ゴッド・リーとは、原作:貴屋悠、作画:橘賢一による漫画『テラフォーマーズ』に登場する架空のキャラクターである。
単行本10巻同梱のOVAにおけるキャストはジャンプ漫画のネタキャラに定評のある津田健次郎氏。
門を曲がった拍子に概要があるのがそんなに珍しいか?日本人…
原作の第一部に相当する「バグズ2号編」に登場する人物。
イスラエル人の26歳。身長180cm、体重80kg。好きなものは戦闘で、嫌いものは戦争。
幼少期からイスラエルの武装勢力の一員として戦い続けてきた筋金入りの戦士であり、バグズ2号のメンバーでは誰よりも戦闘慣れしているため生身でも高い戦闘力を持つ。そのせいか自分の力に絶対の自信を持っている。
火星でのテラフォーマーたちとのファーストコンタクト後、彼らの巣を見つけるために単独で調査に赴き、「何か」を見つけた後にテラフォーマーと交戦。作中で初めて変身しバグズ能力(後述)を使用するも、想像以上の進化を遂げたテラフォーマーには効かず、あえなく頭半分を引きちぎられて死亡。
この間、実に単行本で6ページほどのことであった。
その後、第二部の「アネックス1号編」でも詳細は伏せるが間接的に登場し、更なる悲劇を呼ぶことになる。
大層な名前や人物設定の割に、あっけなく死亡してしまうかませ犬的なポジションであることや個性的なセリフの数々もあってか、ネット上ではカルト的な人気を誇り、ファンからは親しみをこめて「リーさん」と呼ばれることが多い。
なお、
という描写から、実はテラフォーマーの群れに対しナイフ一本で一時間以上渡り合った強者なのではないかという希望的観測説がまことしやかにささやかれている。
なお、7巻の一部店舗特典として付属した小冊子によれば、バグズ2号クルーで行われた腕相撲大会では蛭間一郎に次ぐ2位の座を獲得しており、小吉やデイヴス艦長よりも順位は上回っていた。
バグズ能力
バグズ手術のベースはミイデラゴミムシ。所謂屁っぴり虫である。
この虫は体内で過酸化水素とハイドロキノンを合成することで、超高温の「ベンゾキノン」を放出することができる。
それを人間大のスケールで行えば最早屁っぴり虫では済まず、火炎放射器さながら大爆発を起こす。
リーの場合は両掌の噴出口からベンゾキノンを放出する。極めて戦闘向きな能力であり、高温に弱いゴキブリに有効とされていたがテラフォーマーには全く通用しなかった。
余談だが、実際のミイデラゴミムシが放出するベンゾキノンは100℃程度である。
確かに昆虫が放出する気体としては超高温ではあるが、それを人間に一瞬浴びせた所で火傷を負わせる事すらできない。それを人間大のスケールで行っても温度が上がるかどうかも疑問である。
更に言えば…(以下ネタバレ反転)後にテラフォーマーが使用した際、浴びせられた人間は火傷一つ負わなかったが、変わりに胸に風穴を開けられて死亡している。
これらの事実を踏まえると、元から温度よりも射出力に期待されていた能力とも考えられる。
ゴッド語録
- 門を曲がった拍子に首を折られて死ぬのがそんなに珍しいか? 日本人…
- んーだよ 借金まみれでクソムシみてえな生活してた女が 手術で本当にクソムシになって クソムシみてえに死んだのがそんなに悲しいか? あ?
- ―って政府の人間も思ってるぜ? どうせな
- 俺がやる ゴキブリならば「高熱」に弱いはずだ
- まずは奴らの巣をつきとめてくる 一時間で戻るぜ
- 一人でいい サムライやムエタイボクサーについて来られても 足手まといなだけだ
- ……何だありゃあ…
- 悪いが…先手必勝でやらせてもらう
- 面白ェ…!!
俺がやる 関連動画ならば高熱に弱いはずだ
―が しかし 関連項目死なず
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