サモンナイト2とはバンプレストから発売されているシミュレーションRPG『サモンナイト』シリーズの2作品目にあたる作品である。
概要
2001年8月2日にプレイステーション用ソフトとして発売したゲームで前作サモンナイトと同じ世界ではあるものの舞台は異なり主人公も異なる。ミニゲームやサブイベントやストーリーが進行する『アドベンチャーパート』と敵対する勢力と交戦する『バトルパート』を繰り返し、各話終了時には夜会話に移行し次の話へと移行するのが大筋となっている。
上記のプレイステーション版以外に2003年11月6日にPSonebooks版(廉価版)、2008年8月7日に3DS版、2012年8月29日にゲームアーカイブス版が発売された。
ストーリー
「リィンバウム」は、かつて楽菌とも呼ばれた世界であった。
魔力に満ちあふれた大地は、生きとし生けるものに豊かな恵みをもたらしてくれた。
だがそれゆえにまた、この地は異界の侵略者たちに狙われ続けていた。
強大な被壊の力をもつ彼らに対抗するため「リィンバウム」に暮らす人々は、ふたつの魔術を生みだした。
「送還術」と「召喚術」 異界の者を退去させ、自在に使役するこの力で、彼らは侵略者たちを迎え撃ったのである。
だが、外敵を退けるための力は、そのまま同胞に向けられてしまうことになった。
魔物たちによってもたらされた悪徳により、人々は争うことを覚え、リィンバウムは楽園とは呼べぬ世界に変わっていった。
それから、長い年月が過ぎた。
遥か遠く、聖王国領辺境の街サイジェントで起きた「無色の派開の乱」から1年の後。
聖王都ゼラムにある「蒼の派閥」の養成施設にて、一人の名喚師が誕生した。
若者に与えらえられたのは、視察の旅という任務。
それは、若者を疎む者によって仕組まれた事実上の追放だ。
追い立てられるようにして旅立つ若者。
その瞳はうつむくことなく、しっかりと前を見つめていた⋯。
かくして見習い召喚師の冒険の旅が始まる⋯⋯。
取扱説明書より引用
登場人物
- 主人公 (デフォルト名:マグナ(男)、トリス(女))
本作の主人公。召喚師集団『青の派閥』新米召喚師。幼い頃にサモナイト石への接触時に起きた暴発を理由に青の派閥に保護され召喚師となった経緯があるため、卒業試験を理由に諸国を巡る視察の旅という追放をされることとなる。 - 護衛獣
主人公のパートナー。護衛獣は四界に属するいずれかの一人が先述される。 - ネスティ
青の派閥の召喚師であり主人公の兄弟子。主人公と同じく青の派閥の実力者であるラウルから召喚術を学んでおり、目付役として主人公に同行することとなる。 - アメル
レルム村に暮らす少女。突然癒やしの力を得たことにより『聖女』とまつりあげられてしまった為、本来はお転婆であるものの清楚に振る舞っている。 - フォルテ
相棒であるケイナと共に旅する冒険者。面倒見がよく優しい性格なのだがいい加減な性格立ち回りをしがちなためケイナからよく説教をされる。 - ケイナ
相棒であるフォルテと共に旅する冒険者。記憶を失っており、冒険をしながら記憶を取り戻そうとしている。
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関連項目
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