暖房できる部分は限定的。
- 眠くなりやすく、眠ると温度差で体調を崩しやすい。(後述)
- こたつ自体が場所を取り邪魔。布団を外しても発熱部分が邪魔に感じる場合も。
- 掘りごたつ以外は、通常の椅子と異なり姿勢的に疲れやすい。
- 机の上で飲食物を派手にこぼすと布団まで被害を受けるため、後片付けが面倒。
- 安全で使いやすいイメージだが、使用法を間違えると火災の原因となる。(後述)
種類
熱源、布団、テーブル、天板の4つのパーツで構成されるコタツは、その種類や形、大きさで微妙に用途が異なってくるため、かなりタイプが多い。また、近年ではインテリアとして洗練された物や新たな機能を付随された物もあり、その全てを挙げることは難しいため、ここでは代表的な種類のコタツを紹介していく。(追記歓迎)
- 電気コタツ
恐らく日本の一般家庭に最も多く置かれているであろう冬型汎用決戦コタツ。電源と適度な空間さえあればすぐに設置でき、暖められる手軽さが売り。電動故に細かな温度調節が可能で、自身にベストな状態を追求し易いのも強みか。
最近ではサーモスタットによる自動調節機能付きというコタツもあるとのこと。 - 掘り炬燵
脚を下ろすことが可能になった固定型コタツ。テーブルや机と同じ様に使うことが可能。掘りの存在故に移動させることは不可能であるが、椅子と同じ要領で座ることができるので長時間入っていても疲れないのが良いところ。また、季節外にはテーブルを掘りの空間に収容し、床としてスペースを広げられるというものも。
ちなみに複数人で寝転がった場合には「脚の置き場の奪い合い」という隠れたイベントが発生する時がある。 - 炭コタツ
豆炭や練炭を用いて熱を出す昔ながらのコタツ。ロマン機体。手間や危険度の理由からコレを新たに使い始めるモノ好きはそういないかもしれないが、古い家では未だに現役を張っていることも多い。
一度火を入れれば半日は保つが、新たに火を入れるには燃焼器をコタツから出し、灰を捨て炭を入れ直すという作業を強いられる。また電気のように細かな温度調節ができないという欠点もあり、機能的には電気に劣るという所は否めないだろう。
しかし炭であるが故に電気代の節約には有効であり、また炭の遠赤外線効果は体を芯から温めてくれるという強みがある。そして何より炭を用いた日本のコタツであるということ、コレ自体が一番の魅力。風情、雰囲気、風流に拘りたいという数寄者には推奨である。
注意点
- 「コタツで寝たら風邪をひく」とよく言われるが、大体ホントのことである。
- コタツで寝なくとも、下半身だけ温まって上半身が冷えたままという状態も健康には良くない。
- 炭コタツの中に入り込むと一酸化炭素中毒にかかる恐れがある。温かいからといって全身を潜りこませるのは危険であり、小さいお子様やペットなどは特に注意が必要である。また定期的な換気も心がけた方がいい。
- コタツの赤い光は赤外線…という人もいるが、赤外線は肉眼では見えない。
- 「こたつの赤い光には、実は意味がない」って本当? - ねとらぼ (itmedia.co.jp)
- 熱=赤外線という意味では間違いないのだが、赤外線が見えた時点で赤外線(の波長)ではない。[1]
- 座椅子など、掛け布団を大きく巻き込んだままコタツに突っ込んでしまい、掛け布団が熱源部分に接し続けたことで発火・火災になる事故も起きている。
- その他にも洗濯物を乾かそうとして…という事例もあるが同様の理由で危険。
- こたつをつけっぱなしにすると火事になる危険はどれくらい?こたつを安全に使う方法
関連動画
関連立体
名前としてのコタツ
関連項目
脚注
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