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この記事はTV番組について記述しています。 それ以外については「サンダーバード(曖昧さ回避)」を参照してください。 |
サンダーバード(英題:Thunderbirds)とは、1965年~1966年にジェリー・アンダーソンによって製作されたイギリスのテレビ番組である。
2015年より、リメイク版となる「サンダーバード Are Go!」が放映されている。同年にはクラウドファンディングで製作されたオリジナル準拠の完全新作「サンダーバード1965」が制作、公開された。後に劇場版サイズに再編集され、2022年に「サンダーバード55」として公開されている。
概要
精巧に作られた人形と質感のあるリアルなミニチュアを駆使して作られた人形劇。家内制手工業的に編成された国際救助隊と呼ばれる組織の活躍を描く。
日本では1966年にNHKで初めて放映され、21世紀の未来観や、ミニチュアを用いたメカの演出・技術、秘密基地の概念等、後の日本国内のSF作品に大きな影響を与えた。
近年でも何度か再放送され、世代を超えて幅広く知られている作品である。夏休みの朝を思い出す人も多いのでは? 特にバリー・グレイ作曲のメインテーマは日本のTVCMや学校の吹奏楽部の演奏などでもよく使用されることがあるので知ってる人は多いはず。
リメイク版(2015年)
最初の放映から約50年後となる2015年にリメイク・リブート版が製作・放映された。日本でも2015年8月からリメイク版の先行放送がNHKにおいて放映され、本格的な放送は2015年秋を予定している(関連リンクを参照)[1]。ちなみに日本での放送権についてはオリジナル版のときと同じく東北新社が受け持つことになった。
今回は、一部ミニチュアを使うものの基本的にはオールCGである。また設定・メカニックなどは基本的な部分は受け継いでいるが一部変更されている箇所があり、声優については一新されている。
作中に登場するメカ
- サンダーバード1号
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サンダーバード2号
- 前進翼とVTOL機能を装備した大型輸送機。ボーイング747に匹敵する大きさを誇る。
(なお、サンダーバード放映時にはボーイング747はまだ初飛行していなかった。) - 現場に必要であれば人員であったり装備であったり運ぶジェット機でロックマン7なんかでオマージュにされたり、ちびまる子ちゃんの作中での落書きで登場したりと何かと他の作品でも存在感がある。
- 一度センチネル号という海軍の戦艦に撃たれて破損したこともある。
- 主にバージルが操縦、サポートとしてアランやブレインズ、ゴードンにジョン、そしてペネロープと乗ったことのある人もとても多い。
- 最大の特徴は胴体中央部がそのまま救助装備運搬用のコンテナになっていることである。なお、コンテナを外した状態でもサンダーバード2号は飛行でき、コンテナ以外にも前部胴体に小型クレーンアームやガス銃を装備していたりと多芸である。
- 前進翼とVTOL機能を装備した大型輸送機。ボーイング747に匹敵する大きさを誇る。
- サンダーバード3号
- サンダーバード4号
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サンダーバード5号
- 静止軌道上に浮かぶ超大型有人通信衛星。全長120mは国際宇宙ステーションを上回る大きさである。
- 常に地球上のあらゆる通信をモニター(盗聴)しており、緊急通信やSOSを選り分ける装置を装備している。なお、内部では人工重力が発生しており、地上と変わらぬ住環境が整えられている。
- 国際救助隊の要とも言うべきメカである。実際犬のえさの成分ととある液体が原因で電波障害が起きたときは過酷な救助作業になってしまったという例も存在している。
- OPでも一番はじめに登場し、作中で国際救助隊のターンになった時はここから始まることも多いため、印象に残っている人は多いのでは?
- 主な担当者はジョンではあるが、アランと交代で入れ替わっている。なお24時間体制ではあるが、きっちり睡眠時間は確保している模様。
登場人物
最先端の技術で作られたメカの悪用や特定の組織からの圧力を防ぐため、国際救助隊の正体、基地の場所、メンバーの大体がトレーシー一家であることは秘密にされている。そのため、正体の露見を防ぐためなら一般人ですら容赦なく脅す(場合によっては攻撃もする)。
他、準レギュラーキャラ
関連動画
サンダーバード Are Go
その他
関連商品
関連項目
関連リンク
脚注
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