コブラ(Cobra)とは、
- ヘビの一種。 →コブラ(ヘビ)
- 「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた寺沢武一の漫画、およびその主人公。本稿で記述する。
- 2のアニメ版のオープニングテーマ。テンプレコメントについては「コブラじゃねーか」で記述。
- シルヴェスター・スタローン主演のアクション映画。1986年公開。
- オーストリアの警察系特殊部隊。GEK Cobra(国家憲兵隊 特殊任務部隊:コブラ)として設立され、2002年に内務省直属部隊へと移行した。対テロ作戦行動の他に要人警護も行っており、基本的な火器装備はアサルトライフルのステアーAUGとハンドガンのグロック19等である。
- オンラインゴルフゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」で使えるスペシャルショットの1つ。コブラショットのこと。
- 車の名称。何種類かあり会社も違ったりする。シェルビーコブラはマスタングと混同されやすい。
- Su-27、Mig-29シリーズ、F-22の戦闘機のデモンストレーション飛行で行うポスト・ストール機動(PSM:Post-Stall Maneuver)と呼ばれる変態機動の一種。プガチョフ・コブラ(Pugachev's Cobra)。真面目な戦技としてのレポートもあるが、安定性やストールに対する強靭性をアピールする為のデモの意味合いが強い。
- ベル・ヘリコプター・テキストロン社製の戦闘ヘリ。 → AH-1
- アニメ「遊戯王GX」の登場人物『プロフェッサー・コブラ』
- 動画『COBRA THE IDOLM@STER』に登場する「コブラP」のこと
- スズキが1989年9月に発売したネイキッドタイプのオートバイ。→GSX-Rを参照。
この記事では2.について説明する。
概要
『コブラ』(Cobra)とは、「週刊少年ジャンプ」(集英社)に掲載された寺沢武一の漫画、またはその主人公の事である。
寺沢武一のデビュー作でもあり、当時としてはやたらにスタイリッシュな作風で人気を博し、そのセクシーなヒロイン達に読者の少年達は股間を熱くしたとか言ってみる(まあ、実際は同時期連載の「ウィングマン」により股間が熱くなったのだが)。当時主題歌のヒットで大人にも注目されていた「キャッツ・アイ」と共に、成人読者を引きつける柱とも言うべき位置づけであったが、ごく普通に「週刊少年ジャンプ」のメイン読者層である少年達にもサイコガン等の要素がウケて人気を博した。
アニメは「スペースコブラ」として、TVアニメ版が東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)、フジテレビ系で放映された。タートル号のデザインが変更されたり、宇宙海賊組合を意味する「宇宙海賊ギルド」という名称が「宇宙海賊『ギルド』」という一組織名的ニュアンスで呼称されたりといった違いはあったが、概ね原作に近いハードな冒険活劇であった。
主人公コブラのCVは作品毎に違っており、TVシリーズ第1作とOVAとAC用ゲームが野沢那智、TVシリーズ第2作が内田直哉、劇場版が松崎しげる、PCE用ゲームでは山田康雄、PS用ゲームでは屋良有作がそれぞれ演じている。
以下の文章のどれかに心が響いたら、お互い歳をとっちまったってこったな。
- チップスター(スナック菓子)の空き箱を左手に被せ、それを華麗に引き抜いて、サイコガンゴッコ
- 縦笛を握った手を長袖に隠し、縦笛の下側の部分をだけを出して、サイコガンゴッコ
- ゴム長手袋を装着し華麗に引き抜こうとして、なかなか引き抜けずマヌケな、サイコガンゴッコ
- スネークキューブ(レア玩具)で、アニメ版タートル号ゴッコ
- OPテーマ曲の『コ~ブラ~』の後の英語が解らなかったので、ゴニョゴニョと呪文みたいな呟きで誤魔化した(なぜか英語の歌詞の部分は、テロップが表示されていない)
キャラクター
主要キャラ
- コブラ
- 宇宙でただ一人、左腕に銃を持つ男(と言われているが実際には腕に銃を仕込んだキャラクターは何人か登場し、それが原因で人違いをされたこともある)。宇宙海賊ギルドと対立するフリーの宇宙海賊。アーマロイドレディーを相棒に、宇宙船タートル号で宇宙を駆ける。
- かつては二枚目のイケメンぶりと左腕のサイコガンで全宇宙に名を轟かせていたが、果てなく続く戦いに嫌気が差して整形した上で記憶を消し、地球で三枚目のサラリーマン、ジョンソンとして過ごしていた。とある切っ掛けで記憶を取り戻し、再び波瀾万丈の世界へと舞い戻った。
- 正統派海賊たらんと心がける義理堅く人情深い性格で、葉巻がトレードマーク。
- 普段はとぼけた冗談と軽口が好きな鼻のでかい三枚目であるが、いざとなると超人的な身体能力と強靭な精神力、愛用の77マグナム、葉巻型携帯酸素ボンベ「オキシシガー」をはじめとする様々なアイテム、そしてサイコガンを用いてハードボイルドな活躍をする。
- また、その性格や人物から彼を慕う友人も多く、彼らがサイコガンを見れば「生きていたのかコブラ!」と喜び、コブラの頼みを二つ返事で引き受けることから、彼の人望の篤さが伺える。
- 美人と見るやすぐに口説きに入るプレイボーイでもあるが、未成年には興味がないが、敵味方問わず女性からは好かれる事が多い。
- 整形後の顔どころかコブラの生存自体あまりギルドの悪人たちに知られていないようだが、サイコガンを出すと誰もが「まさか、お前はコブラ!」とおそれおののく。
- サイコガン
- コブラを象徴する武器で、かつて宿敵との戦闘で失った左腕に仕込まれた、精神力をエネルギーとする銃である(日本製)。普段は見た目からは全く分からない程精巧に作られた義手の中に隠されている。
- コブラの精神と直結しており、威力のコントロールは勿論、弾道を自由に曲げる事すら可能。敵の気配だけを頼りに撃つ事もある。
- 怒っている時の威力は戦艦ですら撃沈せしめる反面、コブラ自身が衰弱している時などは威力が極端に弱まる。
- カバーとなっている義手は普段は右手で抜いて使用するが、奥の手としてサイコガンの射出エネルギーを用いてロケットパンチよろしく使用する事もある。
- アーマロイドレディー
- 白銀に輝くライブメタル製の美人アーマロイド。元は人間であったが死の間際にライブメタルに魂を移しアーマロイドとして蘇った、コブラにとって無二の相棒であり、まさに生死を超えたパートナー。
コブラが死を装い、顔を変え記憶を書き換えてまで姿を消した際も、擬装の上でツンデレ家政婦ロボとして一般人として生活するコブラと行動を共にしている。 - クリスタルボーイ(CRYSTAL BOWIE)
- コブラとライバル関係にある特殊偏光クリスタルのボディーを持つサイボーグで、ギルドの大幹部。サイコガンの光線がまったくきかない相手。コブラとの因縁は運命とも言えるレベルであり、彼がアーリマンの化身となった時にはコブラがアフラマズダに光の戦士に選ばれる程。
アーマロイドレディー曰く「コブラはいつもは飄々としているのにクリスタルボーイとの対決の時にはムキになる」とのこと。
関連動画
公式配信
2011年9月20日より、ニコニコチャンネルでTVアニメ版及び劇場版アニメが公式に有料配信(一部お試しとして無料配信)されている。下記の動画は左が無料配信版、右がニコニコチャンネル。
また、同年10月3日より、「ニコニコアニメ名作劇場」枠で平日に1話ずつ生放送も行われている。
dアニメストアニコニコ支店での配信も行われている他、各種VODサイトではNetfrix、Amazon Prime Videoなどにて配信中。なお配信版は現在の映像規制に合わせた修正がされており、製作元も現在の社名であるトムス・エンタテインメントとしてクレジットされている。
TVアニメ版
劇場版
アニメ関連動画
漫画関連動画
ゲーム関連動画
お絵カキコ
関連静画
関連項目
- 漫画作品一覧
- スペースコブラ
- 週刊少年ジャンプ
- 鬱クラッシャーズ
- ヒューッ!
- それは まぎれもなく ヤツさ
- コブラじゃねーか
- スペースほむら
- COBRA THE IDOLM@STER
- キングコブラ
- ラグボール
- コブラP
- コーンフレーク
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