「将来もクソもねー、今だ今!今面白く生きなきゃ意味ねーだろ!」
ゴールドシップ(ウマ娘)とは、「ウマ娘 プリティーダービー」の登場キャラクター。
実在の競走馬、ゴールドシップをモチーフとするウマ娘である。CV:上田瞳
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この記事は第668回の今週のオススメ記事に選ばれました! よりうまぴょいできるような記事に編集していきましょう。 |
概要
誕生日 3月6日 身長 170cm 体重 測定不能 3サイズ B88/W55/H88
腰まで届く芦毛の銀髪が美しい。長身な上にそのロケットな胸と逆に細まった腰のくびれ、それに続く尻の膨らみという見事なプロポーション。涼し気な目元の大人っぽい顔つき。見かけだけは素晴らしい美人ウマ娘である。だが、一度口を開けば粗暴かつ豪胆にして毒舌。理性よりも面白さ優先の人生観、いやウマ生観の持ち主。とにかくその行動は突飛にして支離滅裂。一言で言えば残念な美少女である。
えんじ色の勝負服を身にまとい、今日も「ゴルシ」はターフを駆け抜けるのである。
本作はキャラクターの年齢設定がぼかされているものの、トレセン学園の「中等部」か「高等部」かという部分だけは明記されているのだが、その中でただ一人「学年:???」になっているという大いなる謎を秘めている。
アニメでの活躍
トレセン学園に編入してきたスペシャルウィークを、トレーナーの命によって拉致同然でチーム「スピカ」の本部に連れてきた。
トレーナーの指導に対しては適当に聞き流し、練習もマイペース。常にルービックキューブなどのアナログゲームをたしなみ、他のメンバーの練習の傍らでトランプタワー、一人で囲碁、指一本でスイカを割るなどの謎のチャレンジに精を出したりしている。
果ては、崖に極太の杭を打ち込んだりしている。それってひょっとして、あの\まっくのうち!まっくのうち!/なボクサーのトレーニングなのだろうか。
さらに、スペシャルウィークとタイキシャトルの模擬レースの時は、なぜか焼きそばの売り子をしていた。まったくもって行動原理がつかめないウマ娘である。
メジロマックイーンとは特別な縁を感じているようだが、実は彼女がメジロマックイーンにいたずらを仕掛けては、そのお返しで見事に撃退され続けるうちに奇妙な友情を感じるようになってしまったようなのだ。彼女の強引な誘いによって、メジロマックイーンはチーム「スピカ」に加入することになる。
第2期では「ゴルシちゃん号」と名付けたセグウェイに乗って登場するという、ウマ娘的にどうなのかという感すらある豪快なツッコミ待ちを見せる。
このゴルシちゃん号、2話では骨折したトウカイテイオーに気前良く貸し出され、さらに7話では故障中のミホノブルボンがライスシャワーを追いかけるためにテイオーから又貸しされて乗り回すという、一発ネタを通り越して地味に大事なアイテムと化している。
4話では、TM対決に臨むマックイーンが重い蹄鉄をつけての反復横跳びトレーニングをするためのハードル役に(なぜか)され、渋々応じる→スペが突然食べ物の話をする→動揺したマックイーンに踏まれる流れが繰り返され背中に大ダメージを負った。
他にマックイーンにちょっかいを出しては左目に怪我を負うという芸風も確立している。ウマ娘の怪我はシャレにならないはずなのだがゴールドシップに限っては元馬が異常に頑丈だからかギャグで流されている節がある。
ゲームでの扱い
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
82 | 96 | 100 | 77 | 70 |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
G | C | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | B | B | A |
史実のゴルシを忠実に再現した中長距離を得意としたパワー重視型★2[レッドストライフ]として初期実装。
固有スキルはゴルシのお家芸・超ロングスパートを再現しており、天皇賞春のような長距離レースだと第三コーナーどころか二周目の第二コーナーで発動することもあるため史実より恐ろしいと評判。
特に★3以降になると上記の通り効果が「速度が少しずつ上がる」という他に類を見ない文面に変化しており、ステータスが充分なら最下位からでも物凄い勢いで順位が上がり、場合によっては最後の直線に入った時点で大差をつけていることすらある。自分で使っても有用だが、CPUが使用しても強く、最終コーナーまで影も形もなかったゴルシが突然現れてあっという間に捲っていくレースはしばしば見られる。世代の都合上、今のところ他ウマ娘のシナリオには絡まずランダムでしか登場しないにもかかわらず大きなインパクトを残している。
シナリオ目標を進めるだけでは気づかない(クラシック級では目標に入っていないため)が、宝塚記念を2連覇すると選択肢によっては「来年はさらに熱くなってやる」と「ゲート難(デメリットスキル)」を取得するミニイベントがある。そんなこと再現しなくていいから…。まあ、追込では出遅れが発生してもデメリットは小さく、後方からしか発動しない固有スキルの安定度が高まるという見方すらできるので、残しておいてもいいが……
ちなみにゲートの出が良くなる「集中力」、その上位互換の「コンセントレーション」というスキルがあるのだが、このイベント発生時に習得しているとレアスキルでも容赦なく打ち消してゲート難になるため、笑えない事態に陥ったトレーナーもいるらしい。なお運が良ければ「ゲート難」ではなく「愛嬌○」や「後方待機」をもらえる他、選択肢によりこのギャンブルを避けることもできるので、史実再現はしたいけど120億を紙屑にされたトラウマ抉るのはちょっと……というトレーナーは無難な方の選択肢を選んでいただきたい。
サポートカードは全員共通のR[トレセン学園]に加え、エピソードがボーボボのあらすじめいたSSR[不沈艦の進撃]が初期実装。長距離・追込に特化した15個以上の豊富なスキルを習得可能な優秀なサポートなのだが、多すぎるため狙ってヒントを教えてもらうのは困難。ある意味ゴルシらしい。
しかし、そもそもリリース時点で追込にA適性を持っている育成ウマ娘はゴルシただ一人。同キャラ編成不可の仕様上、一番このサポートSSRを使いたいゴルシ本人の育成には使えないため、性能が低いわけでもないのに採用率が低い若干不遇なSSRになっている。習得レアスキルは汎用性の高い「曲線のソムリエ」ではあるが……。追込ウマ娘が追加された暁にはぜひとも使っていただきたい。
また、ゲームにおけるゴルシのもう一つの特徴として、言動の支離滅裂さが大幅強化されている。基本的に会話のキャッチボールが成立せず、「他媒体のゴルシ、まともだな……」と思わずにはいられない。
育成シナリオも他とは一線を画した大変カオスな内容となっている(同世代のウマ娘が全くいないので史実再現できないという都合もあるかもしれないが)。
極めつけにはG1やURAファイナルズで1位になると無邪気に喜んで駆け寄ってきたかと思ったら笑顔でトレーナーにドロップキックをかます。
ウマ娘の脚力に、蹄鉄を打った靴で蹴っ飛ばされるのである。やめてくださいしんでしまいます。ちなみにホームで「おっす!朝のドロップキック、おっぱじめっぞ!」と言い放つので日課になっていると思われる
固有の二つ名「破天荒」は、皐月賞・菊花賞・宝塚記念を含むG1を6勝以上かつファン数48万人以上が条件。
史実再現系だが縛りは緩めで、ファン数稼ぎさえしっかりできれば難度は低い部類。
メインストーリーでは第1章途中から登場。マックイーン一人になってしまったチームシリウスに加入する最初の(モブ以外の)ウマ娘であり、本筋には特に関わらないが名脇役として活躍。なお、ここに限っては前述の大幅強化は鳴りを潜めており、まともな方のゴルシである。
バーチャルYouTuber
なんと、ゴールドシップはバーチャルYouTuberとしても活動している。
詳細は当該記事へ→ゴールドシップ(バーチャルYouTuber)
関連ウマ娘
- トーセンジョーダン
- ホーム画面では朝に挨拶代わりのラリアットをかましたがり、育成ストーリーではハバネロと鷹の爪マシマシ激辛ディアボロ焼きそばを振る舞ったりするなど割と容赦がないが、好いてるのか嫌っているのかはよくわからない。なお、競走馬ゴールドシップはトーセンジョーダンを見つけ次第蹴りに行くレベルで目の敵にしていたことで知られる。
史実
父ステイゴールド、母ポイントフラッグ(母父はメジロマックイーン)。大型馬で体質に不安のある母に対し、小さく丈夫な馬を生むために小柄で頑丈な父との配合(ステマ配合)がなされたが、生まれてきたのは母方100%な芦毛の立派な馬体の子であった。
幸い体格に反し非常に頑丈で、しかも見た目だけでなくステイヤーとしての能力も偉大な祖父から受け継いでいた。
2011年に2歳馬でデビューし、いきなりの優勝を含めた50%の勝率をマークした。
翌年はいよいよクラシックに挑戦。皐月賞にて驚愕の追い上げ(通称ワープ)でG1初制覇を果たす。続く日本ダービーでは5着に終わったものの、菊花賞で再び勝ち、二冠馬として最後の有馬記念も制した。
その後は低迷と復活を繰り返しながらも6歳に至るまで第一線で走り続け、G1通算6勝という堂々たる成績を残して引退した。現在は種牡馬として現役。
だが、ゴールドシップを後世に語り継がれる馬たらしめる最大の理由は、その「気性難」という言葉に到底収まりきらないレース内外でのはっちゃけた振る舞いの数々にある。競馬ファンを時に笑わせ、時に一瞬で地獄へと叩き落とし、様々な意味で競馬界を賑わせた。
09年生まれと、20世紀生まれの馬が多数を占めるウマ娘のモチーフではかなり新しい世代(サトノダイヤモンドの登場まで最新だった。公式ポータルに載っているウマ娘に限ればまだ最新)ながら初期から登場しマックイーン(87年生まれ)やスペ(95年生まれ)らと並ぶレギュラー格となっているのも、その人徳もとい馬徳の賜物かもしれない。
詳細は当該記事へ→ゴールドシップ
余談だが、ゴールドシップの厩務員だった今浪氏はウマ娘をプレイしており、ゴールドシップの育成報告がツイートされ話題となった。
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https://twitter.com/TAKATOSHI_Gship/status/1365214690146537472
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関連項目
- メジロマックイーン(ウマ娘)
- ウマ娘 プリティーダービー
- ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
- 競走馬の一覧
- ゴールドシップ(バーチャルYouTuber)
- 上田瞳
- ぶっちぎりでイカれた女
- 黙っていれば美人
- ハジケリスト
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- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%28%E3%82%A6%E3%83%9E%E5%A8%98%29