コルレルとは、機動新世紀ガンダムXに登場するMSである。
型式番号はNRX-007。パイロットは白い死神ことデマー・グライフ。
白い概要
誰もが一度は想像したであろう「極限までに軽量化を目指したメカってどんな感じになるんだろう?」という発想を実現させてしまった変態としかいいようがないMS。
新連邦軍製の試作機であり、型式番号がヴァサーゴらと同じ系列にあるMSであり、次世代MS用の試作品の一機である可能性をはらんでいる。
全長17.9mに対し、本体重量4.5tという頭のおかしい数値を持つ。
現代の戦車ですら「44tとかすげぇ軽いな!」と言われる中、それより軽いのがMSである。
ガンダムXのMSは平均10tを超える宇宙世紀ものと比べると大変軽く、主人公機のガンダムXが7.5tである。
それよりも軽量級と思われるガンダムエアマスターさえも6.9tである。
これで大体、このコルレルがどれくらい頭がおかしい数値を持つかがお分かりになるだろう。
ただしその代わりに内蔵武器はバルカン砲すらなく、武器はビームナイフ一本という貧相な装備しか持っていない。
その挙動はMSというよりMFの域に達しており、空中で高速前転、突入しながらバルカン砲を全回避、ビームライフルの上に乗っかるなど「アホかこいつ」と思わず口に出したくなるほど、とにかく描写もおかしい。
コンセプトとしては、敵の攻撃を100%回避することを前提とし、ビームナイフで敵の弱点(コックピット)を狙うという、ワンチャン狙いの機体である。
本編ではデマーがガンダムダブルエックスとの一騎打ちに使用した。
最初は一方的に敵を滅多刺しの滅多切りにして追い詰めていたが、ガロードが防御に使ったビームライフルにビームナイフが当たったことで爆発、その衝撃で吹き飛ばされ身動きがとれなくなった隙にバルカン砲による銃撃を受け、あっという間に逆転されて倒された。
ある意味男のロマンとも言える本機ならではのあっけない最期であった。
なお、当初もうちょっとコルレルは色のある機体だった(赤などが使われていた)のだが、パイロットのデマーが白厨だったことから色を全部白に塗り替えられてしまっている。
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商品化する時は全身白で頼むよ……。
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