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コロマルとは、アトラスより発売されているゲーム「ペルソナ3」に登場するキャラクターの一人であり、
作中屈指の男前度を誇るイケワンコである。
CVは不明。
概要
巌戸台は長鳴神社、その神主の愛犬として育てられた。
神主の死後は、長鳴神社を自身の安息の場所とし、いつもそこで狛犬のようにじっとしていたらしい。
散歩等も一人で行っており、近所では結構有名な存在だった。
一見すると何の犬種が分からないが、柴犬。
その真っ白の体毛と赤い目は、この犬がアルビノであることを示す明確な特徴である。
犬に限らず、アルビノの生物個体によくあることとして生後はかなり体が弱く、「名前だけは強くあってほしい」との願いを込めてコロマルと名づけられたという経緯がある。
正確には「虎狼丸」と書く。正直、かっこ良すぎである。
シナリオにおいて、影時間中に長鳴神社にてイレギュラーのシャドウが発生。
飼い主との思い出の場所を守るため、単身シャドウに立ち向かいこれを撃破するが、自身も大怪我を負う。
そこに駆けつけ、助けてくれた恩を返すため、特別課外活動部の一員として共に戦う事となる。
上述の通り、飼い主の死後もずっとその場に留まっていたり、恩返しとして戦闘に参加したりと相当に義理堅く、まさしく忠犬と呼ぶに相応しい漢。ゆかりをして犬にしとくのがもったいないとまで言わせるほど。
寮においては、明確にコミュニケーションがとれることからかアイギスと会話をしている事が多く、内容を聞く限り相談事等もされるようだ。流石である。
というかゲーム中の言動を見ると、どうも人間の言葉を（仲間達だけに限らず）理解している可能性が高い。精神はワンコで言葉もワンコであるが、知能はめちゃめちゃ高いのかも・・・
女メンバーに囲まれて「心なしか顔がニヤつく」こともあるあたり、健康な男性でもあるということだろう。
ポータブルにおいて女主人公で始めた場合、まさかのコミュ持ちキャラとして昇格。アルカナ「剛毅」を担う事になる。余談だが、このコミュでは非常に風花との絡みが多い。
ブラッシングしたり、定番のとって来い遊びをしたりといったコミュニケーションが楽しめる他、迷子の子犬にえさを分けてあげたり、神社を必至に守るかっこかわいいコロマルの姿をみることができるぞ！
なお、このイベント群の一つに嗅覚で物を探す、というものがあり、そこでは見事砂場に埋まった目的のものを発見するのだが…
嗅覚は犬一倍、度胸はイレギュラーシャドウを相手に単独で立ち向かえるほど。義を重んじ、情に厚く、忠を尽くし、飛びぬけた知性と、飼い主の死を乗り越えるほど成熟した精神。更には凛々しさと神秘性をもった外見に、ワンコの可愛さを併せ持ち、戦闘力は言わずもがな。
あれ、もしかして仲間内で一番スペック高いのってまさか(ry
戦闘およびペルソナ
装備する武器は「短刀」で、口に咥えて器用に扱う。
正確には短刀だけでなく、犬用のマスク（噛み付き防止のためのアレ）を改造し刃を取り付けた、
云わば犬用パタとでも言うべき装備も使用することができる。
アイギスによれば、「懐に飛び込むため信頼性は高いが、威力は低い」とのこと。
使用するペルソナは、アルカナ「剛毅」に所属する魔犬「ケルベロス」。
仲間のペルソナの内、唯一「火」「闇」の二つに対して完璧な耐性を持ち、「光」を弱点とする。
由来は言わずもがな、地獄の番犬として知られる3頭の魔獣ケルベロスのこと。アイギスが人型であることの原因等を見るに、コロマル（犬）のペルソナが犬であることは至極当然であるのかもしれない。
また、ケルベロスにまつわる最も有名な逸話の一つに、オルフェウスの地獄下りがある。どちらかと言えば「オルフェウスに関する逸話」でケルベロスが登場する、といった形であるが…
その内容は、妻を取り戻すため冥界を下るオルフェウスの前に地獄の門番として立ちふさがるのだが、オルフェウスの奏でる竪琴の音色の前に寝入ってしまい、道を明け渡してしまった、というもの。
この例に限らず、イオとユノ、カストールとボリデュークス等、仲間間のペルソナにも色々と因縁があったるしているのが面白いところであろうか。
ステータスは「速」が突出して伸び、そのほかは平均的という敏捷特化タイプ。
初めてステータス画面を開いた時、「靴」装備にあたる項目を見て驚いた人も多いはず。何気に仲間内で最もHPが高いのもこの子である。
覚える特技は「火」及び「闇」に属する魔法で、アギ（火炎）やムド（闇即死）を駆使し戦場を駆け回る姿は、白い悪魔などとパロられるのに十分な能力を持つ。
他にも打撃を反射する「ハイパーカウンタ」、敵を恐怖に陥れる「デビルスマイル」（無印）、味方の命中・回避率を高める「スクカジャ」（FES）等を覚え、フォローに回る事も可能。特にスクカジャをかけて、更に回避率上昇アイテムを持たせるとかなりの勢いで敵の攻撃を回避してくれる。
上記の通り弱点が光しかなく、そもそも光に属する技は即死だけであるため耐性があろうが無効でない限り死ぬ時は死ぬ。そのため言えるほど大きな弱点とならず、２つの優秀な耐性だけが評価され、結果かなり安定感のあるキャラクターとして活躍する事ができる。
ブースタ（FES）により強化された即死魔法で、ガンガン敵をあの世に送ってあげよう。だから殺丸とか呼ばれるんだよ
欠点は敏捷に多くの能力を割いているため、その他の能力が中途半端で、ハイブースタがあっても魔法攻撃の威力が不足すると言う点。物理に関しても特技は覚えず、素の火力は上述アイギスの言を参照のこと。
また、折角のHPも「耐」の能力値が低いために、順平、荒垣といった純戦士タイプと比較すると総合的にはやや劣ってしまうことも。
何か一つくらい物理攻撃技を覚えてくれたら随分違っていたのであろうが・・・
その後の話
ペルソナ3FESにて、すべての事件が終わった2年後。
彼（？）は中学生になった天田乾とともに稲羽市で戦っていた。
ペルソナ4 ジ・アルティマックスにて天田乾のペアユニットとして参戦。
果たして、どのような形で「自称特別捜査隊」と出会うのか…。
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関連項目
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（ワンワン！）
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