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この項目は、 『勇者ライディーン』 『超電磁ロボ コン・バトラーV』 『超電磁マシーン ボルテスV』 『闘将ダイモス』 『未来ロボ ダルタニアス』 『超電磁大戦ビクトリーファイブ』 のネタバレを含みます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
月刊コミックラッシュで2010年から2014年まで連載されていた。
全2部(計40話)で単行本1~3巻に第1部、4~7巻に第2部が収録されている。
概要
『勇者ライディーン』生誕35周年として企画された作品で、作中でも同様に原作から35年後が舞台になっている。さらには『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の続編でもあり、5体ものスーパーロボットが共演することになる。
前作同様、本作初出の設定が多々あるため原作設定との混同には注意が必要である。オフィシャルでは(ry
第1部と第2部の間には、ギャグテイストのミニシリーズ『ゴッドバードひよこ』が展開されていた。
あらすじ
第1部
ライディーンを始めとするスーパーロボット達の戦いから35年後。平和の中で彼らの戦いも忘れられようとしていたとき、突如として化石獣が現れる。平穏な日々が踏みにじられる中、不思議な声に導かれた少女・囀晶の前に、かつて妖魔帝国と戦ったライディーンが姿を現した。
30年の時を経て地球へ帰還した超電磁ロボット軍団も巻き込み、ライディーンと妖魔帝国の戦いが再び幕を開けた。
第2部
ライディーンや超電磁ロボの活躍で妖魔帝国の危機が去ってから数ヶ月後。晶は中学3年生になり、他の面々も平和のために忙しい日々を送っていた。
しかし"こちらの世界"のベラリオスが発掘されるのと時を同じくして、妖魔の影が三度動き始めていた。
主な登場人物
オリジナル
- 囀晶
- 本作の主人公。陸上部に所属する中学2年生の少女。ひびき洸によってライディーンの代理パイロットに選ばれ、妖魔帝国と戦うことになる。ライディーンを操縦できることから、ムー王家の血を引くか、強力なサイキックの持ち主ではないかと見られている。
- 第1話などで見えていた縞パンは、第1巻の帯で大張正己氏に作者の各原作への愛と共に「燃える!!!」と表された。
- ちどり、ツバメ、白鳥
- 晶のクラスメイトたち。第2部では行動を共にすることになる。
- 奈良麗美
- 『ライディーン』に登場した明日香麗の娘。ライディーンのパイロット候補生。
- カーク・スクエア
- 第2部に登場。国連軍機動兵器部隊参謀長で、"あの"三輪防人のシンパ。ワーバラオに扇動され、軍事力によりキャンベル・ボアザン・バームの支配を目論む。
- ワーバラオ
- 妖魔大帝バラオを生み出した存在。妖魔帝国の祭官ベロスタンの肉体を借り、暗躍を始める。
勇者ライディーン
- ひびき洸
- 『ライディーン』の主人公。原作の戦いの後、遥かな未来での戦いのためにライディーンによってクリスタルの中で眠りについている(そのため、歳は取っていない)。第1部中盤で復活し、第2部では晶の中学校に転入してくる。
- 桜野マリ
- 『ライディーン』のヒロイン。洸が眠りに就いたことで悲しみに暮れていたところをバラオに利用されてしまう。第2部では洸と共に晶の中学校に転入する。
- 荒磯ダン
- かつて妖魔帝国と戦った洸の親友。現在は戦艦チヨノフの艦長を務めている。
- 猿丸太郎
- ムトロポリスに所属していた天才。チヨノフで科学技術を担当する。
- プリンス・シャーキン
- かつて洸と戦った悪魔人の王子。バラオによって化石人として復活し、再びライディーンと戦うことになる。仮面を被った美形悪役キャラの走りだが、本作ではコミカルな場面も多い。
- 余談だが、彼とガルーダ、ハイネル、リヒテルの4人は担当声優が全員故・市川治氏である。なお『ダルタニアス』のクロッペン総司令官も市川氏が声を担当しているが、残念ながら登場しなかった。
- 妖魔大帝バラオ
- 妖魔帝国の帝王。マリの身体を依り代に復活する。シャーキン、ガルーダ、ハイネル、リヒテルの死に際の念を利用し、化石人として甦らせた。
- 祭官ベロスタン
- 妖魔帝国の祭祀長。ワーバラオに肉体を利用される形で登場する。
超電磁ロボ コン・バトラーV
- 葵豹馬
- バトルジェットのパイロット兼コン・バトラーVのメインパイロット。
- 浪花十三
- バトルクラッシャーのパイロット。
- 西川大作
- バトルタンクのパイロット。
- 南原ちずる
- バトルマリンのパイロット。30年の時を経てなお、未だにファンは多い。
- 北小介
- バトルクラフトのパイロット。第2部では社会勉強として晶の中学校に転入する。彼女に惚れているらしく、そのためか第2部では出番が多い。
- 四ッ谷博士
- バトルチームの指揮官にしてマグネバードの艦長。
- ロペット
- バトルチームをサポートするロボット。ライディーンが中心の上にコンバインに手間取ることもないため出番は皆無。
- ガルーダ
- バラオが甦らせた地球侵攻軍司令の大将軍。元々アンドロイドだったため、彼のみ化石人ではなく、海底に沈んでいた残骸を回収・修復したもの。
超電磁マシーン ボルテスV
- 剛健一
- ボルトクルーザーのパイロット兼ボルテスVのメインパイロット。
- 峰一平
- ボルトボンバーのパイロット。
- 剛大次郎
- ボルトパンザーのパイロット。
- 剛日吉
- ボルトフリゲートのパイロット。第2部では大学受験を控えており、地味に時の流れを感じさせる存在。
- 岡めぐみ
- ボルトランダーのパイロット。
- ハイネル
- バラオが甦らせたボアザンの王子。死に際の描写が前作第2部と食い違っていたりする。
闘将ダイモス
- 竜崎一矢
- ダイモスのパイロット。
- エリカ
- バーム星人である一矢の妻。前作第2部には事情があり登場しなかったが、別にそういうことではなかった。
- カイロ
- ダイモビックのサポートロボット。ロペット共々、前作以上に影が薄い。
- リヒテル提督
- バラオが甦らせた地球攻撃軍提督で、エリカの実兄。
- 夕月京四郎
- かつて一矢と共に戦っていた男で、第2部で晶の危機に駆けつけた。前作に登場しなかったのは、バーム星人との戦いで大怪我を負っていたためとのこと。
- 三輪防人
- 国連地球防衛軍太平洋本部司令長官兼日本防衛庁長官…だった男。過激な異星人排斥主義者で、バーム星人との戦いの後も異星人排斥運動を繰り返していた。国連刑務所に投獄されていたが、スクエアの手により脱獄する。
未来ロボ ダルタニアス
本作に登場する彼らは、『ビクトリーファイブ』と違い"こちらの世界"の人物であり、「もしもザール星間帝国が攻めてこなかったら」というifな存在である。
- 楯剣人
- 原作とは違い、30代の中小ゲーム会社社長になっている。年齢や立場は違えどエリオス星王家の血はちゃんと引いており、江戸っ子気質も同じ。第2部で晶達と出会い、ダルタニアスに乗ることになる。
- 柊弾児
- 剣人の会社で働きながら司法試験合格を目指している。剣人に巻き込まれ、ガンパーのパイロットになることに。
- 白鳥早苗
- 晶の担任教師で、クラスメイトの白鳥のおば。彼女が"向こうの世界"の剣人たちの写真に反応したことから、"こちらの世界"の剣人たちが晶と出会うことになった。
- 畑田之助、軽井学、小丸次郎、おちゃめ
- 彼らも成長した姿で登場し、剣人の会社に勤めている。さすがにトン助はいなかった。
- アール博士
- エリオス王家の忠臣。剣人にエリオス王家復興を頼み込むが、環境が大きく違うために全く聞き入れられていない…というか信じてすらもらっていなかった。
超電磁大戦ビクトリーファイブ
登場メカ
- ライディーン
- 現代に甦ったムー帝国の巨大ロボット。身長52m、重量350t。35年前、ひびき洸と共に妖魔帝国と戦った。眠りに就いた洸に代わり、晶がフェード・イン(搭乗)する。本作では人面岩ではなく、ライディーン専用母艦チヨノフに格納されている。
- 左腕の弓・ゴッドゴーガンや右腕の剣・ゴッドブレイカーなど、超電磁ロボに負けず劣らず多彩な武器を持つ。鳥型の戦闘機形態・ゴッドバードに変形することが可能。最大の武器は「ゴッド・ラ・ムー」の声を超音波に変換して叩きつけるゴッドボイスで、搭乗者にも負担を強いる諸刃の技。本作では使用時に内部構造を組み替えているという設定が付け加えられている。
- 月のライディーン
- ムー大陸で眠っていた、太陽のライディーン(原作に登場した方)と対になる存在。全身が黒く、武器や角は金色。本来太陽のライディーンに装備されるはずだった大剣と盾を装備している。太陽のライディーンと共に真の力を発揮する。妖魔帝国に利用されたが、紆余曲折を経て晶が搭乗者となる。
- チヨノフ
- 新たに建造されたライディーンの専用母艦。マグネバードの艦首下部に合体できる。名前の元ネタはライディーンと同じく実在の力士から取られている。
- コン・バトラーV
ボルテスV
ダイモス
フォボス - ライディーンと同じく、平和のために戦ったスーパーロボット軍団。フォボスは前作で登場したダイモス2号機。
- ダルタニアス
- 前作と違い、本作に登場するのは"こちらの世界"のダルタニアスである。ベラリオスが発掘されたことで存在が発覚した。パイロットである"こちらの世界"の剣人達が30代の若葉マークであるため、戦力的には他のスーパーロボットに一歩劣る。それをカバーすべく、各部に装甲を追加した強化形態が登場した。
- 超電磁戦艦マグネバード
- 超電磁ロボの母艦。ワープエンジンが故障したため、亜光速航法で30年の時をかけ地球に帰還してきた。
関連動画
関連商品
関連項目
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