『サクラ大戦2~君、死にたもうことなかれ~』とは、サクラ大戦シリーズ第2弾として1998年4月4日セガより発売されたセガサターン専用ゲームである。ドリームキャスト、PC、PSPにも移植されている。サブタイトルは与謝野晶子の同名詩からの引用。ゲームジャンルはドラマチックアドベンチャー。
概要
初代『サクラ大戦』から二年後、太正14年春、海軍の海外演習に出ていた主人公・大神一郎が再び帝国華撃団に着任する所から始まる。
「1」からのヒロイン、真宮寺さくら、神崎すみれ、マリア・タチバナ、アイリス、李紅蘭、桐島カンナの6名に加え、元欧州星組のソレッタ・織姫、レニ・ミルヒシュトラーセの2名が新しく追加され攻略対象ヒロインが総勢8名になった。各キャラの詳細は帝国華撃団の項目を参照。
サクラ大戦シリーズ最高セールスを記録。歴代ギャルゲー売り上げでもときめきメモリアルに次いで2位を記録している。
ED曲「夢のつづき」
挿入歌 「奇跡の鐘」他
初代からの相違点
- 大神一郎の性格ゲージシステムの搭載。軟派な答えをするとゲージがピンク、硬派な答えをするとゲージが青に傾き性格によって選択肢や隊員の反応が変わる場合がある。
- 時間経過で選択肢が変わるタイミングLIPS、2つのLIPSが発生するタブルLIPSなど選択肢の種類が増えた。
- 戦闘に「風林火山」作戦システム追加。
- 戦闘に隊員同士の協力攻撃が追加。以降のシリーズのお馴染みシステム。
- アニメーション製作がこの「2」からProduction I.Gに。以降このシリーズのアニメパート製作を担当して行く。
- 覗きは、シャワー室から風呂場に変更。より見やすくなった。
派生作品
1999年から2000年にかけて発売。サクラ大戦2の終盤、大神一郎が花組隊員との思い出を振り返り、各巻花組それぞれにスポットをあてられた話が描かれている。ストーリー評価が高い。
他にも、ドラマCD、サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦などがある。
せがた三四郎CM
セガサターン版「サクラ大戦2」の発売当時、せがた三四郎(藤岡弘、)と真宮寺さくら(横山智佐)が実写で共演し、 桜の花吹雪をバックに追いかけっこすると言うカオスなCMがサクラ大戦2のせがた三四郎バージョンとして流れて当時の話題をさらった。
が、その17年後
『プロジェクトクロスゾーン2』にて奇跡のCM再現がなされてしまった。
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関連項目
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