コンタクトレンズとは、目に直接接触させて屈折異常を矯正するレンズである。
概要
一応レオナルド・ダヴィンチが起源とされており、強角膜(白目)まで覆う大きなガラスのレンズであったが、着脱の不便さや酸素欠乏による問題などで、現在では使用されていない。
- ハードコンタクトレンズ
その名の通り硬いレンズで直径は9mm前後。
長所・・・酸素を通しやすく、眼に与える影響が少ない。乱視や強度近視が矯正しやすい。
欠点・・・瞬きの度にレンズが上下に動くのでゴロゴロする。また、レンズが動くせいで夜光がキラキラする。
ゴミが入ると死ぬほど痛い。
激しい運動をすると脱落する可能性がある。 - ソフトコンタクトレンズ(使い捨て含む)
柔らかく水を含んだレンズで、直径が14mm前後と大きく、白目にまで達する。
長所・・・柔らかく付け心地が良い。
サイズが大きく脱落しづらく、激しい運動も可能。
欠点・・・近年だいぶ改良されてはいるが、それでもハードに比べ眼への負担が大きい。
強度の近視や乱視の場合、矯正できない事がある。
眼にとってはハードのほうが良く、眼科医もまずはハードを勧める事も多い。
しかし、激しいスポーツをやる・ハード特有のゴロゴロした感じに耐えられないなどで、使い捨てソフトを使用する人も多い。
ソフトコンタクトレンズを長年使用していると、角膜内皮細胞が減ってしまい強制的にハードに切り替えになる場合も多い。
尚、ソフトとハードの良いとこ取りなレンズは今の所存在しない。
メニコンが開発中らしい。
コンタクトレンズケアに関して
ソフトコンタクトレンズの場合
ソフトコンタクトレンズは以下の3方式に分けられる。
この3つである。主な製品はこれらである。
- MPS…レニュー(ボシュロム)、エピカ(メニコン)、オプティフリー(アルコン)、コンプリート(アキュビュー)、Cキューブソフトワン(ロート製薬)、バイオクレンワン(オフテクス)、レンズコート(Aime)
- 過酸化水素…エーオーセプトクリアケア(アルコン)、コンセプト(アキュビュー)
- ポピドンヨード…クリアデューファーストケア(オフテクス)、ケムセプトスーパークイック(オフテクス)
メリット | デメリット | |
MPS | ||
過酸化水素 |
|
|
ポピドンヨード |
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
コンタクトレンズに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 4
- 0pt