コミックギアとは、かつて芳文社から発行されていた合同同人誌のような何かである。
概要
実質的に「まんがタイムきらら」の増刊扱いであるが、実際は「まんがタイムKRコミックス ギアシリーズ」として発行されている「単行本」であったため、未だにバックナンバーの購入が可能である。
提案者および製作総指揮は「ドージンワーク」のヒロユキである。
一般的な雑誌と異なり、全員が1つの仕事場に集まって作業をしていた。
この漫画の問題点
- ヒロユキは「連載作家全員が毎日1つの仕事場に集まり作業をし、漫画家同士が協力しあって作る」ことをメリットとしていたが、見方を考えればデメリットにもなる。
- 掲載作家陣の殆どが同人誌サークル「H-project」のメンバーであったため、殆どの作品が描き方がほぼ同じであった。結局は、サークル活動をほぼそのまま商業活動に移しただけであった。
結果…
Vol.1（2009年8月発売）とVol.2（11月発売）をあわせても、2000部しか売れず、書店からの返品も多かったと言う。
Vol.2以降は、隔月発売の予定であったが、Vol.3以降は発売されず、結局休刊となった。
連載されていた作品の殆どが2話で打ち切りとなり、単行本も発売されなかった。
ただし、ヒロユキの「スーパー俺様ラブストーリー」は4話まで掲載されたため、1巻のみ発売された。
また、友吉の「GoodGame」はまんがタイムきららフォワードで連載再開されたが、打ち切り終了となった。
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関連項目
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