サガ フロンティア(SaGa Frontier) はスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が1997年7月11日に発売したPlayStation用ソフトのRPG。2008年11月26日ゲームアーカイブスで配信開始。 サガシリーズ(Sa・Ga series)の7作目に当たる。
ハードがPS1となりグラフィック・音楽共に品質が向上した。
ただし、グラフィックの多くは3Dモデルをレンダリングし2Dにして調整したもの(ドット絵に近いもの)となっている。
概要
サガシリーズ | |
---|---|
サガフロンティア SaGa Frontier |
|
基本情報 | |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation |
開発元 | スクウェア リマスター バレット |
発売元 | スクウェア スクウェア・エニックス |
発売日 | 1997年7月11日 |
対象年齢 | CERO:A |
ゲームアーカイブス | |
対応機種 | PlayStation 3 PlayStation Portable PlayStation Vita |
配信日 | 2008年11月26日 |
価格 | 617円 |
サガフロンティアリマスター | |
対応機種 | PlayStation 4 Nintendo Switch PC(Steam) iOS/Android |
配信日 | 2021年4月15日 |
価格 | 4800円 |
対象年齢 | CERO:C |
ゲームソフトテンプレート |
「リージョン」と呼ばれる、場所ごとに全く違う景色や文化を持つ小世界が混沌の中に浮かんでおり、船(リージョンシップ)で行き来しているという構造をした世界を舞台に、7人(+1人)の主人公の中から一人を選んでその物語を追う、オムニバス形式の作品。
各キャラクターにそれぞれ違ったストーリー設定をされている(全員たどるストーリーが違い、ラスボスも異なる)が、逆にサブイベントはかなり少なくなっている。
前作ロマサガ3のように、どのサブキャラクターも仲間にできるというわけではなく、主人公毎に仲間に出来ないキャラクターがいる(レッド・ブルーはどの主人公であっても仲間に出来ず、ロボット全般はエミリア・アセルス編では仲間にできない、など)
また本作品で初めて連携システムが導入された。自分たちの繰り出した技が連続して発動し、独特のネーミング(時にはユーモラスに、時には格好よく)と共に繰り出される爽快感は好評を博し、後のシリーズにも常に登場するサガシリーズの看板要素になった。
ファンタジー一辺倒であったロマサガシリーズから一転し、現代のような風景・SFじみた設定のメカ・耽美な妖魔社会などがリージョンという区切りの中で全く同じ世界に共存しており、グラフィックの強化もあってGB版のサガシリーズ以上に混沌とした世界観となっている。
が、後続作品のサガフロンティア2は純然ファンタジーに再び回帰している為、サガフロシリーズとして統一されたカラーは無いと言える。
生命科学研究所やファシナトゥールの紅など、明らかに没イベントとなった場所が多数存在する。サブキャラクターであるIRPO捜査官ヒューズも初期では主人公として登場する予定だった。
この設定を拾い、攻略本である『サガフロンティア 裏解体真書』には彼を主人公にした「ヒューズのクレイジー捜査日誌~8人目の主人公になりそこねた男(著:ベニー松山)」と言う小説が書かれている。
なおこれらの要素については、そのうちのいくつかがリマスター版にて形を変えて追加要素として実装された。
リマスター
2021年4月15日(Steam版は翌16日)に配信開始。画面が16:9になったり解像度の向上はもちろんのこと、キャラクターたちも当時のCGモデルをベースにしてより繊細に書き直されている。「メイルシュトローム」や「盾」などで起きていた処理落ちも無くなった。
また、開発二部やプレイヤーに有利に働く裏技などもそのまま残っている。
以下は主な変更点・追加要素
- ヒューズ編の追加
- 新バトルキャラクター「レン」の追加
- モンスターが新たに「リッチ」に変身できるようになった
- メニュー画面に「シナリオ」の項目が追加
これまでのあらすじやこれからするべきことが書かれているので迷いにくくなった - 「NEW GAME+」の追加
クリア済みのシナリオのアイテム・所持金・パラメータ・術技、敵モンスターの強化レベルなどを引き継いでプレイできる、引き継ぐ項目はプレイヤーが極めて細かく指定できる - 一部の名称の変更
「ビートルジュース」→「インセクトジュース」
「矮人のルーン」→「脱力のルーン」
「BUCCI」→「APPOLON」
「シーパラダイス」→「水族館」 - ルーンの形状など一部描写の変更。尚、レッド編の敵の悪行は必要な描写としてか変更なし。
- ごく一部宝箱の中身が変更され、レアアイテムが入っている(当時の海外版と同じになった)
- ファイル数が59に増加
- オートセーブ機能の追加
- クイックセーブがゲームを終了しても残るようになった
- 原画やBGMを収録したライブラリーモードの追加
- 無限ジャンク漁りのようなプレイヤーに有利なバグ技は意図的に再現されている
以下は「追加要素あり」を選択した場合に適用される項目
- アセルス編のシナリオ追加
- 倍速モードへの切り替え(フィールド、バトルで別個に設定できる)
- 「退却」コマンドの追加。通常戦闘なら100%退却できる。
- シップに乗ると全回復するようになった
- タンザー休憩所がLP回復→全回復に
- 進行が困難な一部箇所(T260G編の最終兵器、レッド編のブラックレイなど)や最終ダンジョンなどの引き返せなくなるポイントではテキストによる補助や警告が出るように
主人公
ブルー
種族:ヒューマン 性別:男性 年齢:22歳 出身:マジックキングダム 得意:術
|
魔術の修士終了式、ブルーに与えられた使命は、全ての術の資質を持つ「完全な術師」になること。そのために双子の兄弟を抹殺すること。ブルーに戸惑いは一切ない。
なぜなら幼いころから教え込まれてきたからだ。
術の資質を手に入れるためならば手段を選ぶ必要はない、と…。
本作の術体系を駆使したシナリオであり、術の「資質」獲得がメインとなる。双子であるルージュも同じく術の資質を得るために活動しており、シナリオの進め方によっては先にルージュが資質を獲得してしまう事もある。
初期から資質を持つ「魔術」に強力な術が揃っており、最終的にほぼ全ての術を習得可能になる為、術を存分に生かしたプレイが可能。オリジナル版では戦闘パーティーを全員主人公キャラにできる唯一の主人公。
一度訪れたリージョンにワープできる「ゲート」の術を習得している為、多少移動が便利。
レッド
種族:ヒューマン・ヒーロー 性別:男性 年齢:19歳 出身:シュライク 得意:剣技/体術
|
悪の組織ブラッククロスに家族を殺され、自らも瀕死の重傷を負ってしまったレッド。そこへ突如としてサントアリオのヒーロー、アルカールが現れた。アルカールはレッドの命を救う緊急手段として、ヒーローの力を彼に授けてしまう。自らの意思とは関係なく正義のヒーロー、アルカイザーとなってしまったレッド。周りにはその正体をひた隠し、ただひたすらブラッククロスに立ち向かう。
それは正義の為なのか、それとも復讐の為なのか…。
メカ以外に見られていないときのみで変身できるアルカイザーが強力無比である事、強制イベントが多く、シナリオがスムーズに進みやすい事から、初心者でも比較的プレイが簡単なシナリオである。
悪の組織を追うという構図から、IRPOメンバーや、グラディウスのメンバーを全員仲間に加える事が出来る。全体的に特撮ヒーローのオマージュ漂うシナリオであり、度々流れる専用BGM「戦え!アルカイザー」もあいまって全体的に熱いシナリオが展開される。
ちなみにレッドのみ、他のキャラのシナリオに一切登場しない。それは見事に影も形もない。……ただし名前だけはチラッとでたりする。
クーン
種族:モンスター(ラモックス) 性別:- 年齢:- 出身:マーグメル 得意:モンスター能力
|
モンスター達が住む穏やかなリージョン、マーグメル。混沌をさまようこのリージョンに寿命が訪れようとしていた。一族の長老が指輪の力を用いて命を延ばすも、もはや限界が近づいていた。そんな折、長老が夢を見る。それはクーンが指輪の兄弟達を集め、このマーグメルを救うというものだった。長老はクーンに指輪を集めてくるよう命じる。
幼いクーンの冒険が始まる…。
クーン編の重要アイテムは指輪。装備させることで戦闘中に一回だけファストトリック(ターンの一番最初)で効果を発揮させることができる。アクセサリなので、モンスターも装備できる。ヒューマンは基本的に防具が優先されるのでモンスターに装備させるのが基本となる。
一通りの種族はシナリオ過程でそろう、最初から5人パーティーを組める、シナリオの案内も丁寧なため迷いにくい。が、それでも難易度は全体的に高め。また、エミリア編やレッド編等ほかのシナリオをプレイ済みだとまた新しい発見もあるため、なるべく後回しをお奨めする。クーンはモンスターであるため、モンスターの育成方法を理解していないと少々プレイがしづらい。また、最後の最後にとっておきの罠が…
T260G
種族:メカ(タイプ1) 性別:- 製造年月日:- 出身:- 得意:プログラム
|
クレーターが点在するリージョン、ボロ。ここに住む少年タイムは、ある日クレーターの中から一体のメカのコアを掘り起こす。そのコアにはボディが与えられ、T260Gと名づけられた。長い眠りから覚めたT260Gであったが、全てが修復されたわけではなかった。記憶が欠落していた。それも重大な記憶が。
自分には大切な任務があったはずだ――。
T260Gは失われた記憶を取り戻すべく、ボロを旅立つ決心をする…。
なお、本来のコアの名前はT260であるが、彼(?)を主人公にした場合、ボディ製作者であるタコおじさんに「ロボならGをつけろ」と言われて、T260Gを名乗ることになる。他のシナリオで仲間として登場する場合はT260。
T260G編の特徴はボディ換装。個性ある数々のボディに換装することができる。用途も対電子戦用や重武装、メカの応急処置や生物医療システムを組み込んだボディなど様々。パーティーメンバーの陣容と相談してチョイスしていくといい。
メカがたくさん仲間になり、メカ5体パーティも組めるメカシナリオ。メカに関する知識は必要だが、仲間のメカは初期状態でもある程度の能力を保持しているし、鬱陶しい状態異常に悩まされる心配も少ないのが長所である。後半解禁されるT260G専用ボディは専用の機能としてV-MAXと呼ばれるシステムを装備しており、一定時間能力が向上、専用技が使用可能になるが、5ターン経過するとシステムダウンしてしまう。
エミリア
種族:ヒューマン 性別:女性 年齢:24歳 出身:- 得意:銃技
|
エミリアは幸せの絶頂にいた。恋人のレンとは結婚間近。スーパーモデルの仕事は引退して、ウェディングドレスも仕上がった。これからずっと幸せな日が続くのだと、疑わなかった。エミリアは目の前の光景を理解できなかった。変わり果てた姿で床に倒れ臥すレンと、窓から逃げる仮面の男。そして殺人犯として投獄されてしまうエミリア。
エミリアは奈落の底で、仮面の男「ジョーカー」への復讐を誓った…。
シナリオの殆どは強制イベントで構成されており、サクサクシナリオが進む。
また、唯一アセルスと白薔薇をエンディングまで仲間に加える事ができる。
また、エミリアはコスチュームを着替えることで、自身の閃き特性を切り替えることが可能。これを利用すると、隠し技であるDSCを習得しやすい。着替えることのできるコスチュームはシナリオ進行とともに増えていく。
シナリオ自体は落ち着いて進めばさほど難しくはない。最終決戦もほかの主人公と比較するとやや易しめ。ただ、自由行動時間など要所要所で鍛えておかないと難しいのはほかの主人公と同じ。
アセルス
種族:半妖 性別:女性 年齢:永遠の17歳 出身:シュライク 得意:剣技
|
シュライクの少女アセルスは、不幸な事故によって齢17にしてこの世を去った。はずであった。時として運命は人に死よりも苦しい試練を与える。再び生の地へ帰ってきたアセルスが見たものは、自分の体内を巡る、紫色の血だった。人間の赤い血と、妖魔の青い血。
二つの種族の狭間で、少女の心は揺れる…。
多くの妖魔が仲間になり、妖魔という種族について深く描かれるシナリオである。アセルスの能力や選択により、エンディングが分岐する。
アセルスの種族分類は人間と妖魔の特性を併せ持った「半妖」。戦闘中、基本的にはヒューマンとして扱われるが、妖魔化することで特性を妖魔のものに切り替える事ができる。ヒューマンとしての閃きと成長性、妖魔としての吸収能力を併せ持った事で、妖魔の欠点を克服しており、成長性が高い。他シナリオでは前述の通りエミリア編で仲間に、更にレッド編で一時的に仲間になる。その場合でも主人公時と同じく半妖であるため、8人中唯一主人公として選ばないと使えないオリジナルのシステムが存在しない主人公である。
シナリオ面の特徴としては、各地に設定されたイベントポイントに行くたびに、イベントが進行していくという特徴がある。準備もままならないまま強制バトルや仲間の永久離脱などが発生するため、手順をある程度把握しておく必要がある。
リュート
種族:ヒューマン 性別:男性 年齢:25歳 出身:ヨークランド 得意:剣技/体術
|
田舎リージョン、ヨークランド。ここにリュートという名前の青年がいる。見た目はただの冴えない兄ちゃん。働きもせず毎日ぶらぶらしながらスネをかじって暮らしている。一体、こんな男のどこにそんな魅力があるのか、なぜか自然と人が寄ってくる。そこいらの悪童には慕われて、なんとあの凶暴なオーガにまで兄貴なんて呼ばれてる。そんな男が自立を目指して旅を始めるなんて言い出した。
はてさて…どうなることやら…。
一度も戦闘せずラスボスに挑む事が出来るなど、フリーシナリオを前面に押し出したシナリオとなっており、リュート個人のシナリオは少ない。また、主人公としては唯一、控えメンバーに回る事が出来る。
ヒューズ
種族:ヒューマン 性別:男性 年齢:27歳 出身:- 得意:体術/心術
|
リージョン界の治安維持を目的とするリージョン間警察「IRPO」に所属する敏腕捜査官。本名はロスター。スピード解決をモットーとする行動派の捜査官で、常軌を逸した強引な捜査手法から「クレイジー・ヒューズ(キレたら手が付けられない)」というあだ名で呼ばれている。そんな彼が引き受けた事件とは…
ヒューズ編の特徴は「7種類ものシナリオ」と「ボスラッシュ」。ゲーム開始時にクリア済みの主人公をモチーフとした7シナリオの中から自動でルートが決定され、その主人公のシナリオにヒューズが介入すると…?という流れになっている。
シナリオ自体はリュート編並みに短いが、7シナリオ分存在し中には分岐展開が用意されているシナリオもあったりとその中身は濃密。また、これまで描かれなかったキャラクターの一面を垣間見たりもできる。
最後はモチーフとなった主人公に対応したラスボスが立ちはだかるが、その前に仲間にしたほかの主人公のラスボスに挑むこともできる。撃破したラスボスの数に比例して本来のラスボスが強化されていき、6体撃破後はとんでもない強さとなってヒューズの前に立ちはだかる。
また、ほかの主人公全員を仲間にできるほか、新キャラのレンを含めたすべてのキャラクターを仲間にできる(主人公はすべてのシナリオで仲間にできるが、その他のキャラクターはシナリオによって異なる)。
そのシナリオ特性から、ヒューズ編をプレイするにはほかの主人公で一回ゲームをクリアする必要がある。
仲間になるキャラクター
表中記号説明
◎:必ず仲間になる
○:仲間にできる
▲:必ず仲間になるが途中で離脱
△:仲間にできるが途中で離脱
×:仲間にできない
※1~※27:表下部注釈を参照
名前 | 種族 | 性別 | 年齢 | 得意 | ブルー | レッド | クーン | T260G | エミリア | アセルス | リュート | ヒューズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アニー | ヒューマン | 女性 | 23歳 | 剣技 | ○ | ※1 | ○ | ○ | ※2 | ○ | ○ | ※7 |
艦長 | ヒューマン | 女性 | 48歳 | 銃技 | × | × | × | × | × | × | ◎ | ※8 |
ゲン | ヒューマン | 男性 | 35歳 | 剣技 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※9 |
ドール | ヒューマン | 女性 | 25歳 | 術 | × | ○ | × | × | × | × | × | ※10 |
フェイオン | ヒューマン | 男性 | 29歳 | 体術 | × | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※11 |
メイレン | ヒューマン | 女性 | 28歳 | - | ○ | × | ◎ | ○ | ○ | × | ○ | ※12 |
ライザ | ヒューマン | 女性 | 27歳 | 体術 | ○ | ○ | × | × | ※2 | × | × | ※13 |
ルージュ | ヒューマン | 男性 | 22歳 | 術 | × | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ※14 |
ルーファス | ヒューマン | 男性 | 40歳 | 銃技 | ○ | ※3 | × | × | ※2 | × | ○ | ※13 |
レン | ヒューマン | 男性 | 25歳 | 銃技 | × | × | × | × | × | × | × | ※15 |
イルドゥン | 妖魔 | 男性 | - | - | × | × | × | × | × | ※4 | × | ※16 |
サイレンス | 妖魔 | 男性 | - | - | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ※17 |
白薔薇姫 | 妖魔 | 女性 | - | 術 | × | △ | × | × | ○ | ▲ | × | ※17 |
ゾズマ | 上級妖魔 | 男性 | - | 邪術 | × | × | × | × | ○ | ◎ | × | ※16 |
時の君 | 上級妖魔 | 男性 | - | 時術 | × | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ※18 |
ヌサカーン | 上級妖魔 | 男性 | - | - | ○ | × | ○ | × | × | ※5 | × | ※19 |
メサルティム | 下級妖魔 | 女性 | - | - | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ※6 | ○ | ○ |
零姫 | 妖魔 | 女性 | - | 幻術 | × | × | × | × | × | ○ | × | ※16 |
赤カブ | モンスター(マンドレイク) | - | - | - | × | × | × | × | × | ○ | × | ※20 |
麒麟 | モンスター(麒麟) | - | - | 空術 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※18 |
コットン | モンスター(ティディ) | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※10 |
サンダー | モンスター(オーガ) | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
朱雀 | モンスター(朱雀) | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※21 |
スライム | モンスター(スライム) | - | - | - | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ※22 |
済王 | モンスター(ロードスケルトン) | 男性 | - | - | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※11 |
特殊工作車 | メカ(タイプ6) | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ |
ナカジマ零式 | メカ(タイプ3) | - | - | - | × | × | × | ○ | × | × | × | ※23 |
BJ&K | メカ(タイプ4) | - | - | - | × | ※3 | × | × | × | × | × | ※24 |
pzkwⅤ | - | - | - | × | × | × | ○ | × | × | × | ※25 | |
ラビット | メカ(タイプ2) | - | - | - | × | ○ | × | × | × | × | × | ※26 |
レオナルド | ヒューマン→メカ(タイプ6) | (男性) | - | - | × | × | × | ◎ | × | × | × | ※27 |
※1:基地案内時▲ その後○
※2:自由行動時○ 特定の任務時◎
※3:キグナス奪回作戦時△ 下船後○
※4:針の城脱出前▲ その後◎
※5:リマスター版で「追加要素あり」を選択○ 同・「追加要素なし」とオリジナル版×
※6:領主の館▲ その後○
※7:ジョーカー事件・ヤルート追跡ルートでディスペア案内時△ その後◎ それ以外○
※8:某重大事件◎ それ以外×
※9:某重大事件と最終兵器事件◎ それ以外○
※10:ブラッククロス壊滅◎ それ以外○
※11:指輪の兄弟事件◎ それ以外○
※12:指輪の兄弟事件▲ それ以外○
※13:ジョーカー事件・ヤルート追跡ルートと双子の術士事件・ルージュルート◎ それ以外○
※14:双子の術士事件・ルージュルート◎ 同・ブルールート× それ以外○(ブルーとの二者択一)
※15:双子の術士事件◎ ジョーカー事件× それ以外○
※16:シュライクの少女失踪事件◎ それ以外×
※17:シュライクの少女失踪事件◎ それ以外○
※18:双子の術士事件◎ それ以外○
※19:指輪の兄弟事件と双子の術士事件◎ シュライクの少女失踪事件○ それ以外×
※20:シュライクの少女失踪事件○ それ以外×
※21:双子の術士事件・ブルールート× それ以外○
※22:指輪の兄弟事件× それ以外○
※23:最終兵器事件○ それ以外×
※24:ブラッククロス壊滅× それ以外○
※25:某重大事件○ それ以外×
※26:ブラッククロス壊滅と某重大事件と最終兵器事件◎ それ以外○
※27:某重大事件と最終兵器事件◎ それ以外×
種族
- ヒューマン
- いわゆる人間。戦闘中に剣技、体術、見切りを閃き、銃技は戦闘終了時に修得。これらを使用することができる。購入した術を使うことも可能で、さらにイベントによって術の資質を得ることができ、それにより戦闘終了時に新たな術を修得することもできる。戦闘終了時にステータスが成長する。
- ヒーロー
- レッドがアルカイザーに変身した時の状態。ステータスが飛躍的にアップし、ヒーロー固有の技を閃いたり使ったりできる。通常の技も使用可能。変身は戦闘中、仲間がいないか戦闘不能か、暗闇などの変身を確認できないような状態異常にかかっており、「変身がバレない時」に可能である。ただしメカの仲間には見られても大丈夫。また、変身状態だと元のステータスは成長しない。
- 妖魔
- ヒューマンにによく似た種族。魔力が高く、皆妖術の資質を持つ。主に上級と下級に分類され、上級妖魔は魔力も高くよりヒューマンに近い姿をし、下級妖魔はモンスターに近い姿を持つ。ヒューマンとは倫理観、価値観がいろいろと異なる。術が使用可能。妖魔得意の術、妖術の資質を持っている。また、固有装備の妖魔武具に敵モンスターを憑依することによって、技を使えるようになったり、ステータスが上がったりする。憑依できるのは、一つの武具に一体のモンスターのみ。HP、WP、JPは戦闘終了時に成長する。精神系の攻撃と睡眠に対する耐性がある(メサルティム以外)が、基本VITは低めで打たれ弱い。また、メサルティム以外の仲間にできる妖魔はすべて上級妖魔で、中級・下級妖魔の攻撃から受けるダメージは4分の1に軽減される特性を持っている。妖魔武具に憑依させるのは結構簡単なので、強いモンスターさえ憑依させてしまえば、ヒューマンよりもずっと楽にステータスをあげることができ、メカやモンスターよりもずっと楽にいい技を手に入れることができる。ただし、いくら戦闘してもステータス成長が見込めない為、意識して強力なモンスターを憑依させる必要があること、吸収が3部位と限られている事、なにより技を閃けない事が最大のネックとなり、育成に限度があるのが難点。
- 半妖
- 通常では存在しえない種族。妖魔の君オルロワージュが瀕死のヒューマンアセルスに輸血をした結果、青の血の妖魔と赤の血のヒューマンの両方を備える紫の血の半妖が誕生してしまった。最上級妖魔であるオルロワージュの血を持つ影響で、桁外れの生命力と魔力を持っている。普段はヒューマンであるアセルスは、戦闘時に妖魔武具で攻撃すると、次ターンから妖魔化する。妖魔の特性を獲得し、妖魔武具に憑依したモンスターのステータスボーナスを獲得、憑依させたモンスターの技を使用可能になる。反面、妖魔の欠点である「一部ステータスが上昇しない」という特性も獲得してしまうが、妖魔と違って技の閃きは可能である。
- モンスター
- 各地を徘徊している獣をはじめとした怪物の総称。リージョンのはずれに潜み、ほかの種族に襲いかかるものが大部分だが、中にはヒューマンたちと共存するものも存在する。モンスター能力を使用可能。モンスター能力は戦闘終了時に敵モンスターのうち一体から吸収できる。能力の吸収が成功すると、所持している能力に応じて変身する。ステータスは変身後のモンスターの種族に完全に依存するため、闇雲に変身していると元より弱くなってしまうこともある。一部を除いて全体的にINTは低い。ただHPだけは、元のステータスに「吸収したことがある能力の数×4」プラスされる(この為、変身を繰り返した方がHPは伸びる)。目当てのモンスターに変身させるには、モンスターに関する知識と、何よりも根気が必要。アクセサリーのみ装備可能だが、装備欄には表示されない防具を装備している。基本的にモンスター能力のみ使用できるが、例外として麒麟のみ空術の資質を所持している。が、一度モンスター能力で上書きしてしまうと上書きした術は二度と使えなくなるので注意が必要。
- メカ
- 自律思考回路を有する機械生命体たち。ヒューマンの手助けをする者、自活する者、リージョンはずれで人々を襲撃する者など生活様式も様々。身体の構造が他の3種族とは根本的に違うためか、HP回復やステータス異常の治療は彼ら専用のアイテムや技でなければ不可能。(一部を除く)武具を装備することによってステータスが上がる。戦闘終了時に敵メカからプログラムを手に入れることができる(入手できなかった場合、WPが回復する)。手に入れたプログラムは技として使用可能。ほとんどのステータス異常に耐性がある。(ただし、メカにのみステータス異常を与える攻撃に対してはない)17種類の固有ボディパーツの組み合わせによって、8種類のボディタイプに分けられる。強力なアイテムさえあれば即座に強力なキャラクターに仕立て上げる事が出来る為、タイムアタック等では重宝される。
技・術
- 剣技
- ヒューマンが使用&閃き可能。剣を装備すれば使うことができる。戦闘中の攻撃時に閃く。敵から攻撃を受けたときに閃くカウンター技もある。単体攻撃の他、範囲攻撃や遠隔攻撃、防御技、カウンターなど様々な特性の技があり、汎用性が高い。通常の剣のほか、刀に分類される剣もあり、通常の剣技に加えて専用の刀技もひらめく事が出来る。また、剣を2本装備している時にのみ使用可能な二刀技も存在。
- 銃技
- ヒューマンが使用&修得可能。銃を装備すれば使うことができる。戦闘終了時に修得。弾がきれると次の攻撃はディレイアクションになってしまう。銃技は数が少ないが、跳弾の連携のしやすさは異常。「跳弾跳弾跳弾跳弾跳弾」
- 体術
- ヒューマンが使用&閃き可能。何も装備していなくても使うことができる。戦闘中の攻撃時に閃く。敵から攻撃を受けたときに閃くカウンター技もある。以前の作品に比べ異様に投げ技、プロレス技が充実し、その集大成とも言える一人連携技DSCはかなり強力。
- ヒーロー技
- レッドがアルカイザーに変身した時のみ使用できる。攻撃時に閃くが、一部特殊な条件を必要とする技がある。光線剣レイ・ブレードを使った剣技と、ヒーロー用の体術に分類され、主に後者のほうが強力。多くの技は既存の剣技・体術のアレンジとなっており、威力と演出がパワーアップしている。
- 装備固有能力
- 装備することによって技や術が使えるようになる装備品がある。(例:流星刀→ミリオンダラー) また、火炎放射器のような重火器もこれに相当する。
- 見切り
- ヒューマンが使用&閃き可能。敵の攻撃を受けたときに閃く。特定の攻撃を確実に回避できる。(マヒやスタン状態、もしくは敵の攻撃が連携の場合は発動しない)
- プログラム
- メカのみ使用可能。敵メカから戦闘終了後に入手できる。ボディタイプによって取得できるプログラムが異なる。また、龍神プログラムや猛虎プログラムのように、特定のメモリボードを装備していなければ効果を発揮しないプログラムもある。
- 主なものは攻撃技を習得するプログラムだが、剣闘マスタリー等の能力強化系プログラムも存在する。
- モンスター能力
- モンスターが使用可能。戦闘終了時に敵モンスターの内の一体から吸収できる。吸収した能力は9個まで所有可能。それ以上の能力を吸収する際は、技欄の一番下にある能力が、新しい能力の吸収成功と同時に失われる。能力は頭部、腕部、脚部、身体、ブレス、魔法能力に分類され、これらの組み合わせと、HPによって変身するモンスターが決定される。特定の能力を吸収すれば変身できる特殊変身もある。
- 妖魔武具憑依能力
- 妖魔武具で敵モンスターにとどめをさすと、そのモンスターを妖魔武具に憑依することができる。憑依するとステータスが上がるだけでなく、憑依したモンスターに応じてモンスター技が使用可能になる。妖魔武具は妖魔の剣、妖魔の小手、妖魔の具足の三つであり、同じモンスターを憑依させても取得できる技はそれぞれ異なる。(ステータスボーナスは同じ)
- 術
- ヒューマン、妖魔、麒麟が使用可能。購入すれば使用可能になるが、さらに上位の術を覚えるには資質が必要。資質は、イベントをこなすことによって得られるものがある。しかし対極に位置する術の資質は得られない。つまり陽術の資質を持っている者は、陰術の資質を得られない。秘術の資質を持っている者は、印術の資質を得られない。その逆もまた然り。ただし例外はある。
系統 術 概要 資質を会得できる 資質を持っている 固有使用者 陰陽 陽術 光の力を操る術 ヒューマン・妖魔 なし 陰術 影の力を操る術 ヒューマン・妖魔 なし 場 空術 空間を操る術 ブルー 麒麟 時術 時間を操る術 ブルー 時の君 魔法 魔術 超自然の力を操る術 会得不可 ブルー・ルージュ 妖術 妖魔が得意の術 会得不可 妖魔 精神 心術 潜在能力を引き出す術 ヒューマン(ブルー以外) ヒューズ・ルーファス 邪術 呪いの術 会得不可 なし ゾズマ 秘印 秘術 タロットの力を引き出す術 ヒューマン・妖魔 なし 印術 ルーンの力を引き出す術 ヒューマン・妖魔 メサルティム 不明 幻術 幻獣を召還する術 会得不可 零姫 零姫 命術 陰陽を極めた者のみ使用できる生命術 ? ? ブルー・ルージュ - 連携
- 複数の味方が同じ対象に技や術を繰り出すと連携することがある。ダメージ量は通常の攻撃よりもかなり高い。最大で五人連携まで可能。味方の攻撃と次の味方の攻撃との間に敵の攻撃が差し挟まったり、技を閃いたりするときは連携は発動しない。また、技や術の中でも連携しやすいものとしにくいものがある。
関連動画
メドレー
やりこみプレイ動画
戦闘回数制限と併せた一人旅プレイや特技習得禁止プレイなどが投稿されている。
本作のバトルシステムについて深く研究がなされている作品群といえよう。
没イベント
リージョンサイン
アセルス編
ヒューズ編
関連項目
- サガシリーズの関連項目一覧
- スクウェア
- メタルブラック
- 生命科学研究所
- 戦え!アルカイザー
- レオナルド・ラボラトリー(別名:イトケン大丈夫か?)
- Battle#5
- 小林智美
- 伊藤賢治
- ヒューズのクレイジー捜査日誌
- ねるねるじぇらじぇらあーん♪(あーん♪)
- う~ん、でかい。
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 29
- 0pt