コンパス座 Circinus |
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略符 | Cir | ||
象徴 | the Compass | ||
設定者 | ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ | ||
概略位置:赤経 | 15 | ||
概略位置:赤緯 | -60 | ||
21時正中 | 6月20日 | ||
広さ | 93平方度(85位) | ||
3.0等以上の恒星 | 0 | ||
最輝星 | コンパス座α星(3.18等) | ||
メシエ天体数 | 0 | ||
隣接する星座 | |||
星座の一覧 |
概要
1756年にラカーユによって作られた、比較的新しい星座。「コンパス」とは製図用具(正確にはディバイダ)のことであり、方位磁針ではない。
コンパス座を構成する星はやや暗めだが、そのV字の並びは2本の脚を持つコンパスを連想させる。
西側にはケンタウルス座の1等星リギルとハダルが輝く。天の川の中にあり、南天ではよく目立つため目印になる。
主な天体
恒星
コンパス座には固有名を持つ恒星は存在しない。
データ
名称 | 視等級 | 絶対等級 | 距離(光年) | スペクトル型 | 変光星型 | 変光幅 | 備考 | |
α | コンパス座α星 | 3.18 | 2.12 | 53 | F1Vp | 回転変光星 りょうけん座α2型 |
ごく僅か | 高速自転 |
β | コンパス座β星 | 4.07 | 1.71 | 97 | A3V | |||
γ | コンパス座γ星 | 4.48 | -1.49 | 509 | B5III+F8 | 二重星 |
歴史
フランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーユが1756年に設定した14の星座のうちの1つ。
北東にあるじょうぎ座とともに、自身も使っていたであろう製図用具を星座にしたものである。一説によれば、みなみのさんかく座も三角定規に見立てていたという。
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関連項目
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