- ポケモンの関連項目一覧 > ゴーストタイプ
ゴーストタイプとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのタイプの一つである。
概要
- 主に幽霊やお化けがモデルのポケモンだが、愛嬌がありカワイイポケモンも多い。だが図鑑の説明では人を殺したりするなど恐ろしい内容を含む者が大半である。
- 幽霊とはいえ他タイプと同様に交配でタマゴを産める。瀕死にもなる。霊というより「ゴースト」という枠の生き物と認識したほうがよさそうである。
- 種類が少ないタイプである分、出現場所も狭い範囲に偏り、墓場やいわくつきの場所では頻繁に出現する。半分以上がアイテムや通信交換による特殊な進化方法を持つ。
- 得意な攻撃範囲があくタイプと被るが、防御側としてはメジャーな格闘タイプを無効にできるゴーストに分がある。防御範囲はあくタイプと逆でゴーストに効くものはあくに効かず、あくに効くものはゴーストに効かない。
- タイプとして一貫した能力傾向はないが、個々のポケモンの能力配分がそれぞれ異なる方向に大きく偏っており、それぞれの能力について全ポケモン内でも上位に食い込めるポケモンが存在している。
そうでないポケモンは特殊で強力な特性を保持している場合が多く、独特の戦法が取れる。
みんなちがって、みんないいを地で行っており、結果的に不遇ポケモンは少ない。 - エキスパートトレーナーは多く第6世代を除き、各世代ごとに1人ずついる。しかし、ゴーストタイプの数が少ないため、進化前のポケモン、時として同じポケモンを2体以上使ったり、初代に至っては毒タイプも兼用していた。しかし第5世代で四天王シキミがようやく手持ち全員の系統がバラバラな4匹パーティ、さらに強化後は史上初の6匹パーティを実現した。ゴーストポケモンも増えたものである(遠い目)。
- ゴーストタイプを含むポケモンは全73種で、最終進化形で数えると47種。かつては全タイプ中最も少ないタイプであった。第6世代で新登場のフェアリーが最少となったが、第7世代であっさり追い抜かれたと同時に今度はこおりタイプが数を下回っている。
タイプの特徴
エキスパートトレーナー
キクコ | マツバ | フヨウ | メリッサ | シキミ | アセロラ |
---|---|---|---|---|---|
オニオン | ライム | ||||
タイプ相性
\攻 防\ |
攻撃側のタイプ | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
||
防 御 側 の タ イ プ |
ゴースト | × | × | △ | △ | ○ | ○ | ||||||||||||
ゴースト/ ノーマル |
× | × | △ | △ | × | ○ | |||||||||||||
ゴースト/ ほのお |
× | △ | ○ | △ | △ | × | △ | ○ | ▲ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | |||||
ゴースト/ みず |
× | △ | △ | ○ | ○ | △ | × | △ | △ | ○ | ○ | △ | |||||||
ゴースト/ でんき |
× | △ | × | △ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | △ | |||||||||
ゴースト/ くさ |
× | ○ | △ | △ | △ | ○ | × | △ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
ゴースト/ こおり |
× | ○ | △ | × | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||
ゴースト/ かくとう |
× | × | △ | ○ | ○ | ▲ | △ | ○ | ○ | ||||||||||
ゴースト/ どく |
× | △ | × | ▲ | ○ | ○ | ▲ | ○ | ○ | △ | |||||||||
ゴースト/ じめん |
× | ○ | × | ○ | ○ | × | ▲ | △ | △ | ○ | ○ | ||||||||
ゴースト/ ひこう |
× | ○ | △ | ○ | × | △ | × | ▲ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
ゴースト/ エスパー |
× | × | △ | △ | ◎ | ◎ | |||||||||||||
ゴースト/ むし |
× | ○ | △ | × | △ | △ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
ゴースト/ ドラゴン |
× | △ | △ | △ | △ | ○ | × | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
ゴースト/ あく |
× | × | △ | × | ○ | ||||||||||||||
ゴースト/ はがね |
× | ○ | △ | △ | × | × | ○ | △ | △ | ▲ | △ | ○ | △ | ○ | △ | △ | |||
ゴースト/ フェアリー |
× | × | ▲ | ○ | × | ○ | |||||||||||||
防/
/攻 |
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
攻撃側のタイプ |
- ◎…ダメージ×4(こうかは ばつぐんだ!)
- ○…ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
- 空欄…ダメージ×1
- △…ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
- ▲…ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
- ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
- 耐性の傾向は、エスパーと似ているが、エスパー耐性以外はこちら大きく勝っている。全タイプ中唯一無効化できるタイプが2つあり、数の多いノーマルと強力な格闘を無効化できるのが最大の長所。生きていないせいか毒に強く、五分の魂しかない虫にも強い。弱点もマイナーなものが2つだけと耐性は優秀。尚、第1世代ではむし耐性はなかった。
- ゴースト同士だと直撃でもするのかゴースト自身が弱点になっている。攻撃範囲の似る悪タイプにも弱い。
これらはサブウェポンとしてノーマルタイプ、格闘タイプ、エスパータイプがよく持っているので注意。
ただし、どちらも威力100超の技は事実上ないため不一致で使われても致命傷にはなりにくい。 - 第4世代から幽霊以外がモデルのポケモンが登場し、複合タイプが増えた。複合タイプは弱点が耐性で打ち消されず増えてしまうことが多いが、あくタイプとは耐性が絶妙にズレているため弱点はフェアリーのみになる。
- 「みやぶる」、「かぎわける」を使用すると、ノーマルタイプ、かくとうタイプの技が効くようになる。特性が「きもったま」の場合も同様。
技
\防 攻\ |
防御側のタイプ | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
ゴースト技 |
× | ○ | ○ | △ |
- 半減と無効が計2つしかなくどんな相手にも有効打を与えられるが、弱点を突ける相手も少なく技の威力も低めなためアタッカーのメインウェポンとするには心もとない。
ゲンガーやシャンデラなどは複合タイプの技を主力としたり、弱点を突きやすいサブウェポンと併せて使われる。 - かくとうタイプの技と併せて、ノーマル・ゴースト複合(ヒスイゾロア系統)を除いた既存のほぼ全ての複合タイプに等倍以上のダメージを与えることができる。
- 初代でゴースト技はダメージ固定の「ナイトヘッド」と威力20の「したでなめる」のみで、バグのためエスパーには効果がなかった。
- 技のぶつり、とくしゅがタイプごとに設定されていた第3世代までは、全ての攻撃技がぶつり技扱いだった。これは上述のとおり初代のゴーストタイプの攻撃技が「したでなめる」と「ナイトヘッド」しかなく、このうちナイトヘッドはレベル参照の固定ダメージ技であることからしたでなめるのイメージで決定したためと推測される。
しかしゴーストタイプ自体のイメージにも第2世代までのゴーストポケモンの能力配分にも合っておらず、せっかく追加されたまともな攻撃技の「シャドーボール」も上手く使いこなせていなかった。 - 第6世代からは今まで半減されていた鋼タイプに対して等倍で通るようになり等倍範囲が拡大。
相変わらず技の威力は弱いものの一貫性がかなり高くなり安定性が向上、悪と異なりフェアリーに等倍なのも○。
主な技
シャドーダイブ / ぶつり技 威力120 命中100 PP5~8
ゴーストダイブ / ぶつり技 威力90 命中100 PP10~16
1ターン目に攻撃を回避し、2ターン目に攻撃する。まもるやみきりを使った場合でも貫通する。
シャドーダイブはギラティナ専用の物理技。ゴースト技最大威力。
2ターン掛かる攻撃技が使われない理由の一つ「まもる」を貫通する効果は大きい。主に耐久型のギラティナが使用する。
ゴーストダイブは第6世代から追加された上記のシャドーダイブの廉価版。言わばゴースト版そらをとぶ。
相手依存のポルターガイストを除くと最大威力の汎用物理技だが、2ターン掛かるという意味でやはり耐久寄りの技であると言える。
そらをとぶ等と異なりまもるみきりは怖くないが、ノーマルタイプにこられると無効化されてしまう。
第8世代では1ターン目に攻撃を回避できる性質を利用してダイマックス枯らしとしての使い道が生まれた。ドラパルトはこれ以外に碌なゴースト物理技がないがダイマックス時に限りこの問題を解消できる。
ポルターガイスト / ぶつり技 威力110 命中90 PP5~8 対象がアイテムを装備していないと不発。
鎧の孤島で追加された技。
敵の装備アイテムを操って攻撃する。成功時にはアイテム名がアナウンスされる為、おみとおしのように相手が何を持っているのかがわかる一石二鳥の技である。
技の性質上丸腰のポケモン相手には必ず失敗するので相手がアイテムを能動的に消費する手段を有しているか否かなどをしっかり判断して使う必要がある。おみとおしを持つヨノワールならばその辺の判断は比較的しやすいか。
待望の高威力ゴースト物理技だがヒトツキ種、ミミッキュ、ドラメシヤ種といった第8世代環境のメジャー所は悉く習得不可能であり、彼等に枠を取られがちな中堅以下のゴースト物理アタッカーに対する救済としての側面が強い技である。特に奇石サマヨールとは攻撃面での差別化が要求されていたにもかかわらず一致物理技がシャドーパンチ止まりだったヨノワールにとっては朗報と言える。
シャドークロー / ぶつり技 威力70 命中100 PP15~24 急所に当たりやすい。
実質ゴースト物理最強技。
物理ゴーストアタッカーのヨノワール、ゴルーグはこの技を覚えないので、ギルガルドやジュペッタが使用する。
ゴルーグには必要ない技だが、ヨノワールが覚えないのは少々痛い。ゴーストタイプの物理攻撃はかなり冷遇されているといえる。実体がないと考えれば仕方ないともいえるが。
サブウェポンとしては、つじぎりとの選択で格闘タイプ、ノーマルタイプに採用される。交代先のノーマルに無効化されないのがつじぎり、交代先の格闘・フェアリーに半減されないのがシャドークロー程度の差。テラキオン等の存在を考えるとやや価値は上がったといえる。カクレオンに持たせへんしょく+スキルスワップの後にシャドークローを連発するというコンボにも用いる。
シャドーパンチ / ぶつり技 威力60 命中--- PP20~32 必ず命中する。
第3世代より登場したゴーストタイプの物理技。
主な使い手はシャドークローを覚えないヨノワールやゴルーグなど。
ゴルーグは特性てつのこぶしの場合シャドークローを超える威力となるが、ヨノワールは鎧の孤島の教え技でポルターガイストを習得するまでは威力60のこの技が最高威力のタイプ一致物理技だった。
かげうち / ぶつり技 威力40 命中100 PP30~48 先制攻撃できる。
シンプルな先制技。ジュペッタ、ヨノワール、エルレイド、ヌケニンなどに採用される。
一応ムウマージなど特殊アタッカーも覚える。
グラフィック上はそう見えないが接触技である。うっかりヌケニンでサメハダーに突撃したりしないよう注意。
シャドーレイ / とくしゅ技 威力100 命中100 PP5~8
相手の特性を無視して攻撃する。
ルナアーラ・月食ネクロズマが使用可能な、ゴーストタイプ特殊最強技。
ゴーストタイプに加えてかたやぶり内蔵という異常なまで通りの良さを誇るが、シャドーボールに比べPPがかなり少ないためその点には注意が必要。
尚、ソルガレオやルナアーラ自身の持つ「メタルプロテクト」「ファントムガード」は無効化できない。
シャドーボール / とくしゅ技 威力80 命中100 PP15~24
20%の確率で相手のとくぼうを1段階下げる。
ゴーストタイプ特殊最強技。
ゲンガーやムウマージのメインウェポンだが、所詮威力80なため特攻130を誇るゲンガーでも大した火力は出ない。
同族対策にエスパータイプのサブウェポンにもよく選ばれる。第2世代に初登場したが当時のゴーストタイプはみんな攻撃<特攻だったので、当時物理技だったこの技をまともに扱うことが出来なかった。3世代ではジュペッタやヌケニンのメインウェポンであった。第4世代からは特殊技になり、今までのゴーストタイプも使えるようになった。
なお第4世代で特殊技になるまでは「追加効果で特防が下がる物理技」というちぐはぐな効果の技だった。
特殊アタッカーの習得者も多かったことから全くの無駄にはなっていなかったかもしれないが。
たたりめ / とくしゅ技 威力65(第5世代までは50) 命中100 PP10~16
状態異常の相手に対して使うと威力が2倍になる。
第5世代で登場。条件が整えば火力が高い。ゴルーグ、ミカルゲ等を除き大半のゴーストは覚える。
ゴーストタイプは催眠術、鬼火、電磁波といった状態異常技の使い手が多い点は相性がいい。
第5世代までは威力が50しかなく小回りの効かなさからシャドーボール安定だったが、第6世代からは素の状態でも威力65まで出せ、状態異常という緩い条件で威力130が狙えるので、初手で補助技を使うことが多いか耐久型のゴーストタイプならこちらもアリか。
ナイトヘッド / とくしゅ技 威力--- 命中100 PP15~24
自分のレベルと同じ値の固定ダメージを与える。
初代からある由緒正しいゴーストタイプの技の一つ。
攻撃系のステータスに関係なくダメージを与えることができるため、耐久型ポケモンのダメージソースに向いている。
あくむ / へんか技 威力--- 命中100 PP15~24
相手を「あくむ」状態にし、毎ターン最大HPの1/4のダメージを与える。相手が「ねむり」状態の間のみ有効。
眠っている相手にダメージを与える、文字通り「悪夢」。第2世代では技マシンが存在した。
ダークライが使用すると、特性「ナイトメア」も併せて相手のHPをゴリゴリ削ることができるが、ねむり状態が弱体化した最近では使用されることはほとんどない。
ちなみに、英語版ではこちらの技が「Nightmare」という名称である。特性「ナイトメア」は「Bad Dreams」という名称となっている。
あやしいひかり / へんか技 威力--- 命中100 PP10~16
相手を「こんらん」状態にする。
ストーリー中では最も厄介なゴーストタイプの補助技。ゴーストタイプの殆どが覚える。命中100の混乱技で、いばるのようなリスクもないので安心して撃てる。野生のゴルバットにあやしいひかり→くろいまなざしをやられて「UZEEEEEEEE!!」となった人もいるだろう。対戦でもやられると厄介。混乱は引っ込めると直るので、相手の交換を誘う技にもなる。
おんねん / へんか技 威力--- 命中--- PP5~8
自身を「おんねん」状態にし、おんねん状態の間に相手の技でひんしになった場合、その時使用された技のPPを0にする。
みちづれと似たような効果を持つ技。
基本的には相手をひんしにさせる効果であるみちづれの方が有用であるが、こだわり系アイテムを持つ相手に使用し、後続の味方の積む起点を作るといったような使い方もできる。
のろい / へんか技 命中--- PP10~16 ゴーストタイプとそれ以外が使ったときで効果が異なる。
第4世代まではゴーストタイプの技ではなく「???タイプ」と言う分類だったが、第5世代でゴーストタイプの技に変更されている。
のろい(ゴーストタイプ以外が使った場合)
自身のこうげきとぼうぎょをそれぞれ1段階ずつ上げるが、すばやさが1段階下がってしまう。
通称「鈍い」。ビルドアップのような積み技だが、鈍くなるデメリットがある。
すばやさが低い代わりに耐久力と攻撃力に優れたポケモンと相性が良く、カビゴン、ブラッキー等が攻勢に転ずるために使ったり、ハガネールが遅いほど威力の上がる「ジャイロボール」に繋げたり、すばやさの高いミルタンクが「相手の攻撃が飛んでくる前に硬くなる」ために使ったりもする。
第2世代においてはこの技が、基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可能であり、タマゴによる引継ぎのお手軽さ、努力値の仕様もあり使用率はとても高かった。ある意味第2世代のカビゴン、ルギアを象徴する技。現在も第2世代ほどではないが覚えるポケモンは意外と多い。クロバットなど思わぬポケモンがのろってきたりするか?
のろい(ゴーストタイプが使った場合)
現在のHPから最大HPの1/2分のHPを削り、相手にのろいをかける。
(この効果はまもるやみきりを貫通する。)
のろいを受けた相手は、ターンごとに最大HPの1/4ぶんのHPが減っていく。
現在のHPが最大HPの1/2以下の場合、使ったポケモンはそのままひんし状態になる。
相手がすでにのろい状態のとき技は失敗し、HPも消費しない。
自らの体力を削って相手にのろいをかける。本来の意味での「呪い」。
相手に継続的にダメージを与える技の中で最大ダメージ量だが、自身のHPを削るデメリットは大きく、死に際や自主退場に使う技としても中途半端。「いたみわけ」とコンボにする手もあるがリスクは高い。
ハロウィン / へんか技 威力--- 命中100 PP20 1体のタイプにゴーストタイプを追加する。
第6世代で追加された、他のポケモンをゴーストっぽくする技。
みずびたしと異なりタイプ追加となり、複合タイプに使うと3タイプを持った状態になる。
追加されるのがゴーストというのが意外と重要で、自身のゴースト技で弱点をつけるようになる他、ダブルやトリプルで格闘4倍に泣かされている味方を守ったり、「鈍い」を「呪い」に変えて積めなくしたりできる。
バケッチャ系列が覚えるがLvで覚えられる機会が何度もあり忘れさせてもしつこく覚えようとする、やはりジャック・オー・ランタンの存在意義なのであろうか。
みちづれ / へんか技 威力--- 命中--- PP5~8
自身を「みちづれ」状態にし、みちづれ状態の間に相手の技でひんしになった場合、相手のポケモンもひんしにする。みちづれ状態は自身が他の技を使うか交代すると解除される。
(第7世代から)連続で出すと失敗する。
体力に関係なく相手を葬るゴーストタイプを代表する恐るべき技。
「ひんしにする」効果であるため、ぜったいれいどの様な一撃技とは異なりきあいのタスキも関係ない。
相手のポケモンを倒した後、この技で無理やりもう一体持っていくというのが理想的な使い方。
ひんしにされる前に使わなければ意味がないため、素早さの高いゲンガー、ユキメノコ、ムウマージが主に採用する。
強力な効果であるぶん警戒されやすく、しばしば攻撃するか否かの読み合いを発生させる技。
第7世代からは連続で使用すると失敗するようになった(「まもる」等と違い確実に不発となる)。つまりは1回読みを外すと自分だけお陀仏がほぼ確定ということであり、かなり厳しくなったと言える。
なおみちづれを使ったポケモンが次に行動するまで効果は持続するため、使われた次のターンに先制して倒してしまうとみちづれされてしまう。初心者は当該ターンのみと勘違いしやすいので注意しよう。
最終進化系 種族値表
ポケモン | タ イ プ 1 |
タ イ プ 2 |
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
合 計 |
ゲンガー | ゴースト | どく | 60 | 65 | 60 | 130 | 70 | 110 | 500 |
ガラガラ (アローラ) |
ほのお | ゴースト | 60 | 80 | 110 | 50 | 80 | 45 | 425 |
(「ふといホネ」所持) | 60 | 180~ 212 |
110 | 50 | 80 | 45 | 525~ 557 |
||
バクフーン (ヒスイ) |
ほのお | ゴースト | 73 | 84 | 78 | 119 | 85 | 95 | 534 |
ヌケニン | むし | ゴースト | 1 | 90 | 45 | 30 | 30 | 40 | 236 |
ヤミラミ | あく | ゴースト | 50 | 75 | 75 | 65 | 65 | 50 | 380 |
ジュペッタ | ゴースト | - | 64 | 115 | 65 | 83 | 63 | 65 | 455 |
フワライド | ゴースト | ひこう | 150 | 80 | 44 | 90 | 54 | 80 | 498 |
ムウマージ | ゴースト | - | 60 | 60 | 60 | 105 | 105 | 105 | 495 |
ミカルゲ | ゴースト | あく | 50 | 92 | 108 | 92 | 108 | 35 | 485 |
ヨノワール | ゴースト | - | 45 | 100 | 135 | 65 | 135 | 45 | 525 |
ユキメノコ | こおり | ゴースト | 70 | 80 | 70 | 80 | 70 | 110 | 480 |
ロトム | でんき | ゴースト | 50 | 50 | 77 | 95 | 77 | 91 | 440 |
デスカーン | ゴースト | - | 58 | 50 | 145 | 95 | 105 | 30 | 483 |
ゾロアーク (ヒスイ) |
ノーマル | ゴースト | 55 | 100 | 60 | 125 | 60 | 110 | 510 |
ブルンゲル | みず | ゴースト | 100 | 60 | 70 | 85 | 105 | 60 | 480 |
シャンデラ | ほのお | ゴースト | 60 | 55 | 90 | 145 | 90 | 80 | 520 |
ゴルーグ | じめん | ゴースト | 89 | 124 | 80 | 55 | 80 | 55 | 483 |
ギルガルド (シールドフォルム) |
はがね | ゴースト | 60 | 50 | 140 | 50 | 140 | 60 | 500 |
ギルガルド (ブレードフォルム) |
60 | 140 | 50 | 140 | 50 | 60 | 500 | ||
オーロット | ゴースト | くさ | 85 | 110 | 76 | 65 | 82 | 56 | 474 |
パンプジン(小) | くさ | ゴースト | 55 | 85 | 122 | 58 | 75 | 99 | 494 |
パンプジン(中) | 65 | 90 | 122 | 58 | 75 | 84 | 494 | ||
パンプジン(大) | 75 | 95 | 122 | 58 | 75 | 69 | 494 | ||
パンプジン(特大) | 85 | 100 | 122 | 58 | 75 | 54 | 494 | ||
ジュナイパー | くさ | ゴースト | 78 | 107 | 75 | 100 | 100 | 70 | 530 |
オドリドリ (まいまい) |
ゴースト | ひこう | 75 | 70 | 70 | 98 | 70 | 93 | 476 |
シロデスナ | ゴースト | じめん | 85 | 75 | 110 | 100 | 75 | 35 | 480 |
ミミッキュ | ゴースト | フェアリー | 55 | 90 | 80 | 50 | 105 | 96 | 476 |
ダダリン | ゴースト | くさ | 70 | 131 | 100 | 86 | 90 | 40 | 517 |
ズガドーン | ほのお | ゴースト | 53 | 127 | 53 | 151 | 79 | 107 | 570 |
ポットデス | ゴースト | - | 60 | 65 | 65 | 134 | 114 | 70 | 508 |
サニゴーン | ゴースト | - | 60 | 95 | 50 | 145 | 130 | 30 | 510 |
デスバーン | じめん | ゴースト | 58 | 95 | 145 | 50 | 105 | 30 | 483 |
ドラパルト | ドラゴン | ゴースト | 88 | 120 | 75 | 100 | 75 | 142 | 600 |
レイスポス | ゴースト | - | 100 | 65 | 60 | 145 | 80 | 130 | 580 |
イダイトウ (オス) |
みず | ゴースト | 120 | 112 | 65 | 80 | 75 | 78 | 530 |
イダイトウ (メス) |
120 | 92 | 65 | 100 | 75 | 78 | 530 | ||
ラウドボーン | ほのお | ゴースト | 104 | 75 | 100 | 110 | 75 | 66 | 530 |
ソウブレイズ | ほのお | ゴースト | 75 | 125 | 80 | 60 | 100 | 85 | 525 |
アノホラグサ | くさ | ゴースト | 55 | 115 | 70 | 80 | 70 | 90 | 480 |
ハカドッグ | ゴースト | - | 72 | 101 | 100 | 50 | 97 | 68 | 488 |
コノヨザル | かくとう | ゴースト | 110 | 115 | 80 | 50 | 90 | 90 | 535 |
ハバタクカミ | ゴースト | フェアリー | 55 | 55 | 55 | 135 | 135 | 135 | 570 |
サーフゴー | はがね | ゴースト | 87 | 60 | 95 | 133 | 91 | 84 | 550 |
ヤバソチャ | くさ | ゴースト | 71 | 60 | 106 | 121 | 80 | 70 | 508 |
平均(禁止級・メガシンカ除く) | 73 | 88 | 85 | 91 | 86 | 75 | 497 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メガゲンガー | ゴースト | どく | 60 | 65 | 80 | 170 | 95 | 130 | 600 |
メガヤミラミ | あく | ゴースト | 50 | 85 | 125 | 85 | 115 | 20 | 480 |
メガジュペッタ | ゴースト | - | 64 | 165 | 75 | 93 | 83 | 75 | 555 |
平均(禁止級除く・メガシンカ込み) | 72 | 89 | 86 | 92 | 87 | 75 | 500 | ||
ギラティナ (アナザーフォルム) |
ゴースト | ドラゴン | 150 | 100 | 120 | 100 | 120 | 90 | 680 |
ギラティナ (オリジンフォルム) |
150 | 120 | 100 | 120 | 100 | 90 | 680 | ||
フーパ (いましめ) |
エスパー | ゴースト | 80 | 110 | 60 | 150 | 130 | 70 | 600 |
ルナアーラ | エスパー | ゴースト | 137 | 113 | 89 | 137 | 107 | 97 | 680 |
ネクロズマ (あかつきのつばさ) |
エスパー | ゴースト | 97 | 113 | 109 | 157 | 127 | 77 | 680 |
マーシャドー | かくとう | ゴースト | 90 | 125 | 80 | 90 | 90 | 125 | 600 |
バドレックス (こくばじょう) |
エスパー | ゴースト | 100 | 85 | 80 | 165 | 100 | 150 | 680 |
モモワロウ | どく | ゴースト | 88 | 88 | 160 | 88 | 88 | 88 | 600 |
平均(全て含む) | 78 | 92 | 88 | 97 | 90 | 78 | 521 |
- 各ポケモンにつき、最もステータスの伸びがいいものを赤、伸びにくいものを青で表示してます。
- (平均値は小数点以下を四捨五入)
- (持ち物によって常時ステータス補正の入るポケモンは、「努力値全振り時~努力値無振り時」で別途記載。
混乱を避けるため、補正の入ったステータスは平均値の計算からは除外。) - (ギラティナ・ギルガルド・パンプジンは全フォルムを平均値計算に含めている。)
- (ヌケニンのHPの種族値は特殊なため平均値計算から除外している。)
- 平均値を見ると、HPと素早さが低い事以外あまり特徴がないようにみえるが、個々をみれば配分が偏った極端な能力のポケモンが多い。方向性は違えど何かしらに尖った性能を持つのが特徴であると言える。
ゴーストポケモン全表
図鑑別
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タイプ別
ゴーストタイプのみ
ムウマ | サニーゴ (ガラル) |
ヨマワル | サマヨール | カゲボウズ | ジュペッタ |
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メガジュペッタ | ムウマージ | ヨノワール | デスマス | デスカーン | ヤバチャ |
ポットデス | サニゴーン | レイスポス | ボチ | ハカドッグ | |
コレクレー | |||||
(はこ) | (とほ) | ||||
ゴースト/ノーマル
ゾロア (ヒスイ) |
ゾロアーク (ヒスイ) |
---|---|
ゴースト/ほのお
ガラガラ (アローラ) |
バクフーン (ヒスイ) |
ヒトモシ | ランプラー | シャンデラ | ズガドーン |
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ラウドボーン | ソウブレイズ | ||||
ゴースト/みず
プルリル | ブルンゲル | イダイトウ | |||
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(オス) | (メス) | (オス) | (メス) | (オス) | (メス) |
ゴースト/でんき
ロトム |
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ゴースト/くさ
ボクレー | オーロット | バケッチャ | パンプジン | ジュナイパー | ダダリン |
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アノクサ | アノホラグサ | チャデス | ヤバソチャ | ||
ゴースト/こおり
ユキメノコ |
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ゴースト/かくとう
マーシャドー | コノヨザル |
---|---|
ゴースト/どく
ゴース | ゴースト | ゲンガー | メガゲンガー | モモワロウ |
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ゴースト/じめん
デスマス (ガラル) |
ゴビット | ゴルーグ | スナバァ | シロデスナ | デスバーン |
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ゴースト/ひこう
フワンテ | フワライド | オドリドリ (まいまい) |
---|---|---|
ゴースト/エスパー
フーパ (いましめ) |
ルナアーラ | ネクロズマ (あかつき) |
バドレックス (こくばじょう) |
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ゴースト/むし
ヌケニン |
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ゴースト/ドラゴン
ギラティナ | ドラメシヤ | ドロンチ | ドラパルト | |
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アナザー | オリジン | |||
ゴースト/あく
ヤミラミ | メガヤミラミ | ミカルゲ |
---|---|---|
ゴースト/はがね
ヒトツキ | ニダンギル | ギルガルド | サーフゴー | |
---|---|---|---|---|
シールド | ブレード | |||
ゴースト/フェアリー
ミミッキュ | ハバタクカミ |
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関連項目
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