サーモンランとは、任天堂のゲームソフト『Splatoon』シリーズに登場するゲームモードである。
概要
2017年4月17日の「Splatoon2 Direct」で初公開された、ナゾのバイトをこなすCo-opモード。ハイカラスクエアの一角にある「クマサン商会」で受けることができる。
開発者曰く、配牌やドラが毎回変化する「麻雀」から着想を得たゲームとのこと。
続編の『Splatoon3』でも、「サーモンラン NEXT WAVE」として登場。新アクションとして「イクラ投げ」が可能になったほか、新たなオオモノシャケ・特殊イベントが追加されている。
おや、バイト希望者かね…
- クマサン
- ふむ、キミのようなイカした若者にしかたのめない内容だからね、とても助かるよ。
- クマサン
- ウチはアルバイトだからといってなかなか給料が上がらないなんてことはないよ。
- がんばってくれたら、きちんとほうしゅうにも反映させるシステムを整えてるからね。
- クマサン
- とはいえ、バイト内容を知らないようじゃ仕事にならないな…。
- まずキミにはバイト内容について記したこの記事を読んでもらおうか。
バイト内容についてだが…
アルバイトたちはバイト専用のブキが支給され、船に乗って四方を海に囲まれた隔離エリアに向かうことになる。そこで制限時間いっぱいまで仕事を行う。
バイト中、海からは無数の「シャケ」という生物が陸にあがってくる。このシャケを攻撃して倒すと落とす「イクラ」の回収量が多ければ多いほどバイトの報酬も上がる歩合制システムとなっている。
また、通常のシャケとは違う「オオモノシャケ」も同時に出現する。狩るのに一工夫いる個体ばかりだが、倒すと「金イクラ」を出す特徴がある。この金イクラを制限時間内にノルマの数だけエリア内に設置されたイクラコンテナに回収することがバイトの目的である。
簡単に言えば、
オオモノシャケから手に入る金イクラを
イクラコンテナに運ぶ
たったこれだけの簡単なお仕事
である。
シフト制
クマサン商会によるアルバイト募集はシフト制となっており、1つのシフトにつき勤務地(ステージ)、使用ブキの種類、報酬の種類が固定されている。
無印: シフトは36時間で、終了後はインターバルとしての休業(サーモンランに参加できない)が6時間設けられている。
NEXT: シフトは40時間。終了後即座に次のシフトが始まるため24時間働くことが可能になった。
基本的には、通常のナワバリバトルやガチバトルと同じく、インターネットを通じて4人1組でアルバイトをすることになる。
フレンド同士でのバイトもでき、Onlineラウンジを使用したボイスチャットが行える。フレンドの人数が4人に満たない場合でも、その分が野良から補充されるため心配無用(ボイチャはフレンド間のみ)。
ローカル対戦モード「イカッチャ」であればシフトに関係なく、好きなタイミングでサーモンランに挑戦できる。イカッチャでのサーモンランのみ使用ブキや危険度(難易度)を自由に設定可能。
「NEXT」ではロビーの機能と同じくマッチ中にブキの練習ができるようになっている。それぞれのシャケやオオモノシャケ相当の体力を持った的や金イクラもあり、イクラ投げの練習などができるほか、試し撃ちのエリアにあるボックスを調べればシフトのブキ切り替えもできる。
勤務形態
シャケたちは一定の周期に従う形で隔離エリア内に侵入してくる。この周期をWAVEといい、1回のバイトにつき3回のWAVEを乗り越えることができればバイト成功扱いとなる。
各WAVEごとの支給ブキは、他のアルバイターや既に自分が使ったブキとの被り無しでランダム抽選される。よってシフトごとに設定された4種のブキを一通り使いこなすことが要求されると考えてよい。
前述の通り、1回のWAVE毎に回収しなければならない金イクラのノルマ数が設定されている。WAVE開始から終了までの間にノルマが達成できない場合、残りWAVEがあってもその時点で失敗(バイト中断)となる。
また、例えノルマを達成したとしても、WAVE終了までに全員がシャケにやられてしまった場合も続行不可のためバイト失敗となる。
3WAVE持ちこたえる事ができた場合、評価はグッと上がり報酬アップも期待できるが、逆にバイト中断となった場合は評価キープ、もしくはダウンとなり報酬も下がってしまう。
支給品
評価・報酬について
集めたイクラと金イクラは、クマサンポイントカードにポイントとして記録される。このポイントを貯めて交換所に向かうと、お金やチケット、ギアパワーのかけら、特別なギアなどのプレゼントと引き換えることができる。
また、ノルマを達成するごとに評価が上がり、より多くの報酬を受け取ることができる。
上がった評価度に応じて、称号はみならい → はんにんまえ → いちにんまえ → じゅくれん → たつじん → でんせつ(3から)と上昇していく。
評価度はシフトが変わる度にリセットされるが称号はリセットされず、伝説から少し評価を上げ続けるとある程度の評価度を次回シフトに持ち越すことができる。
ただし評価が高ければ高いほどキケン度の高い現場に向かうこととなり、回収できるイクラの量が増える代わりに、より過酷なバイトをこなさなければならない。
4人全員の評価が高く最高キケン度(2では200%、3では333%)に達した場合は キケン度MAX! とバイト開始前にアナウンスされる。
バイトシナリオ
NEXT WAVE(Splatoon3 Ver.2.00以降)では遭遇したバイトの状況をクマサン端末で保存し、共有する事ができる。
レギュラーマッチなどで保存できるメモリープレイヤーのようなリプレイではなく、そのバイトで起きたステージ、シャケの出現状況、潮の満ち引きや特殊な状況をプライベートバイトで反映することができる。コードを発行して他のプレイヤーと共有することもできる。
ただしゲームバージョンの更新データが配信されると保存したアプデ前のバイトシナリオは使用できず、前バージョンのバイトシナリオも保存できない。
ホンバンの前にまずはキホンを学ぶことだよ…
シャケについて
シャケとは隔離エリアに指定された海にのみ生息する、社会性を持った生き物である。
狂暴で攻撃的な生態や、死を恐れぬどころか自らがおいしく食べられる事を幸福とする独自の思想を持つ極めて危険な種族の一つであり、特別な許可なくシャケと接触することは法律で禁止されている。
陸上・水中どちらでも同じ姿のまま活動可能で、かつ非常に優れた嗅覚を持つため、仮にインクの中に潜んでいても正確に追跡して攻撃を仕掛けてくる。
また、野蛮ではあるものの知能水準はかなり高いらしく、ガラクタを寄せ集めて作ったり、オクタリアンとの通商を通して手に入れた最新技術を用いたりすることで作成されたシャケの兵器は強力な物が揃っている。
シャケは資源の獲得と『母なる大地』とされる場所への回帰を求めて常に群れで移動しており、彼らを攻撃して得られるイクラと金イクラは集められた資源の結晶である。
オクタリアンとは正式な通商条約を結び通常のイクラと技術の交換を行っているようで、これがヒーローモードでタコを倒すとイクラが得られる理由となっている。
つまり、クマサン商会およびアルバイターのイカやタコたちが行っているのは歴とした略奪行為である。
- ザコシャケ
- シャケ
最も一般的なシャケ。なぜかフライパンを手に襲ってくる。 - コジャケ
かなり小さなシャケだがとてもすばしっこく、その小さな体を生かして足元に入り込んでくる。 - ドスコイ
巨大でタフなシャケ名前は鯉じゃねぇか!集団で上陸することがあり、噂によるとドスコイが集まる稽古場があるらしい。 - タマヒロイ
金イクラを回収してしまう厄介なシャケ。シャケの中でも新兵がやる仕事らしい。
回収されてもエリア内から消える前に倒せばその場に金イクラを落とす。
無印: 通常のシャケと同じく海辺から現れ、一度に最大3個まで持ち去ってしまう。
NEXT WAVE: 空を飛んで出現・移動するようになり、一度に最大6個まで持ち去るようになった。
- シャケ
- オオモノシャケ
- バクダン
頭上に爆発性の唾液を込めたボムを生成して投げてくる。鍛え上げられた鱗はインクショットを通さないが、生成中のボムを攻撃して爆発させることで倒すことができる。
フデやローラー等では頭上を狙うのは難しく長射程の武器に任せるか高台を利用するのが望ましい。 - ヘビ
とても長い鋼鉄のマシン。マシン自体は無敵であり、胴体部からは常にインクが噴射され、蛇の巨体に阻まれると横断は不可能。最後尾にいる操縦シャケを倒すことで破壊できる。その巨体は満潮時の陸地を容易く分断する。 - テッパン
無敵の装甲を備えた車を操縦するシャケ。背面に装甲はないがその場旋回で簡単には背後を取ることはできない。正面や側面からの攻撃はダメージにならないが攻撃し続けることで車が故障して旋回できなくなる。
遠距離攻撃もなく比較的小柄で倒しやすく、攻撃1発で立ち止まるテッパンはオオモノの癒し枠と言われる。ただし常に後方に吐き出されるインクには注意。 - タワー
重ねられた鍋の上から高熱で圧縮されたハイパープレッサーを撃ってくる。本体は無敵だが積み重なった鍋を全て吹き飛ばすと最下部のバーナーに焼かれて自爆する。基本的に海の際から離れず最も遠いイカを狙う。 - モグラ
インクに潜伏した状態でウキだけを見せた状態で近づいてイカの足元に近づくと飛び出してイカを喰らおうとする。その性質上接近されるまで気づくことは難しく攻撃できるのもイカを攻撃しようとした瞬間のみ。ただしボムを飲み込ませることで一撃で倒せる。また金網の上には攻撃してこない。
あまりの巨体ゆえに常に捕食していなければならないらしい。イビルジョーかお前は - コウモリ
インクの雨を降らせる特殊な弾頭を発射するシャケ。傘のような装甲により、普段は攻撃が通らないが砲撃の反動でひっくり返った瞬間は攻撃が通り、発射された弾頭は炸裂する前に攻撃で撃ち落とすことが可能で真正面から攻撃すると撃ち返せて一撃で倒せる。 - カタパッド
強力な装甲とジェット噴射による空中浮遊を備えたシャケの最新兵器。左右の射出装置からマルチミサイルを発射してくるが、攻撃のタイミングにボムを投げ込むと射出装置を破壊でき、両方破壊すると姿勢が制御できなくなって墜落して倒すことができる。 - ハシラ
「NEXT WAVE」から登場。
8匹のコジャケが細長い柱を設置し、上からスプリンクラーのようにインクを撒き散らす。柱を塗って上り、コジャケを全員倒すと金イクラが出現する。金イクラは柱の上に3個出現するため、新アクションのイクラ投げで下ろすと良い。なお、倒した後もWAVE終了まで柱は残り続ける。
柱を運んでいる最中に倒すと、柱は砕け散りその場には残らない。 - ダイバー
「NEXT WAVE」から登場。
地面を塗りつぶすリングを設置し、そこに飛び込んで攻撃するシャケ。飛び込みの前にリング内を塗りつぶすと、頭部につけた仮面が壊れてのたうち回る。大きな隙を晒すのですかさず攻撃しよう。なお、仮面を壊さなくても、頭部以外なら攻撃は通る。 - ナベブタ
「NEXT WAVE」から登場。
UFOのような機体に乗っているシャケ。一定距離まで近づくと、ザコシャケを機体下から出してくるようになる。機体下はバリアになっており、攻撃が通らないほか、真下にいると落下して押し潰そうとしてくる。落下してきたナベブタの上に乗り、本体を叩けば倒せる。チャージャーなら高所からの狙撃で楽に倒しやすい。なお、落下する真下にオオモノシャケがいた場合、(カタパですら)一撃で倒してしまう。上手く利用しよう。 - テッキュウ
「NEXT WAVE」から登場。
浜辺に置かれた大砲に砲弾を詰め込んでイクラコンテナの周辺を攻撃するシャケ。着弾するとホップソナーと同じ波状攻撃を放つため、放置していると非常に厄介。テッキュウ自体は海から出てきて砲弾を詰め込んでいるだけなので倒すのには苦労しないが、耐久力が異様に高い。テッキュウを倒した後もWAVE中は大砲が残り、金イクラを入れるとコンテナ付近まで飛ばせるという特徴を持つ。離れた位置にある金イクラを運ぶのに利用しよう。
- バクダン
- オカシラシャケ
「NEXT WAVE」から登場。オカシラゲージが溜まっている状態でバイトをすると、WAVE3終了時に出現することがある。
オオモノシャケを軽く凌駕する超巨大な体でエリア内を暴れまわり、攻撃に当たれば即死。体力も多く、制限時間内に倒すには仲間との連携が求められる。倒さなくてもバイトはクリア扱いとなるが、オカシラに与えたダメージに応じてウロコが手に入り、珍しいアイテムと交換できるので、なるべく倒したいところ。
オカシラ出現中はイクラキャノンが支給され、金イクラを射出するとインク消費無しで大きなダメージを与えることができる。オカシラの動きに注意しつつ、オオモノシャケを倒して金イクラをどれだけ撃ち込めるかが攻略の鍵を握る。
なお、スペシャルの使用回数はリセットされ、全員が1回ずつ使用できるようになる。イクラキャノンには劣るが、ある程度のダメージを与えられるため、いざという時はオカシラ相手に使用しても良いだろう。
特殊な状況
海は時に様々な姿を見せる。同じようにバイト中には様々なことが起こる。
- 潮の満ち引き
Wave開始前の波のエフェクトで潮の状況は判断できる。
隔離海域の異常な潮の満ち引きは研究者達による研究が行われている。 - 特殊イベント
上記の干満に加え以下のイベントが発生することもある。- ラッシュ
凶暴化したシャケの大群が押し寄せる。凶暴化したシャケはヒカリバエに引き寄せられる性質があり、ヒカリバエに群がられているイカに向かって群がってくる。またヒカリバエが群がるイカは時折唐突に替わる。中にはキンジャケが混ざっており、これを倒すと金イクラが手に入る。
凶暴化の理由は不明であり中世では凶暴化したシャケの襲来で滅んだ都市もあったという。 - 霧
霧が立ち込め視界が極端に悪くなる。この際には霧に乗じてシャケが全方位から出現するようになる。そのため普段以上にコミュニケーションが大事になる。また霧の間は金ジャケが出現するようになる。 - グリル発進
タコドーザーのようなオオモノシャケ装甲戦車グリルが何度か出現する。グリルはレーザーサイトでロックオンしたイカ目掛けて突進し、接触すると一撃で倒されてしまう。また、グリルの後を追うようにたくさんのコジャケも出現する。背後にある弱点を攻撃していくことで停止し全方向から攻撃できるようになる。 - ドスコイ大量発生
干上がった海辺からドスコイが大量に押し寄せる。加えていつも通りにオオモノシャケが出現する。発生と同時に出現する2~3門のキャノンを使用することで対処が楽になる。ただしインクを消費するので注意。 - 金ジャケ探し
マップにいくつも設置されたカンケツセンが光り出す。カンケツセンの中にはキンジャケが隠れているものが一つ存在し、カンケツセンから出現したキンジャケは攻撃を受けていくにつれてどんどん金イクラを落とす。
キンジャケはハズレのカンケツセンから溢れる光りが眩しいカンケツセンに隣接するカンケツセンのどれかに隠れている。
無印: カンケツセンを動作させると中からシャケの軍勢が出現するため、無闇に間欠泉を開けると地上がシャケだらけになり危険。
NEXT WAVE: シャケの軍勢は当たりのカンケツセンと通常Waveのように海から出現するようになった。そのため、ハズレのカンケツセンを開けるデメリットが無くなっている。
カンケツセンはタコとの交易でシャケが手に入れたらしい。 - ハコビヤ襲来
シャケ世界の重要な輸送手段であり最終兵器であるハコビヤが出現する。ハコビヤからはシャケコプターがコンテナを持って飛来しコンテナをマップにおいて行き、その中からはどんどんザコシャケが現れる。シャケコプターを倒すことで金イクラが一つ手に入る。
ハコビヤ本体が金イクラタンクに接近することがあり、くっついて金イクラを吸い取ってしまう。素早く多くの攻撃をすることで吸い取られる前に撃退することもできる。 - ドロシャケ噴出
「NEXT WAVE」から発生。
カンケツセンからドロシャケが出現し、大きく口を開けて次々にザコシャケを出してくる。口の中にボムを入れると金イクラを落とし、大量に投げ入れると倒すことができる。たまに出現する金のドロシャケからは、口からドスコイを出してくるが、倒すと大量の金イクラを得られる。 - 巨大タツマキ
「NEXT WAVE」から発生。
夜の干潮時のみ発生するイベントで、海岸付近に金イクラが大量に詰まった箱が出現する。納品するには通常時のコンテナまで運ばなければならないため、金イクラ1個が2個分としてカウントされる。新たに追加されたイクラ投げを駆使し、味方と連携して納品しよう。ザコシャケが空中から降ってくるが、タマヒロイは出現しない。
- ラッシュ
隔離エリア
これまで仕事場となったシャケのテリトリーは以下の通り。
それぞれのエリア名の横に書いてある日付は、各シリーズで初めてそこでバイトが開催されたシフトの開始日を指す。
- シェケナダム 無印:2017/07/21NEXT:2022/09/12
- 難破船ドン・ブラコ 無印:2017/07/22 NEXT:2022/12/02
- 海上集落シャケト場 無印:2017/08/23
- トキシラズいぶし工房 無印:2017/11/24
- 朽ちた箱舟ポラリス 無印:2018/11/07
- アラマキ砦 NEXT:2022/09/09
- ムニ・エール海洋発電所 NEXT:2022/09/10
特殊シフト
支給ブキ未定
2017/9/16(無印)開始のシフトで初登場。支給ブキ一覧の中に?マークで表示されるランダム枠が混ざっており、これに当たった者はブキが既に登場している物の中から完全にランダムな抽選で支給される。
抽選には他の通常枠に設定されているブキも含まれる為、通常であれば起こりえないブキ被りが発生するほか、全員ランダム枠のシフトであれば、運が悪ければ全員チャージャー種、全員ローラー種…といったそれぞれのブキ種の弱点がカバーできない組み合わせになることも。
このランダム枠で支給されるブキの中にはクマサンの私物とされるブキが混ざっている。持ち出し厳禁らしく、このモード以外での使用は不可能。
クマサン本人曰く「ワタシ特製のブキ」であるそうだが、ブキチの話にたまに出てくる『バトルで使用するために必要なブキの審査』を受けていない違法パーツならぬ違法ブキの可能性すら浮上している曰くつきの代物。そしてその性能はヒーローモードで最大限強化したブキに勝るとも劣らないぶっ壊れたスペックとなっている。
こんなものを私物として隠し持っているクマサンとは一体何者なのか…?
さらに、2018/7/14のシフト以降のでは、金色に輝く?マークのレアランダム枠が登場。
これはクマサンの私物ブキが確定で出現するランダム枠となっており、既に登場しているクマサンブキから他プレイヤーと被りありでランダムに抽選される形になる。
これまでに下記のブキが登場しているが、攻撃力や連射性能といったシャケの大群をさばく事に特化した能力が異常なほど強化されている反面、それと引き換えにインク効率がかなり悪くなっており、総じて長時間連射し続ける事には向かないというかなりピーキーな性能となっている。
- クマサン印のブラスター
- 現在、最速の連射スピードを持つクラッシュブラスターを遥かに上回る連射力を持つ脅威のブラスター。流石に射程は短く1発の威力も比較的弱いものの、短時間に何度もインクを爆発させられる為に圧倒的な制圧力を持つ。
- 長射程はカバーできないため遠方の相手は苦手であり、射程外へ塗りを広げるのはあまり得意ではない。しかしながらバクダン、コウモリといった厄介なオオモノシャケを1回の攻撃チャンスで仕留めることもできる連射力は非常に強力。
- ホットブラスターの先端カバーを剥がし、怪しげな黄色のカプセルを4つとエネルギーパックらしき物体を4つつけていることが確認できる。あとカバーがあったところのフレームも歪んでいるという怪しげな要素満載の見た目をしている。やっぱりこれ違法改造なんじゃ
- クマサン印のシェルター
- 一般的なシューターと同じようにZR長押しでフルオート連射が可能なシェルター。
- 類似品であるスパイガジェットに比べると、インクの拡散力が広く、射程も長くなり、連射スピードも上昇している。その代わりインク効率はあまり良くないのは他のクマサン印のブキと同じだが…
- 上記の連射性能とインクの拡散力、射程、射撃中の歩き速度の速さから正規品のどのブキをも凌駕する圧倒的な塗り性能を実現している。
- NEXT WAVEでは威力が上がり、インクロックもかなり短縮されている。
- ブキの外見はパラシェルターから外布を全て取り払い骨組だけを残したもの。中軸にはやはりブラスターと同じく怪しげな黄色いカプセルが6つ装着されている。
- クマサン印のチャージャー(2018/04/29初登場)
- クマサン印のスロッシャー(2018/06/17初登場)
- スクリュースロッシャーをベースに弾をより大きく、かつハイパープレッサーと同等の敵貫通性能(地形は貫通しない)を付与した超重量級のスロッシャー。
- 発射した弾は照準で狙った方向にゆっくりとまっすぐ進み、ある程度の飛距離に達すると急降下する弾道を描く。その為、通常のスロッシャーのように山なりに撃つよりも、直接照準で敵に狙いを定めて打ち込むと効果的。
- 1発の攻撃力が大きい分、機動力と燃費は大幅に落ちている。特に燃費の方はインク満タン状態から連発できるのは4発ほどと、リッターやダイナモ並のインク効率となっている。
- これまでのクマサン印と違い、黄色いカプセルがない、小奇麗に見えるという点で妙に凝った改造に見えるが以下の点、やはり違法改造臭漂うブツである。
- スクリュースロッシャーの後ろ半分の装甲をはがされている。
- 装甲がはがされたところにエネルギーを循環、集約させてそうな怪しいパイプが5~6本、むき出しの配線が数本刺さっている。
- なんの必要があるのか本体全体が金属板で補強されている。
- クマサン印のストリンガー(2022/10/6初登場)
- トライストリンガーをベースに、発射するインクを3発から9発に増加させたストリンガー。
- 地上では横範囲に、空中では縦範囲に発射するのは通常のトライストリンガーと同じ仕様。チャージすれば着弾点で爆破する。
- 全弾命中すれば150ダメージ×9で最大1350ダメージを叩き出し、あのテッキュウですら一撃で倒すことができる。(表記上では999ダメージでカンスト)さらにオカシラシャケ相手にイクラキャノンよりも高いダメージを与える。特にヨコヅナは身体も大きいので全弾当てやすい。
- とにかく横範囲が広いので塗りもある程度こなせるが例によってインク効率は著しく低い。
- 外見はクマサン印おなじみの黄色いカプセルが弓の持ち手を中心に左右4つずつ取り付けられているもの。
- クマサン印のワイパー (2022/12/2初登場)
- ジムワイパーをベースに火力を超増強したワイパー。
- 横振りだけでも200ダメージを与え、縦振りに至っては999以上のカンストダメージを与える。その火力の高さはテッキュウを一撃で倒すことができるほど。
- 縦振りは装甲を貫通するためコウモリやテッパン、ダイバー、バクダンをどの状態でも正面から切り伏せることすら可能。高台などで工夫すればグリルなども一応倒すことが可能。
- 地中を移動するモグラですら下を向いて振れば一撃で倒せる。最悪間に合わなくても打ち上げ上げられるくらいまでならギリギリ間に合う。
- 踏み込みもかなり深く、ダッシュ切りといって差し支えないほど移動できる。
- また、爆発属性がついているためかカタパッドやドロシャケを直接攻撃することもできる。
- 反面ほとんどインクが飛ばなくなるなど塗り性能は壊滅的。オオモノシャケを狙って迂闊に切り込むとザコシャケに囲まれるなんてことも。
- 加えてチャージまでに時間がかかる上にチャージ中はハイドラントばりに機動力が低下する。横切りのインク効率は良い方だが、縦斬りのインク効率は悪く、6回使うとインク切れを起こす。
- 前進も思いっきり崖を飛び越えて空中を疾走するため間合いをミスるとシャケの群れや海へ真っ逆さま。
- 苦手なのはハシラ。ヘビもチャージ時の足の遅さから狙いにくく移動縦斬りもタイミングをミスれば胴体ど真ん中に突っ込むハメになる。カタパッドも攻撃を当てるには工夫がいる。チャージャー系やスピナー系と同様仲間の支援が不可欠となる。
- そのためこのブキが2本以上支給されたときは全員がスペシャルをすべて使い切る覚悟を。特にラッシュが来ると生存すら難儀する。
- ジムワイパーの外装が取り外され、例の黄色いカプセルがワイパーの根本に取り付けられ、チャージ中はワイパーの軸についているコイルが光りながらガラガラと回りだす。
ビッグラン
「NEXT WAVE」から発生するようになったイベント。2022年12月10日に初開催。
通常のバイト時に赴く隔離エリアではなく、ナワバリバトル等で使用されるステージでサーモンランが開催される。
- 開催は数ヶ月に1回。
- 発生中は指定ステージが隔離され、レギュラーマッチやバンカラマッチの対象に入らなくなる。
- 開始地点(納品コンテナ)はWAVEごとに変わり、手前と中央の2種類がランダムで変わる要素が追加されている。
- イベントも2日と普段より日程が長く指定されており、報酬枠も拡張されている。
- 開催中はカタログポイントが1.2倍になる。
- 開催期間が長い関係でほうしゅうメーターでのカプセル報酬が従来の倍になっている。
- 開催中は「1回のバイト中に納品した金イクラの最大数(4人の合計)」がカウントされ、イベント終了後に全プレイヤーの納品数ランキングに入ればオキモノ報酬が豪華になり、専用バッジが獲得可能になる。
- ビッグランではバイトシナリオを保存できない。
攻略のコツ
- 「たつじん」や「でんせつ」まで到達すると、序盤にどれだけオオモノシャケを効率よく倒せるかがノルマ達成の鍵を握るようになる。特に、「NEXT WAVE」からはイクラ投げができるようになったため、必ずしもオオモノシャケをコンテナ付近まで誘導する必要はない。そのため、序盤は現れたオオモノシャケをなるべく早く処理することを意識してみよう。
- タワー、テッキュウはフィールド端から移動しない上にかなり厄介な能力持ちのため、出現したら優先的に倒しに行ったほうが良い。反対に、モグラとテッパンはコンテナ付近まで誘導すると金イクラを納品しやすくなる。ヘビも誘導できるが無理は禁物。
- スペシャルは気持ち早めに使おう。シャケに囲まれてから使用してもどうにもならないことが多い。
- 残り28秒になると新たなオオモノシャケは出現しなくなる。
- WAVE2までクリアすれば失敗しても評価が下がることはないため、スペシャルの温存よりクリアを優先した方がよい。
- 「ハイパープレッサー」「メガホンレーザー5.1ch」「トリプルトルネード」「ナイスダマ」などの高圧インクは、いかなる装甲をも貫通して攻撃することができる。例えばボムを出していないバクダンや傘に隠れたままのコウモリ、ミサイル発射前のカタパッドなどを無理矢理倒せる。
- 一部のブキは倒すのに特殊な手順を必要とするオオモノシャケを通常攻撃で倒す事ができる。
- シャケは基本的に段差を越えて移動することができない(例外はモグラとコウモリ)。そのため狙われた際に段差を利用することでシャケの移動ルートをコントロールできる。(コンテナの近くでオオモノシャケを倒せば金イクラを運ぶ時間を短縮できる)
- 浮き輪状態でも金イクラを確保して運ぶことができる。ただしコンテナに納品することができないのでそこは仲間にヘルプを求めよう。
- 同種のオオモノシャケは同時に3匹までしか出現しない。カタパッドを片方だけ破壊しておけば、3匹現れても実質1.5匹分となって火力を抑えられる。この片翼カタパッド戦法は特に2で活躍したが、「NEXT WAVE」ではオオモノシャケの種類が増え、カタパッドの出現率が低くなったため、普通に倒したほうが良いとも言われている。
- オカシラシャケ攻撃用に支給されるイクラキャノンは通常のシャケ・オオモノシャケに対しても使用可能。非常に高い攻撃力を誇るため1発分を耐久力の高いオオモノシャケに使用し、金イクラを増やすのも手の一つ。特にカタパッドの中央部分に当てると速攻で撃破できるのは有効な手段となる。
- オカシラシャケ出現時にはスペシャルパウチの数が1個にリセットされる。よって通常3WAVEでスペシャルを2個温存しても使い切っても同じなので、危ないと思ったら遠慮なく使ってしまおう。
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関連項目
- 20
- 0pt