ゴーヤーの日とは、5月8日がゴーヤ(5=ゴー、8=ヤー)という語呂合わせから、
1997年に沖縄県とJA沖縄経済連が定めた記念日である。
概要
ゴーヤーは、沖縄で多く食べられており、別名「ニガウリ」と言う。その名のとおり果肉は苦いがその苦みを活かした「ゴーヤーチャンプルー」などが有名である。そして、その苦さから好き嫌いが分かれるが、ゴーヤーを美味しく食べてもらおうと1997年に記念日(ゴーヤーの日)が制定された。5月8日に制定されたのはゴロ合わせと5月ごろからゴーヤーの生産量が増えることに由来している。
以前は、沖縄地方では「ゴーヤー」本州では「ニガウリ」と呼ばれることが多かったが沖縄料理ブームなどもあって(一説には2001年にNHKでOAされたドラマ「ちゅらさん」の影響であるとも言われている)沖縄以外でも「ゴーヤー」との呼び方が定着した。
ゴーヤーは、ビタミンCが多く、「健康にいい野菜」としても知られている。通常、ビタミンCは水に溶けやすいものだがゴーヤーはそれがあまりなく、加熱しても他の野菜のようにビタミンCが壊れない。更に1本あたりに含まれる量もトマトやレモンを上回るとされている。暑い夏を乗り切るのに最適な野菜といえよう。
近年では、窓の外にゴーヤーなどのつる科の植物を這わせて日光を遮り、室内を涼しくする「グリーンカーテン」にも用いられることも多く、その可能性が期待されている野菜である。
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