サムライ&ドラゴンズ(激 サムライ&ドラゴンズ ~開戦、同盟戦争~)とは、2012年3月29日に配信されたPlayStation Vita用オンラインシミュレーション&カードバトル&アクションゲームである。セガ開発。2014年7月9日に6thシーズンが終了し、現在は2014年7月31日を持ってサービス終了している。
略称はサムドラ。
概要
F2P(フリートゥプレイ)と呼ばれる基本プレイ無料、アイテム課金制のオンラインゲーム。
PS VitaのPSストアから無料ダウンロード出来た。また、デラックスパッケージ(特典付きのパッケージ版で、特典以外の中身は無料ダウンロード版と全く変わらない)が2度登場している。
内容は同じくセガがiOS/Androidで運営しているKingdom Conquest等のコンクエストシリーズと基本システムが共通している。
シミュレーションパートでは、拠点で生産施設を建築して資源を生み出し、資源で魔獣と呼ばれるカードを育成し、ワールドマップの土地へカードを送り込むことで戦争を行い領地を広げたり、敵拠点(他プレイヤー)を配下に治めたりできる。
また、最大4人で協力して遊ぶアクションパートもある。アクションパートを遊ぶことで、拠点が大きくなったり、各種ボーナス効果を得たり、無料でカードを手に入れることができる。
こうして他プレイヤーと争ったり協力したりしながら、決められた期間(シーズン)中にワールド内に数本だけあるデブリズタワーという拠点を手に入れるのが最終目的である。
このタワーをシーズン終了時に所有していた数に応じて、特別なカードなどの報酬が手に入る。そして一部の要素がリセットされて、次のシーズンがスタートし、新たな争いが始まる。
おおよそ4ヶ月程度で1シーズンが終了する。シーズン終了後、次のシーズンまでは成果確認が出来た。シーズンの成果報酬はこの時に支払われる。
2013年11月1日から5thシーズンがスタートし、同時に「激 サムライ&ドラゴンズ ~開戦、同盟戦争~」へ名称変更。ただし、クライアント名などは変わらなかった。
課金については、時短アイテムやカードパックと呼ばれるいわゆるガチャを販売していた。
特徴
本作最大の特徴は「カオスさ」である。
先祖であるKingdom Conquestはダークファンタジーの世界観で統一されていたが、本作は名前からして戦国と西洋ファンタジーが混ざっている。世界観も、織田信長がガイア=エンドという見かけは西洋な世界を支配してしまうという異世界殴りこみファンタジーとなっている。
その上でアクションパートの使用キャラが、最初に使える下級職は全員ハチワンダイバーの作者である柴田ヨクサルがデザインしており、その独特な絵柄と上級職(別人がデザイン)との絵柄の違いが一部で話題になった。
(余談だがヨクサル氏はサムドラの廃プレイヤーであることを公言している)
この時点で既に方向性が謎だったが、コラボカードと呼ばれる、他作品のキャラを魔獣カード化したものが販売されだすと状況はさらにカオスが加速する。
サービス終了までにコラボしていた作品は、セガの作品や他社の作品、人物なども含めて、以下のとおり。
- ファミ通(ネッキー)、電撃PS(ポリタン)、Vジャンプ(V龍)
- シャイニングシリーズ(シャイニング・アーク、ブレイド、ハーツ、ウィンド、イクサ、フェザー、フォース)
- 戦場のヴァルキュリアシリーズ
- TOKYO JUNGLE
- どこでもいっしょ
- スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園
- 織田信成(フィギュアスケート選手)
- 初音ミク Project DIVAシリーズ(f、F)
- ファンタシースターオンライン2
- 龍が如く5
- 巫鎖呱(柴田ヨクサルの連載マンガ)
- セガオールスターシリーズ(ソニック、サクラ大戦、パンツァードラグーンなど往年のセガキャラが大量に)
- BAYONETTA(上記オールスターに含む)
- MAX ANARCHY(上記オールスターに含む)
- 戦国大戦
- 三国志大戦
- Fate/stay night、Fate/hollow ataraxia
- セガ・ハード・ガールズ(ドリキャスやセガサターンなどのハードを擬人化。ハードウェアとのコラボ)
- ソウル・サクリファイス
- 閃乱カグラ
- デーモントライヴ
- アイドルマスターシリーズ
- DEAD OR ALIVE5 Ultimate
- 英雄伝説 閃の軌跡
- ゴッドイーター2
- VOFAN(イラストレーター、〈物語〉シリーズ表紙絵・挿絵担当)氏の擬人化イラスト、週刊ファミ通とのコラボ扱い
- 拡散性ミリオンアーサー
- ボーダーブレイク(セガオールスターシリーズとは独立)
- サクラ大戦(セガオールスターシリーズとは独立)
・・・セガオールスターシリーズは1品モノばかりだが作品数でいえば40作品ぐらいあるので、もはやヴァイスシュヴァルツかスパロボかといった風である。4thシーズンではとうとうアイマスが参戦し、さらに混迷を極めていた。
関連動画
サムドラはニコニコでの動画投稿、配信を利用規約で公式に認めている。さらにニコナマケット4では公式スポンサーになっていたり、ニコニコ静画でカード化する魔獣の絵を公募したりと、ニコニコをよく宣伝広告に使っている。だがサムドラ自体がマイナーなうえに、Vitaのプレイ動画を撮影するのがそもそも大変なので、投稿動画や生放送は少ない。
毎シーズンの終わりにファンミーティングという発表会を行なってニコ生で中継している。かつては「ゲームのじかん」という番組にもよく宣伝で登場していた。
また、かつて篠崎愛が歌うテーマソングPVが作られたが、何故かリア・ディゾンで再び制作することが発表された。(動画は削除済み)
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 公式サイト
- 運営サイト
- 柴田ヨクサル
- チェインクロニクルV - 入れ替わりとなる形でサービス開始。チェインクロニクルVで新規ゲームを始めた場合、6thシーズン終了時の最終成績によって、セガ・ハード・ガールズ「スケルトンセガサターン」の限定版などが配布されていた(現在も付与されるかは不明)。
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