ザクセン=アンハルト州(Land Sachsen-Anhalt)とは、ドイツ連邦共和国を構成する16連邦州のひとつである。ドイツ中北部に位置する。
概要
ザクセン=アンハルト州は、ドイツのほぼ中央から北にかけてを領域とする州である。かつて東ドイツ(ドイツ民主共和国;DDR)の領域に創設された「新連邦州」のひとつ。
ザクセン=アンハルト州は、その東はブランデンブルク州およびザクセン州と、南はテューリンゲン州と、西はヘッセン州と接しているため、合わせて4つの連邦州に囲まれているといえる。
エルベ川とザーレ川という2本の河川の流域に当たり、概ね平地が続いているが、州西部のハルツ山地はドイツ北部では珍しい高山帯である。最高峰のブロッケン山は標高約1,142メートル。
主要都市
人口10万人を超える都市は次のとおりである(2012年現在、人口の多い順に配列)。
マグデブルクは州のほぼ中央に、ハレは州の南に立地している。また、世界遺産を擁する中小規模の都市も多い(次項参照)。
世界遺産
- クヴェドリンブルクの教会、城および旧市街(Stiftskirche, Schloss und Altstadt von Quedlinburg):1994年登録、クヴェドリンブルク(Quedlinburg)
- バウハウス施設(die Bauhaus-Stätten):1996年登録、デッサウ(Dessau)
- マルティン・ルターの記念施設(Martin-Luther-Gedenkstätten):1996年登録、ヴィッテンベルク(Lutherstadt Wittenberg)およびアイスレーベン(Lutherstadt Eisleben)
- デッサウ近郊のヴェルリッツ庭園(Dessau-Wörlitzer Gartenreich):2000年登録、ヴェルリッツ(Wörlitz)
関連項目
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