ザビー(戦国BASARA)単語

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ザビー(戦国BASARA)とは、戦国BASARA シリーズの登場人物である。

肩書きは「南蛮我道(なんばんがどう)」。

概要

バサラシリーズでも頭１つ飛び出た色物キャラ。

宗教団体、ザビー教の創始者であり、日本の各地で布教活動にあけくれる。ある意味、織田信長、松永久秀以上にバサラの世界をかき回した人物である（後述）。

名前と特徴的な髪型から、現実にある宗教の宣教者をモデルにした可能性がある。『２』以前はまだギリギリ可能性の段階であったが、『３』にて大友宗麟(戦国BASARA)が登場した事でほぼ確定してしまった。これに対し難色を示すプレイヤーも少なからずいる。

（贔屓目で見れば、大友宗麟がある宗教の熱心な信者だったという事だけをBASARA解釈しただけとも言える。贔屓目で見ればだが）

性能

移動スピードはおそらく全キャラ比べてもかなり遅い。固有技も動作が遅いものが多いが、一方で移動能力の低さをカバーするような動きの大きい技もいくつかある。

バサラ技はバズーカ砲による連続砲撃。前方にしか飛ばないが、上手く狙い打ちできれば大ダメージを与えられる。見た目も派手なので爽快感はかなり大きい。固有技は全体的に準備動作や終了動作があり、スキが出来やすい。

聖なる歌声を撒き散らす「祈りあれ」（通称ジャイアンリサイタル）、ザビー人形を放って攻撃する「天罰あれ」、バズーカからの火炎放射の推進力を利用して飛ぶ「火葬あれ」など、ネタキャラらしく見た目の面白い技が多い。むしろ使いやすさよりも見た目重視で固有技を使っていくのが正しいザビーのプレイスタイルかもしれない。

バサラ世界に与えた影響

『３』でリストラ。ゲーム内では日本から追放された、本国に帰ったなどと語られているが詳細は不明。

戦国乱世から離脱したものの、その強烈なインパクトと教祖としてのカリスマ性により、BASARAの世界に大きな爪あとを残した。その影響が最も分かりやすいのが毛利元就である。

知ってのとおり、元就は自軍兵士を捨て駒と称し、自らの感情すら押し殺して戦にあたる冷酷な策略家である。ザビーはその教えにより、元就と対極の位置に存在する感情、”愛”を元就に芽生えさせた。これにより元就はザビー教に入信。日輪の申し子が愛の申し子となってしまった。瀬戸内海で対立していた元親も、サビー教入信後の元就を見て絶句。

バサラXでのチート性能が有名な元就だが、あれは愛の力がなせる奇跡だったに違いない。

『３』では正気を取り戻したが、４でふたたびザビー教に入信。ザビーランドのステージでは大友宗麟との息があったムービーでお出迎えしてくれる。『２』の変貌っぷりに慣れていた既プレイヤーも、あのムービーを見た時には元親の気持ちが分かった事であろう。

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