ザ・ロック(The Rock)とは、アメリカのプロレスラー、俳優である。本名はドゥエイン・ダグラス・ジョンソン。
概要
プロレスラーとして
祖父にピーター・メイビア、父にロッキー・ジョンソンを持つ名門のメイビア家”アノアイ・ファミリー”の3世レスラー。1990年代後半から2000年代前半にかけてWWF、WWEで活躍した。必殺技はDDT、スパイン・バスター、シャープ・シューター、ロックボトム、ピープルズ・エルボーなど。
当初は平凡なベビーフェイスで観客の受けが悪かったが、ヒールターンし俺様キャラに路線変更すると人気が爆発。学生時代にアメフトで鳴らした身体能力とプロレスのセンスによる受け身の魅せ方にも定評があり、その実力で2000年代初頭のスマックダウン人気を支えた。喋りと眉毛の演技が抜群に上手く、後の役者生活の基盤にもなっている。
2003年以降はWWEを離脱して俳優活動を続け、ハリウッド俳優としても出演作は大ヒットし成功を収める。一方WWEには映像や父と祖父のWWE殿堂入りの式典には出演して元気な姿を見せていた。
2011年のレッスルマニア27にホストとしてWWEに登場。メインのWWE王座戦ジョン・シナ対ザ・ミズ戦にて立会人を務め健在をアピール。翌日のRAWでもレッスルマニア28でシナとのシングルを決定という、ロック様らしい振る舞いでファンを湧かせた。
その後、11月の「サバイバー・シリーズ」でなんとジョン・シナと組んで7年振りに現役復帰を飾る。そして1月の「ロイヤル・ランブル」でCMパンクを破り、11年振りとなるWWE王座を獲得する快挙を果たす。先の宣言通り、翌年3月の「レッスルマニア29」ではシナとのシングルマッチを行い、かつて「レッスルマニア18」でハルク・ホーガンとの新旧世代対決を行ったように自らもシナとの世代対決を行い敗北。WWE王座も明け渡した。
「レッスルマニア30」でも多忙なスケジュールな中登場。かつて戦ったハルク・ホーガン、宿命のライバル、ストーン・コールドと奇跡的な3ショット対面を実現させている。
近年は怪我をすると俳優としての契約に差し障ることもあって試合からは遠ざかっており、2016年の「レッスルマニア32」を事実上の引退試合としている。
2022年には彼の娘であるシモーネ・ジョンソンがアヴァ・レインとしてWWEデビュー。メイビア家の血統はこれからもマット界に引き継がれていく。
俳優として
基本的にドゥエイン・ジョンソンとしての活動。映画「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」と、そのスピンオフ作品である「スコーピオン・キング」への出演で、プロレスファン以外の層にも名前を知られることとなる。近年では「モアナと伝説の海」や「ジュマンジ」への出演、「ワイルド・スピード」ファミリー入りも話題となった。フォーブス誌制定による、2016年、2019年度(同年6月までの1年間)で最も稼ぐ俳優に認定され、役者としても全盛期を迎えつつある。
日本語吹き替え担当は主に小山力也、楠大典。前者は「スコーピオン・キング」や「ワイルド・スピード」シリーズなど、後者は「ランペイジ 巨獣大乱闘」などで担当しており、ほぼ彼らの持ち役とも言える。
関連動画
関連項目
If you smeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeell,
What the Rock
is
Cooking.
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