ザ・シネマハスラーとは、ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの人気コーナーである。
概要
風の吹くまま、気の向くまま、何を観るかは賽の目次第
映画博徒の看板しょって、歩いてみせますキネマの天地
そう、奴の名は――ザ・シネマハスラー
コーナー始めの生鳴きより
TBSラジオで毎週土曜日21:30 - 24:30に放送中のライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル内において、22:00頃から行われている映画批評コーナー。
番組スタッフがサイコロの1から6の目に公開中の映画タイトルを振り分け、出た目の映画を翌週のコーナーで番組DJの宇多丸が評論する。
当たった映画はたとえ乗り気でなくても必ず評論しなければならず、また期待されていた目の作品をサイコロで外すこともしばしば。まさに博徒(ハスラー)である。
扱う映画は単館上映の作品から話題のハリウッド製超大作、はたまた特撮・アニメ映画までと幅広い。
ムービーウォッチメン
全国の映画館では、今も毎週新作映画が公開されている
いったい誰が映画を見張るのか?いったい誰が映画をウォッチするのか?
映画ウォッチ超人・シネマンディアス宇多丸が今立ち上がる
その名も――週間映画時評 ムービーウォッチメン
コーナー始めの生鳴きより
「ザ・シネマハスラー」の後を引き継いで始まった新コーナー。放送時間は22:30頃に変更。趣旨は以前と変わらないが、これまで映画決めに使われていたサイコロは無くなり、代わりにムービーガチャという新マシンが登場。候補作品数の既定が実質無くなった他、リスナーからのリクエスト枠としてリスナーカプセルなるものも用意されており、リクエストが採用されると映画代として2,000円のお小遣いが貰える。
コーナーの名前はもしかしなくても某シリアス系アメコミヒーローの名前から取られているが、何故かOP曲は「ダークナイト」のテーマである。
特徴
豊富な映画知識は勿論のこと、時に執拗なまでの下調べを行なってから評論に臨む姿勢が特徴。
ハスリングまでの一週間で原作、監督の過去作品、TVシリーズ、スタッフインタビュー等徹底的に情報収集をしてから批評する。最近は当たった映画はほぼ全て2度鑑賞しており、観る→調べる→再度観るというスタイルが定着しているようである。(本人曰く小心者ゆえとのこと)
コーナー発足当初は20分程度で評論していたが徐々に時間が長くなり、最近は35分前後で語ることが多くなっている。
またどんな映画であってもコーナーの最後は「オススメです!!」の言葉で締めくくられる。それが映画そのものとは限らないが
ちなみにこれまでの批評はポッドキャストで全て聴くことが出来る。
2013/2/1よりTBSのサーバー負担軽減のため、過去のポッドキャストは削除された。新規のものは1ヶ月間公開の後、随時削除されてしまうので聞きたい方はお早めに。外部リンクを参照のこと。
シネマランキング
毎年年末の放送ではその年にザ・シネマハスラーで扱った映画全てをランキング形式で振り返る企画を行なっている。以下には各年のベスト5とワースト5のみを挙げる。
2008(38作品中) | |
ベスト5 | ワースト5 |
シークレット・サンシャイン | 少林少女 |
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド | カンフーくん |
ダークナイト | ゲゲゲの鬼太郎千年呪い歌 |
アメリカン・ティーン | ハンサム★スーツ |
その土曜日、7時58分 | 20世紀少年 |
2009(53作品中) | |
SRサイタマノラッパー | ROOKIESー卒業ー |
グラン・トリノ | 20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 |
愛のむきだし | 曲がれ!スプーン |
母なる証明 | 誰も守ってくれない |
レスラー | アマルフィ 女神の報酬 |
2010(56作品中) | |
十三人の刺客 | 矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ |
ヒーローショー | 食堂かたつむり |
息もできない | ゴースト もういちど抱きしめたい |
インビクタスー負けざる者たちー | シュアリー・サムデイ |
第9地区 | 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! |
2011(51作品中) | |
サウダーヂ | セカンドバージン |
その街のこども 劇場版 | 映画 怪物くん |
ソーシャル・ネットワーク | ワラライフ!! |
ブルーバレンタイン | ツーリスト |
スーパー! | さや侍 |
2012(55作品中) | |
007:スカイフォール | 映画 ホタルノヒカリ |
桐島、部活やめるってよ | 劇場版 テンペスト3D |
SRサイタマノラッパー:ロードサイドの逃亡者 | レンタネコ |
この空の花 長岡花火物語 | ALWAYS 三丁目の夕日'64 |
ドライヴ | 幸せの教室 |
※これらのランキングはあくまで宇多丸氏個人のものであり何ら指標となるものではないので過度に反応するのは禁物である。余計なお世話だバカヤロウ!
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関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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