「おっす指揮官!サンフランシスコだよ!……おっ、艦隊に着任ってそれ楽しい?いいこととかある? 適当に聞いてみたけど、まあよろしく~あっ指揮官のことはこれからプリンちゃんと呼ばせてもらうね♪」
サンフランシスコ(アズールレーン)とは、アメリカ海軍のニューオリンズ級重巡洋艦5番艦、サンフランシスコをモチーフとした、STGアプリゲーム『アズールレーン』の登場キャラクター(KAN-SEN)である。
プリンちゃ~ん!はい!笑って!ハイタッチ!概要頑張って!そんじゃ任せたよベイベ~
KAN-SEN名 | |
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サンフランシスコ USS San Francisco, CA-38 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 重巡洋艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 嶺内ともみ |
イラスト | - |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | カリフォルニア州 ヴァレーホ市 |
造船所 | メア・アイランド海軍造船所 |
艦級 | ニューオリンズ級重巡洋艦5番艦 |
進水日 | 1933年3月9日 |
就役 | 1934年-1946年(アメリカ軍) |
最期 | 1959年9月9日(解体) |
備考 | |
どこまでも気楽であざとく、人生を楽しんでいる根からの楽天派。 楽しいなら何でもやらかしてしまうちょっと危ないな一面も…?
アズールレーンの世界におけるアメリカに当たるユニオン所属。レアリティはSSR。イラストは未発表。CVは嶺内ともみ。
2021年5月27日~2021年6月17日の期間に開催されたイベント『照らす螺旋の鏡海』にて、先行実装された。獲得方法としては期間限定建造であり、ピックアップ建造扱いになっている。
バンデージロール、もう一回♪デンジャラスバット、もういっぱーつ♪(容姿・性格)
濃い灰色に近い銀髪。髪の毛は複雑に結い上げて、鬼のツノのようなお団子が出来ている。レオタードのようなインナーの上からジャケットを羽織り、前のジッパーを開けて胸元やお腹は大胆に露出。肩には使い込んだ跡のあるバットを抱えあげている。野球に関連するKAN-SENといえば、ユニオンには軽空母のボーグがいる。そして、空母のイントレピッドと潜水艦のブルーギルがユニフォームの着せ替え衣装を持っている。だが、いずれもピッチャーとしての登場であり、バットを持つ娘は初めての登場となる(重桜の飛龍も着せ替えがあるが、あっちはスケバンスタイルなので完全に武器扱い)。
性格面はお気楽というか、あけっぴろげというか、とにかく楽しく生きることを最優先にするタイプ。指揮官のことをなぜか「プリンちゃん」と呼び、完全に友達感覚のタメ口で相対してくる。その行動原理は良くも悪くも「テキトー」「フリーダム」。実際のカンレキで数多くの戦功を上げているように基本的にはKAN-SENとして極めて優秀なのだが、悪ノリが過ぎてやらかしてしまうことも少なくない。例えば、軽巡アトランタには19発もの誤射を当ててしまい、彼女から散々に愚痴られている。そして、本人は戦場で顔を合わすと「今回は狙いを間違えないよ!」とコメント。反省しているんだかしていないんだか…
そんな彼女も指揮官と親密度を上げると、お気楽極楽さはそのままながらも次第に好意を隠さなくなってくる。ケッコン後はEXボイスが開放され、それはもうラブラブである。末永く爆発しろ。
同時実装として、バニーガール着せ替え「FunnyBunny!」が販売されている。
とっても露出度高めで大胆な、ポップなバニーガール姿である。パーティーを全力で楽しむ彼女と一緒にパリピしたい指揮官は、ショップにいらっしゃいにゃ。
余談だが、サンフランシスコのキャラとしてのモチーフは、アメリカン・コミックのヴィランであるハーレイ・クインだと思われる。映画『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クインはバットを武器としている。そして、パートナーとしての押しかけ先であるジョーカーのことは「プリンちゃん」と呼んでいる。
オン・マイ・コマンド!(能力)
スキル1:ハーレ・スマッシュ
戦闘開始後10秒毎、45.0%(MAX75.0%)で特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を展開する(威力はスキルレベルによる)自身の特殊弾幕が展開しなかった場合、5秒間自身の対空・命中が1.0%(MAX10.0%)アップ
スキル2:戦場のアプティテュード
戦闘開始時、自身の回避・対空が1.0%(MAX10.0%)アップ。戦闘中、前衛艦隊の自身の位置によって下記の効果を得る;①先頭(もしくは前衛艦隊艦船が自身のみ):回避・対空が1.0%(MAX5.0%)アップし、受けるダメージを1.0%(MAX15.0%)軽減する;②真ん中:戦闘開始20秒後、前衛艦隊全員の耐久を5.0(MAX10.0%)回復する;③最後尾:自身の火力が5.0%(MAX15.0%)・対空が1.0%(MAX10.0%)アップし、更に前衛艦隊全員の敵に与えるダメージが5%アップ
能力的にはユニオンでおなじみのSSR副砲型重巡洋艦のため火力値が高い。主砲砲座+1も当然付くため、限界突破すれば単体でもかなり戦えるようになる。スキルの活かし方によってはさらに高火力を叩き出し、計画艦に伍するレベルの攻撃力を発揮してくれる。
スキル1「ハーレ・スマッシュ」は最大75%という高確率で弾幕を発射。これが正面に向かって撃ち出されるため、手動で標的を主砲の可動範囲に捉えていれば非常に当てやすい。もしも弾幕が出なかった場合も、対空と命中の一時的な上昇が起こって有利に戦える。
スキル2「戦場のアプティテュード」は高難度海域では重要な回避と対空が常に最大10%上がる。そして、最大のポイントは前衛の中でのサンフランシスコの陣取りによって大きく変わる能力にある。
まず先頭にいれば、回避と対空が更に上がり、自身の受けるダメージを減らして事実上の耐久値を大きく上げてくれる。まさに前衛のメイン盾となれるわけだ。
つづいて真ん中に位置すれば、20秒というタイミングで前衛艦隊全員の耐久を回復してくれる。連戦のあとで前衛みんなの耐久が苦しい時は助かるだろう。
そして最後尾に位置した時は、サンフランシスコ自身の火力が上がり、対空も重ねて上がる。より攻撃的な働きを期待する時は最後尾に置くべし、というわけだ。
ニューオリンズ級に属するため、アストリアの「Nasty Asty」の対象である。一緒に出撃すれば少なからぬ恩恵を受けられる。
フィニッシュ!雑魚相手は勝って当然よプリンちゃーん♪(艦歴)
ニューオリンズ級重巡洋艦5番艦「サンフランシスコ」は1931年9月9日起工、1933年3月9日進水、1934年2月10日竣工した。
艦名はもちろんカリフォルニア州の有名な都市サンフランシスコから取られた。
戦前は太平洋を中心に慣熟訓練しつつ、南米諸国を周る航海を行ったりした。
やがて第2次世界大戦が開戦。「サンフランシスコ」はしばらく大西洋で中立軍としてのパトロールと民間船の護衛を行った。その仕事を重巡「ウィチタ」に引き継ぐと彼女は太平洋に戻る。
1941年の10月からは真珠湾に入り、ドック内で大幅な整備を受けていた。完了は12月25日に予定だった。しかし、12月7日に真珠湾攻撃が行われ、日本軍の航空機が殺到。全く動けず、武装もろくに稼働しない「サンフランシスコ」の乗組員たちは隣りのドックにいる姉妹艦「ニューオリンズ」などに駆けつけて対空射撃の手助けをした。幸いにも「サンフランシスコ」には直接の被害は及ばず、彼女は予定されていた竜骨の整備などを打ち切って、直ちに出撃できるように体制を整えた。空母「サラトガ」と共にウェーク島の友軍を助けるべく出撃したが及ばず、ウェーク島の陥落をみて真珠湾に引き上げるほかなかった。
1942年前半、「サンフランシスコ」は空母「エンタープライズ」や「レキシントン」と共に任務部隊の一員として護衛任務などに駆け回る。やがて夏になるとガダルカナルの戦いが始まり、「サンフランシスコ」は上陸支援などを行う艦隊の旗艦として活躍することになる。
10月11日、「サンフランシスコ」の率いる第64任務部隊は日本海軍の重巡部隊とエスペランス岬沖で激突。重巡「古鷹」駆逐艦「吹雪」を撃沈し、重巡「青葉」を大破せしめた。だが、こちら側も軽巡「ボイシ」が大破、駆逐艦「ダンカン」が沈没と無傷では済まなかった。(エスペランス岬沖海戦:日本側呼称、サボ島沖海戦)
続いて10月31日には第三次ソロモン海戦が起こり、「サンフランシスコ」は敵味方の入り乱れる混乱の中、駆逐艦「暁」を僚艦と共同で撃沈。しかし、次に目標とした艦は味方の軽巡「アトランタ」だった。実に19発もの命中弾を誤射してしまった彼女はやっと間違いに気づき、「撃ち方止め」を命じたが、これが全艦隊に伝わってしまい、味方の混乱を引き起こした。
焦ったのか「サンフランシスコ」座乗の指揮官キャラハン少将は敵の戦艦「比叡」「霧島」と撃ち合い、艦橋に命中弾を食らったことで少将をはじめ次席のスコット少将、カッシン・ヤング艦長も相次いで戦死。通信将校のマッカンドレス少佐ら生き残りの乗組員が必死の立て直しを行い、なんとか「サンフランシスコ」を持ちこたえさせた。
戦いが終わってみれば、軽巡「アトランタ」と「ラフィー」ら四隻の駆逐艦を失い、「サンフランシスコ」のように大破した艦も多く、引き上げ中に軽巡「ジュノー」も潜水艦の雷撃で沈没。無事なのは駆逐艦一隻のみという惨状だった。だが、日本軍最大の目的であるガダルカナル島砲撃の阻止には成功したのである。
本土で艦橋の全とっかえを含めた大修理を終えた「サンフランシスコ」は、1943年に北方のアリューシャン列島での戦いに参加。5月のアッツ島の戦い、7月のキスカ島撤退作戦ではそれぞれ対地砲撃を行っている。
その後、大戦後半は空母部隊の護衛作戦などに従事。トラック島空襲、マリアナ沖海戦に参加している。
1945年に入ると沖縄戦の上陸支援に入り、日本軍の執拗な特攻攻撃に悩まされながらも「サンフランシスコ」は各地で支援を行った。
終戦後、帰国した「サンフランシスコ」は1946年に退役。1959年には除籍され9月9日にスクラップとして売却。1961年までに解体された。
なお、第三次ソロモン海戦にて戦死した当時の指揮官キャラハン少将と艦長カッシン・ヤングの名は、後にフレッチャー級駆逐艦の艦名として受け継がれた。さらなる余談だが、駆逐艦カッシン・ヤングは1945年7月29日に日本軍の特攻攻撃によって沈没。神風特攻によって沈められた最後の艦艇となった。
新しい動画あるらしいよ?今疲れてるから代わりに視てきてってのはなしよ
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関連静画?プリンちゃんにあげるよ~あたしこういうのいらないんだ!
関連項目?こういうスーパーイージーなのはプリンちゃん一人だけでもおっけー?
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