サイガス・エイロニーとは、ゲーム『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』に登場する版権キャラクターオリジナルキャラクターである。
繰り返すがオリジナルキャラクターである。決してUCやOO、ボトムズの登場人物ではない。
※※注意※※ この記事は時獄篇のストーリーのネタバレを含む内容が記載されています。 既にクリアした方やどうでもいい方、クロノエイチに触れた方のみご覧ください。 |
概要
地球連邦軍に所属する准将であり地球至上主義のタカ派の筆頭。分からない人はダイモスの三輪長官やブルーコスモス、ティターンズのような人だと思えば大体あっている。
初登場は9話終了後の分岐シナリオ。プリペンダー司令のレディ・アンと連邦軍准将のカティ・マネキンが自部隊(後のZ-BLUE)に連絡を取った後に牽制をかける形で登場し以降も典型的な地球至上主義者としてネオ・ジオン殲滅を目的として活動していた。
その後、N2爆雷でテロリストごと人質を葬ろうとしたり氷の中から目覚めたタカヤ・ノリコ&ガンバスターを接収しようとし事のごとく失敗するが捨て駒としてクロノ保守派の末席への仮参加が認められ、コロニーとの全面戦争を進める。
その最期は58話。シャアとZ-BLUEによって時空修復が完了しアクシズ絡みの戦闘が終わった直後に戦艦8隻とジェガン28機を引き連れネオ・ジオン艦隊に一方的な攻撃を開始。
その虐殺を止めようとしたZ-BLUEとの戦闘を開始した所でクロノの協力者であったジェミニスの隊長、ガドライト・メオンサムの八つ当たり気味のMAP攻撃で艦隊が全滅。サイガス自身も凄い顔をしながら直後のガドライトの攻撃で乗艦ごと宇宙の塵と化した。
なお繰り返しになるが連邦軍の地球至上主義のタカ派という設定や顔グラからか、UCやOOやボトムズのキャラかと誤認されることがあるがれっきとしたオリジナルキャラクターである。
今作ではサイガスと同じようにスパロボDのオリジナル敵勢力であるメリオルエッセに溶け込んだビッグオーのシュバルツ・バルトが登場したが残念ながら絡みは無かった。
サイガス・エイロニーに関しての発言集
サイガス
「テロに屈しないことは連邦政府の方針だ。誠に遺憾ながら、ドーリアン外務次官らには平和への犠牲になってもらう」
21話より、ガンダムWのマリーメイア軍に戦争反対派のリリーナ・ドーリアンとナナリー・ヴィ・ブリタニアの両名が人質にとられている時の発言。
テロに屈しないというのは政府の方針として間違っていないのだが、何の救出措置も取らずN2爆雷でテロリストごと葬る理由にはならない。
ちなみに実際にはN2爆雷を耐えられる強度のシェルターがあったのでこの無差別攻撃は全くの無駄であった。
オットー
「…我々への報酬は。サイガス准将の悔しがる顔か…」
オットー
「悪くはないな」
同話エンドデモより、無事に上記の無差別攻撃を阻止した時のオットー・ミタス艦長の発言。
掲示板でも印象に残る台詞として挙げられた。
ノリコ
「あたしは、だ捕や引き渡しなんて言葉を使う人を信用できません」
ノリコ
「無論、そんな人達にガンバスターを好きにはさせません」
35話エンドデモより、別世界から転移してきたばかりのタカヤ・ノリコ&ガンバスターを本人の意思とは関係なく接収しようとしたサイガスに対して。
二言三言話しただけでこう判断されるサイガスの無能っぷりがよくわかるエピソードである。
サイガス
「な、何故だ!?我々はあなたの協力者として、教義を守り、人類のシンカを…」
ガドライト
「自分の星を売りとばしたような奴が偉そうに口を開くんじゃねぇよ!!」
ガドライト
「俺の前から消えろ、クソ野郎がっ!!」
サイガス
「そ、そんなぁぁぁぁぁっ!!」
58話より、サイガス最期の台詞。
ここで言われている「あなた」とは今作のオリジナル敵組織ジェミニスのこと。この時の会話からクロノの教義には人類のシンカが含まれているようである。本当に惜しい人を無くした。
余談ではあるがこの会話の直前にガドライドが吐いた台詞は完全に本人へのブーメランである。サイガスも彼にだけは言われたくなかっただろう。うるせえんだよ!この下衆野郎がっ!!
関連動画
5:26秒よりサイガス・エイロニー氏初登場
関連項目
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