サーナイトとは、ポケットモンスターに登場するNo.0282のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | サーナイト | タイプ | エスパー フェアリー (第6世代-) エスパー (第3-5世代) |
英語名 | Gardevoir | 高さ | 1.6m |
分類 | ほうよう | 重さ | 48.4kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | シンクロ |
♀:50.0% | トレース | ||
グループ | ふていけい ひとがた(剣盾以降) |
隠れ特性 | テレパシー |
メガ特性 | フェアリースキン | ||
孵化歩数 | 2560歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第3世代 | 努力値 | 特攻+3 |
進化 |
→
↗
↘ サーナイト (Lv.30)
|
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0282 | 図鑑の色 | 白 |
ジョウト | #― | ホウエン | #031 |
シンオウ | #159 | イッシュ | #― |
カロス | #066(セントラル) | アローラ | #― |
ガラル | #122 #036(ヨロイ島) |
ヒスイ | #103 |
パルデア | #064 #059(キタカミ) |
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種族値 (通常) 合計518 | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
68 | 65 | 65 | 125 | 115 | 80 |
種族値 (メガシンカ時) 合計618 | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
68 | 85 | 65 | 165 | 135 | 100 |
図鑑説明
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン、Y、ソード
- みらいを よちする ちからを もつ。トレーナーを まもる ときに さいだい パワーを はっきする。
- ポケットモンスタールビー、オメガルビー
- みらいを よちする のうりょくで トレーナーの きけんを さっちしたとき さいだい パワーの サイコエネルギーを つかうと いわれている。
- ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア
- サイコパワーで くうかんを ねじまげ ちいさな ブラックホールを つくりだす ちからを もつ。 いのちがけで トレーナーを まもる ポケモン。
- ポケットモンスターエメラルド
- サイコパワーで からだを ささえているため じゅうりょくを かんじていない らしい。 トレーナーを まもる ために いのちを かける。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- いのちがけで しんらいする トレーナーを まもろうとする。みらいを よちする ちからを もつ。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、X、シールド、スカーレット
- トレーナーを まもるためなら サイコパワーを つかいきり ちいさな ブラックホールを つくりだす。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、バイオレット
- こころの かよいあった トレーナーを まもるとき さいだい パワーの サイコエネルギーが はっきされる。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- 親愛なる主 守護する覚悟 見せり。 淑女を想起する 純白のドレスこそ 命賭す者 まといし 装束と 言えり。
概要
- 補助寄りの典型的なエスパータイプで、エスパーとして必要技能は一通り揃っているためシナリオでも使いやすい。
- キモクナーイと並び、『ルビー・サファイア』を代表する、そして第三世代のデザイン変化を象徴するポケモンの一体。今までもひとがたのポケモンはいたが、サーナイトは雰囲気がより人間に近く、さらに萌え系の見た目を持つポケモンであったため、前者よりは賛が多い賛否両論となった。
- ♂♀の比率は半々だが女性的な姿をしているため、♀個体を粘るトレーナーが多い。
第4世代からキルリアが♂限定でエルレイドに進化できるようになったことでサーナイトはより♀のイメージが強くなった。 - 『X・Y』にてフェアリータイプが追加された。 これによって悪タイプやドラゴンタイプに対して強気に出られる半面、今まで得意だった毒タイプに弱くなった。 自力ではフェアリー技を殆ど覚えないが、「ハートのウロコ」を使えば強力なフェアリー技「ムーンフォース」を思い出すことができる。
また『オメガルビー・アルファサファイア』では「チャームボイス」「ドレインキッス」も習得し、ストーリー上でもフェアリータイプとして十分戦えるようになった。 - GBAやDSでは分かりにくいが『ポケモンコロシアム』などではスカート(?)の中に細く美しい足があることが確認できる。また、緑色の頭部分に被っている為これまた分かりにくいが口も存在する。XYからはどちらも図鑑などで確認できる。
- 図鑑説明を読むとトレーナーに仕える忠義の士であると分かるが、野生での生態は全く書かれていない。
実際野生では登場しないため、人間がいないと進化しないポケモンであるとも考えられる。 - タマゴグループは「ひとがた」でも「ようせい」でもなく「ふていけい」。ゴーストタイプが多く含まれるグループで、ゴースト由来の面白い技が遺伝できる。『ソード・シールド』からは晴れて「ひとがた」にも含まれるようになった。
- ホウエンの実質的なライバルであるミツルの切り札で、恐らくはイベントで最初に捕まえたラルトスが成長したもの。
ちなみに♂であるが、それも含めて彼のイメージ通りである。
だがORASでは、カルネと切り札が被るからなのか、エルレイドに変更されている。 - XYではチャンピオンのカルネの切り札として登場し、メガシンカもする。
ストーリー中で手に入るメガシンカポケモンでは相性が悪いため600族より恐ろしい相手と戦う羽目になる。
しかもフルアタであるためレベルが低いとこいつ1匹にパーティがなぎ倒されてしまう恐れも。
メガシンカした姿と教会のような背景が相まって花嫁っぽく見えるともっぱらの評判。ますます♀の印象を強めることとなった。が、♂も同じ姿にメガシンカするので人によってはオイシイ。
本編以外での活躍
- 『ポケダン救助隊』では重要な役割を担っている。探検隊ではトレジャーハンター「チャームズ」の一員。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にもモンスターボールから出てくるポケモンとして出演。効果は範囲の広いリフレクターである。
- 2015年7月より稼働した『ポッ拳』にファイターとして参戦している。強化技「めいそう」を軸に優秀な遠距離技「マジカルリーフ」などを駆使して戦うテクニカルキャラ。共鳴バーストでメガ化する。
バーストアタックである「フェアリーテンペスト」は、今まで図鑑説明だけであった「ブラックホール」を実際に使った初めての例で、相手をブラックホールに引きずりこんだ後に強烈な一撃をお見舞いするという壮大なもの。 - その美しい見た目から多くの紳士が萌えの対象としているが、人間寄りな見た目のため別の一部紳士からは好かれていなかったりする。そのため、ポケモン関連の萌え属性の境界線の一つとなっている。
- 相手と同じ特性になる「トレース」は何かとネタにされ、 「メロメロボディ」「テクニシャン」などは当然として、「さめはだ」や「かんそうはだ」になったり、「あついしぼう」で太ったり、「あくしゅう」を放ったりと良くネタにされる。第6世代では「かちき」や「スイートベール」などの可愛い特性が多く追加された他、「ぬめぬめ」「メガランチャー」なども有力候補である。
- 2025年2月に等身大サーナイトぬいぐるみが発売された。華奢な体型を再現しつつ自力で座れるように上手く縫製されている。二足で自立することはできないため公式で椅子に座らせて鑑賞することが推奨されており、元々の女性的デザインもあいまって清楚な佇まいである。
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https://twitter.com/pokemoncenterPR/status/1887320308836618498 - 人間に近いサイズなのでメイド服やセーラー服のような人間用の衣装を着せることができてしまう。座らせるためにエルレイドのようにおしりを大きめに作ってあるため、黒タイツを履かせるだけで生々しいエロさが醸し出されてしまう。サーナイトぬいぐるみをえっちな目で見る紳士が後を絶たない。
ゲーム中の性能
- 能力、技共にエスパーとしての一通りの性能はあるものの、あまり素早くないため単純に技をフルアタにすると素早いフーディンやエーフィに見劣りする。豊富な補助技や高めの特防を活かしたい。
攻撃面では10まんボルト、きあいだま、エナジーボ―ルを撃てるが炎や氷は使用できない。こごえるかぜ?あれは補助技だ。 - さいみんじゅつ、おにび、でんじは、どくどくを覚える。つまり氷以外の全ての状態異常撒きが出来る。もっと言うとあやしいひかり、ちょうはつ、いちゃもん、アンコール、メロメロも使用できる。さらに特性シンクロで状態異常を返せるので、まさに状態異常撒きのエキスパートと言えよう。
アンコールとシンクロノイズ以外のタマゴ技はヨマワル一族から受け継がせることが可能。アンコールはソーナンスやマルノームからどうぞ。 - 上記の通り第6世代でフェアリーが追加され、格闘に強引に押し負けることがなくなり、悪タイプとも戦いやすくなった。
反面、毒タイプとはがねタイプが抜群になってしまったためそれらには繰り出せなくなった。毒タイプ自体は一致技で弱点を突けるので対面でさほど不利というわけでもないが。 - 特性はシンクロ・トレース・テレパシーの3つ。どれも優秀だが使い所が肝心。
- 「シンクロ」は自分がかかったどく・まひ・やけどを相手にやり返すことができる。とはいえタイプや特性で無効化されると失敗する。
むしろお目当ての性格を粘る時に使うことが多いだろう。「さいみんじゅつ」などで捕獲のサポートもできる。 - 「トレース」は相手と同じ特性になるというもので、「もらいび」など同タイプを吸収する特性や「ゆきがくれ」などの天候系の特性、「いたずらごころ」などの封殺、使うポケモンに物理型が多い「いかく」などに対して繰り出せば有効に利用できる。
反面、天候変化特性自体をトレースして相手を助けてしまったり「なまけ」や「ぶきよう」をコピーして機能不全を起こしてしまう場合もある。 - 「テレパシー」はダブル・トリプル専用の特性。味方からの攻撃を受けない。例えば隣で「じしん」や「ほうでん」「だいばくはつ」などを使ってもサーナイトは一切ダメージを受けない。
自身も多人数攻撃「マジカルシャイン」を覚えるのでダブル・トリプルのお供にどうぞ。
メガサーナイト
- 防御はまるっきり上がらないが特攻、特防、素早さが伸びるという順当なステータス配分になる。
フーディンより特攻・素早さが低いが特防は高いという点はメガ同士でも同様である。 - メガ特性は「フェアリースキン」で、ノーマル技がフェアリー技になり、さらにこの特性によってフェアリータイプとなった技の威力が1.3倍第7世代の仕様変更により1.2倍になる。(※ムーンフォースなど、元々がフェアリータイプである技には威力補正はかからない)
火力が大幅に高くなるため純粋に攻撃に回ることが可能で、メガかどうかで戦法をガラリと変えることができる。例えば「はかいこうせん(威力150)」を繰り出すと、150×タイプ一致1.5×フェアリースキンボーナス1.2=威力270という驚異的な威力を発揮できる。また、教え技「ハイパーボイス」は威力108&タイプ一致1.5倍&多人数攻撃&みがわり貫通というグレイシアもビックリのドラゴンキラーマシンに変化する。……サーナイトってこんなに暴力的だったっけ……? - 地味に攻撃も上がっているので「おんがえし」や「ギガインパクト」もフェアリー技になったりする。上手く使えば防御の低い特殊受けを返り討ちにすることもできる。
- ただしニンフィアに比べ耐久が低い上にメガ枠も使ってしまう。豊富な補助技を随所で織り交ぜて戦いたい。
- 第7世代にメガシンカの仕様が変更され、メガシンカしたターンのすばやさがメガシンカ後のものを適用するようになった。フェアリースキンこそ弱体化されたものの、先述の通り開幕からメガシンカ後の素早さで行動できるので総合的に強化された…と思いきや、メガサナの主砲ともいえるハイパーボイスが教え技の大幅削減の煽りを受けて覚えられなくなってしまった。サン・ムーンでハイパーボイスを覚えたサーナイトを使用するには過去作から送ってくるしかないので注意。『ウルトラサン・ウルトラムーン』でバトルツリーにて覚えさせることができる。
また、同タイプであるカプ・テテフの登場も大きな痛手。サイコメイカーによる圧倒的火力と先制技無効は反則級の強さであり、メガ枠を消費しない点でも差をつけられている。そのため、第6世代と比べると採用率は大きく減少している。 - だが、ダブルバトルではメジャーポケモンの1匹として活躍している。先述した通りサーナイトが覚える補助技はダブル向きの物が多く、カプ・テテフには真似できない動きをすることが可能。
また、第7世代から登場したガオガエンとの相性は抜群であり「サナガエン」の通称で知られている。ガオガエンが隠れ特性「いかく」で強化されて以降は、相方のサーナイトも採用率が上がる結果となり活躍の場を更に広げている。
お絵カキコ
関連動画
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関連項目
- ポケモン
- ポケモンずかん
- エスパータイプ / フェアリータイプ
- ラルトス / キルリア / エルレイド
- ギャロップ / マネネ / バリヤード / カプ・テテフ / ブリムオン
サケブシッポ(同複合タイプ) - トレス
- シンクロ
- チャームズ
- ポッ拳
- 俺の嫁
- テツノブジン
外部リンク
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