サンバイザーとは、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクターである。
概要
アニメ一期第11R「おかえりなさい!」にて初登場。名前の通りマゼンタ色のサンバイザーを身に着けている。モデルは明言されていないが、1999年11月27日(ジャパンカップの前日)開催のキャピタルステークス(2019年リステッド競走に指定)で勝利した競走馬「サンフレア(鞍上は菊沢隆徳)」ではないかと言われている。
サイレンススズカの復帰戦に立ちはだかるかませ犬ウマ娘として登場し、スピカのトレーナーに情報提供したチームリギルの東条ハナも「最近調子を上げてきているウマ娘」として彼女をマークしていた。
強気な性格なようで、復帰するスズカばかりが注目される事に不満を覚え、入場した際は「一年もレースから離れて本当に勝てるとでも?」「今日の主役は私が貰うから!」と彼女に宣戦布告した。
レース前半は先頭集団で優位な位置につくも、中盤に覚醒したスズカに追い越され、結果は2着となった。
レース後、スズカの前に現れると「おめでとうは言わないわ。次は私が勝つんだから」と言い放つなど相変わらずツンツンだったが、振り返った後に「いつかまた走って……ください」とデレを見せた。かわいい。
EXTRA Rではセリフはなかったものの、WDTを観戦する様子が見られる。
OVA「BNWの誓い」では、駅伝当日に会場に現れなかったナリタタイシンの替え玉をやらされた。
史実
競走馬サンフレアは、1995年生まれの牡馬。
父トニービン、母ターキーレッド(母父ノーザンテースト)と、当時の社台グループ鉄板の配合である。
通算16戦5勝の条件馬であり資料は少ないが、1999年は1・2・1・1着と順調なレースを続けており、本競走の元ネタであるキャピタルステークスでも本来は1着。3連勝を遂げた。
しかしこれが最後の勝利となり、翌2000年2月のバレンタインステークスでは競走中止。その後1年以上の休養を経て、2001年北海道新聞杯3着、2002年初富士ステークス2着とまずまずの結果を残し引退した。総獲得賞金8685万円。
サイレンススズカとの対戦経験はないが、故障による競走中止からの長期休養という点がアニメウマ娘のスズカと共通している。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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