サンタナモーターとは、1956年から2011年まで存在していたスペインの自動車メーカーである。
概要
農業機械の生産を主とする「Metalúrgica de Santa Ana」として設立され、1956年にランドローバー社と提携、1958年から自動車のノックダウン生産をスタートさせた。
1968年からは独自のエンジンやモデルの開発を開始、会社名をサンタナに変更した。
1983年にはランドローバーとの提携を解消、1986年からはスズキと提携した。(ランドローバーとの提携は1983年に終了したが、ランドローバー社のノックダウン生産は1994年ごろまで生産が継続されていた)
スズキとの提携により、スズキ・サムライのライセンス生産を開始、後にエスクードのライセンス生産も開始した。
1991年には会社名をサンタナモーターに変更。
1995年にはスズキが資本提携を解消、新たに技術提携を行いサンタナにディーゼルエンジンを供給した。
2002年にはランドローバー・ディフェンダーに似たデザインのオリジナルモデル「PS-10」の生産を開始。
2000年代にはエスクードをベースに外装のデザインを変更した「S300/S350」を発売。
2006年にはイヴェコと提携、実質的にフィアット傘下の企業となる。
この提携によってスズキとの関係が悪化、2009年にはスズキ車のライセンス生産を停止した。
関連項目
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