サントリーホールとは、東京にある日本で有数のクラシックコンサート会場である。
概要
サントリーホールは、“世界一美しい響き”をコンセプトにしたコンサートホールである。このコンセプト通り、音響には徹底的にこだわって設計されている。そのため、世界中の指揮者・オーケストラがサントリーホールでの演奏を熱望するほどの高評価を得ている。
サントリーホールは1986年10月に東京で初めてコンサート専用ホールとして開設されて以降、年間で約600もの公演が開かれ、約60万人が来場している。
大ホール
大ホールには日本で初めて「ヴィンヤード(ぶどう畑)形式」を取り入れ、客席がステージを囲むように配置されている。天井や壁も音を反射しやすい素材・構造になっている。そのため、1階の観客がパンフレットを開く小さな音でさえも2階席の観客が聞き取れるほど。
大ホールは全2006席。そのうち2階席にPブロック(P席)という、オーケストラと同じ(指揮者と相対する)向きに座る座席が存在する。ここから指揮者の表情が鑑賞できる珍しい席である。
また、大ホールにはオルガンが、ステージからPブロック席を渡った先に設置されており、その重厚な音は聴衆を感動させる。オルガン奏者は演奏時、指揮者と反対向きとなって直接見えないようになっているが、モニタ画面を通して指揮者を確認できるようになっている。
エントランス
エントランスにはパイプオルガンがあり、正午と開演前に自動演奏される。その様子は下記動画を参照。
関連動画
関連生放送
関連商品
関連リンク
- サントリーホールHP
- サントリーホールTwitter(@SuntoryHall_PR)
- YouTubeプレイリスト「サントリーホール」
- サントリーホールFacebook
- 安井建築設計事務所 サントリーホール
関連項目
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