コニー・スプリンガーとは、漫画「進撃の巨人」の登場人物である。CV:下野紘
概要
ウォール・ローゼ南区ラガコ村出身。身長158sm、体重58kg。104期訓練兵団を8番で卒業。小柄な体格と、坊主頭が特徴の少年。
ライナーの冗談を本気にしたり、「死に急ぎ野郎なんて名前の奴はいない」と誰のあだ名なのか理解してなかったり、訓練中にサシャとふざけたり、敬礼の仕方を間違ってキース教官に頭を鷲掴みにされていたりする。
そのため、キース教官からは「バランス感覚が良く、小回りの聞く機動が得意。しかし頭の回転は鈍く、作戦の誤認が多々ある。」と、遠回しに「つまりバカ」と評価されている。訓練兵になる前から頭の悪さを周囲から指摘されていたようで、本人も自分がバカであると自覚している。アニメ化の際、声優にバカキャラの名手として鳴らす下野紘をキャスティングしたスタッフの粋な計らいが光る。
この通りバカキャラだが、200人以上いる訓練兵の中から8番で卒業しているため、一概にバカとは言えないのかもしれない。と言うより、あくまでバカであるだけで、極度の死に急ぎ主人公や主人公にベッタリのヤンデレヒロイン、巨人大好き変人などとは違い、結構まともな感性の持ち主である。
今のところ目立った活躍はないが、アルミンを罵倒したユミルに本気で怒ったりするなど仲間思いの性格で、他人への敬意や義侠心は強い。最初は憲兵団に入団することを志望していたが、エレンの演説に心を動かされ調査兵団を希望。その後の初陣で経験した巨人との戦闘の恐怖に揺れながらも、最終的には調査兵団に入団した。
ネタバレ反転
ウォール・ローゼを突破した巨人達が来た方角に自分の故郷があることに気づいたコニー。村の安否を確認するためにライナー、ベルトルトと共に村へ向かうが、そこでコニーが目にしたものは、巨人に蹂躙され、無残にも崩壊した生まれ故郷だった。
だが、自分の家に巨人がいる以外誰も居なく、巨人に襲われたならあるはずの”血”が見当たらなかったことから、半ば彼に配慮する形で「全員村から逃げた」と結論付けられた。
しかしそうするには以下のように不審な点が多く、コニー自身も受け入れがたい現実の片鱗を感じていた。
- 人が居ない家屋を巨人が攻撃する理由がない。
- 逃亡に必要な馬はほとんど繋がれたままだった。
- コニーの家にいた巨人は手足が細すぎて移動できない。どこから現れたのか?
- 巨人の顔がコニーの母親に酷似。
- 彼の去り際、その巨人が「オアエリ」と発言。
以上の謎は12~13巻にかけて「有力な推測」として明らかにされ、読者に強い衝撃を与えた。
関連動画
関連項目
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