サイゼリヤ単語

サイゼリヤ

1.9千文字の記事

掲示板へ

記事編集

サイゼリヤ(本社:埼玉県吉川市)とは、イタリアンレストランのチェーン店。その安さと、料理の質には定評がある。

概要

安さゆえに、学生たちの出入りが多く、やや落ち着かない雰囲気だが、学生たちにとっては格好のくつろぎの場である。また、ガスト同様に「ドリンクバー」だけで粘るパターンも多い。

ハウスワインの質が良く、一部の「ガブラー」と呼ばれる熱烈なサイゼリヤファンが存在する。
中でもマグナムと呼ばれる、1.5リットル入りのボトルは圧巻。
なんということでしょう。1,060円（税込）というから驚きだ。

ちなみに、サイゼリアは間違いだし、かつてよく聞かれた「♪パッとさいでりあ〜」(うた:小林亜星)のCMは、サイゼリヤとは一切関係ない。

間違い探し

サイゼリヤといえばもうひとつ、キッズメニューの表紙・裏表紙に記載されている「間違い探し」が話題となることが多い。

サイゼリヤのメニューや原材料、栄養についてイラストで学びつつ間違い探しを楽しめるというもので、『小学生までのお子様限定メニュー』とあるが、そのお子様向けとは思えないほどの難易度なのだ。その難しさはタモリ倶楽部が2週かけて放送・ペアを組んで挑んだり、大の大人が挑戦しても、注文した料理が届くまでに解くどころか1時間かけても、わからないといった声がしばしば上がったりするほど。

公式ページのここから過去の間違い探しとその答えを閲覧できるので挑戦してみよう。

歴史

直接的なルーツとしては、サイゼリヤ創業者がアルバイト先から独立して、千葉県市川市に創業した洋食店「サイゼリヤ」が元になっている。

後にイタリア料理店に転換するも、イタリア料理は高級なイメージがあったためか客足が途絶えたため、他の店にない思い切ったこととして大幅に割引し全品を30%ぐらいの値段にしたところ、行列ができるほどに大盛況となり、ここから低価格路線がスタートしたと語っている。 ^[1]

余談・その他

千葉県市川市に今もある1号店は現在は記念館として保存されている。事前に電話すれば見学も可能だとか。
社名の由来は、公式サイトでは「クチナシの花」を意味するイタリア語であるとの表記があったようだが、現在この表記はサイトから削除されている。ちなみにクチナシはイタリア語で「Garden ia」（ガルデーニア）。「サイゼリヤ」の語源や由来は不明のままである。
実は、薄利ゆえに運転資金に影響するためか、飲食業界でも有名な「現金主義」を貫いているチェーンであり、2019年の終わりごろからようやく端末での実証実験を始めるぐらい、キャッシュレスへの対応は業界の中でも遅い方だった。しかし、その後2021年 4月をもって全店でキャッシュレスに対応するようになった。全面導入に踏み切ったのは2020年から起きた新型コロナウイルスによる影響が大きかったという。 ^[2] ^[3] ^[4]
2021年 11月、会社設立から50周年を迎えるということで、過去に使われていたメニューブックを公開した。なお、1号店時代のものは全て手書きメニューだったらしい。^[5] ^[6]
サイゼの代表的なメニューの一つとして知られる「ミラノ風ドリア」だが、実はドリアという料理そのものがイタリアには存在しない。当該記事を参照。^[7]　→　ドリア

脚注

ページ番号: 111922
初版作成日: 08/05/20 19:25

リビジョン番号: 3020142
最終更新日: 22/04/16 13:04

編集内容についての説明/コメント:

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません