サイモンとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するキャラクターである。
ドラゴンクエストIII
サマンオサ出身の勇者で故人。ガイアのつるぎの持ち主である。サマンオサの王がボストロールに成り代わられ、無実の罪を着せられてほこらの牢獄に流刑。サマンオサにいる息子からはほこらの牢獄に囚われているという情報を得られるが、ほこらの牢獄に着いた時には既に故人となっている。ただし強い無念を残していたため魂がとどまり、主人公に「しかばねのそばをしらべよ…」と話す。言う通りに骸骨となった遺体付近を調べるとガイアのつるぎが手に入る。
HD-2D版ではほこらの牢獄で回想が追加される。アリアハンの勇者のオルテガとは切磋琢磨するライバルにして友人同士だった。オルテガと共に魔物に目を付けられて戦っていた際、町の様子がきな臭いので離れて反撃の機会をうかがおうと言ってオルテガと別れる。ところが前述通り流刑となり、ほこらの牢獄ではオルテガとの約束を果たせなかったと嘆く。
またバラモスを倒した後で息子に会うとサイモンの手記を見つけたことを話し、内容を明かしてくれる。主人公から父はすでに亡くなっていたことを聞いて気を落としたが、本物のサマンオサ王が戻ったことで取り戻した平和を守らなければと決意を固める。
エンディングではサマンオサの王に謁見する息子を見守る様子が見られる。
ドラゴンクエストIV
第2章「おてんば姫の冒険」で登場。エンドール武術大会の4回戦の対戦相手。
人間なのだが、戦闘画面はさまようよろいの色違いとして描かれる。素早さが低いが攻撃力と防御力が高く、たまにやくそうで回復してくる。ファミリーコンピュータ版での配色はピサロナイトと同じ緑色だったが、リメイク版以降は薄紫色となった。
リメイク版では移民になる。グラフィックは戦士。通る人に「サントハイムのアリーナ姫は魔物より強い」と話しており、アリーナに敗北を喫したのがトラウマとなっている。モンスター図鑑には掲載されない。
ビビアン、ベロリンマンはドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてに登場してグロッタの町で開催された仮面武闘会に参加しているが、サイモンは登場せず、サイデリアという女性キャラクターに差し替えられている。
その他
ドラゴンクエストV 天空の花嫁でさまようよろいを仲間に加えると、1体目の名前がサイモンとなっている。ドラゴンクエストXでも仲間に加えると、サイモンと名付けられている。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt
