サーキット単語

サーキット

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サーキット（英：circuit）とは、環状の道を表す英単語である。

概要

a path that forms a circle around an area, or a journey alo ng this path

出典:ロングマン現代英英辞典

ある区域を一周する環状の道、またはそれを一周すること。例えばgo on circuitで「巡回に行く」、do a circuitで「ぐるっと一周する」という意味なので、「自動車の周回路」という意味しか知らない人は注意。

転じて、「一周する、何らかの通り道」の意味になった。

以下、「サーキット」と呼ばれるものを、ニコニコ大百科に記事があるものを中心に列挙する。

自動車の周回路

日本語で「サーキット」という場合、この用法が最も多い。
ニコニコ大百科で最も記事が多いのもモータースポーツのサーキットである。

実在のサーキット

一覧記事

個別記事

架空のサーキット

マリオカートシリーズ - マリオカートの記事内「グランプリコース紹介」に一覧あり

二輪と四輪のサーキットの違い

レース専用車両が高速で走行できる周回路という点では共通しているが、二輪のイベントがメインになるサーキットと、四輪がメインとなるサーキットでは設備が若干異なる。

最も顕著なのはランオフエリアと呼ばれるコースの内外に設けられる退避スペースで、トラブルが発生した際に安全に退避でき、かつコントロールを失ったマシンを安全に減速、停止させるスペースという点は共通しているが、二輪と四輪では現れる効果が大きく異なる。
ランオフエリアにはグラベル、グリーン、ターマックの3種類があり、必要に応じて使い分けられる。

グリーン
芝生を植えたランオフエリア。
コースアウトした際にマシンやライダーに対するダメージが少なく、見た目が美しいのが特長。
一方で減速性能は低いため広い面積が必要で、特に雨が降り水を含んだ状態では非常に滑りやすくなりほとんど減速性能を発揮できなくなってしまう。
グラベル
砂や土を敷き詰めたランオフエリア。サンドトラップとも。
非常に高い減速性能を持つため二輪では好まれるが、四輪では停止してしまうとタイヤが埋まって脱出できなくなり撤去に時間が掛かる、高速で横向きに突入すると減速性能が高すぎて横転することがある、大量の土埃が舞い上がり視界が無くなることで二次的な事故を誘発するとデメリットが非常に多く、四輪のイベントが開催されるサーキットでは姿を消しつつある。
ターマック
非常にグリップ性能に優れたアスファルトで舗装されたランオフエリア。
コースアウトしてもコントロールを失うことなく安全に復帰でき、四輪のマシンが高速でスピンしても横転せず安全に減速させられる。
一方で二輪では転倒して滑った状態で突入するとマシンもライダーもほとんど減速せずに滑り続けてしまい非常に危険であるほか、二輪・四輪問わずコースとグリップレベルに大きな差がないため、場所によっては故意にランオフエリアに外れて走りタイムを稼ぐことができてしまう。