サビオ(Sabio)とは、かつて日本で販売されていた絆創膏のブランドである。
概要
もともとスウェーデンのセデロース社が販売していた絆創膏のブランドであった。
1963年にニチバンが提携し、サビオブランドの絆創膏を発売した。1975年にはライオン歯磨(現:ライオン)にブランド使用権が譲渡され、長らく絆創膏のブランドとして販売されていた。
しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのバンドエイドなど他社にシェアを逆転されていき、採算が取れないとして2002年で販売を終了した。
商標権
日本での商標権は、1968年にセデロース社が取得していたが、その後スイスにあるロウカムマネジメントSAへ上とされたが、2006年に取り消し申請された。
2007年にはライオンが商標権を申請、取得している。
一方でセデロース社ではサビオブランドでの絆創膏は販売せず、Salvequickのブランドで販売している。
絆創膏の別称
北海道、和歌山、広島では、絆創膏を「サビオ」と呼ぶことが多い。現在では販売終了しているため、若い世代においては何のことかわからないことが多い。
ちなみに関東、中京、近畿の多くでは「バンドエイド」 、東北、広島以外の中国地方、四国では「カットバン」、九州では「リバテープ」と呼ばれることが多い。
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