概要
こちらも参照→ホラーゲーム
恐怖的な演出を前面に押し出すホラーから派生した、比較的新しいジャンル。サバイバルホラーの概念自体は昔から存在していたが、それを大々的なものに押し上げたのが1996年発売のゲーム『バイオハザード』である。この作品で初めてサバイバルホラーという単語が使われ、以降ホラーゲームの派生ジャンルとして様々な後続ゲームが誕生した。
閉鎖空間に閉じ込められたプレイヤーが、化け物や超常現象(ホラー要素)に襲われながら脱出を目指すのが主な流れだが、プレイヤーに与えられる武器や弾薬は少ない事が多い。つまり限られた装備で、いかにクリーチャーとの戦いや回避をこなしていくか…ここにサバイバル要素が含まれている。プレイヤーは弾数を数えながら進まねばならず、無計画に使い過ぎれば詰みの状況を招いてしまう。力押しだけでは解決できないピーキーな難易度が、サバイバルホラーの醍醐味と言えるだろう。またサバイバルホラーには脱出を阻む謎解き要素もあり、敵が多い通路を何度も通らなければならない事が多々ある。弾薬節約のためダメージを承知で進むか、あらかじめ掃討しておくか…プレイヤーの判断が試される。
弾薬同様、回復アイテムも有限であり、適当に使えば肝心な時に何もないという危機的状況に陥る。作品によってはセーブすら有限の場合もある。徹底したアイテムの管理、敵と戦うか回避するかの選択が常に求められる。
関連項目
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