シカゴ(アズールレーン)単語

2件

シカゴ

2.1千文字の記事

掲示板へ

記事編集

「指揮官くん、夜は長いよ。
お姉さんと大人の遊びでもしない？
…冗談よ～」

シカゴとは、STG アプリ『アズールレーン』の登場キャラクターである。

アメリカ海軍のノーザンプトン級重巡洋艦4番艦、「シカゴ」をモチーフとする。CVは根本流風。

お堅い概要とにらめっこしてないで…もっと柔らかそうなものを見てみない？

ユニオン所属の艦船少女。艦種は重巡洋艦。レアリティはR。

比較的前半から邂逅しやすい艦船少女である。ロイヤル勢の重巡はもう少し速く落ち始めるのだが、大した差ではない。
ドロップは海域3-1から、だが大型艦建造でより速く会える可能性はある。

まさにどストレートなアメリカンお色気ねーちゃんである。
十中八九、セリフは蠱惑的に指揮官を誘ってくるもので、上の画像のとおりとんでもない露出度のコスチュームと相まって、指揮官諸君は自己抑制に大変な精神力を使うことになるだろう。金髪のロングヘアーの先は縦ロールになっており、そこら辺はある種の上品さを感じさせもする。

ユニオン型重巡の特徴である、副砲装備型になっている。その売りはなによりも強力な火力。スキルは「集中攻撃」。主砲発射時に最大30％（初期15％）の確率で主砲の攻撃力を2倍に出来る。そのスキル発動時の有効時間は1秒ちょっとあるので、限界突破して主砲砲座＋を得た上で手動でタイミングを調整すれば、通常の4倍のダメージを一気に乗せることも狙える。限界突破で「全弾発射」のスキルも付く。3段階限界突破すれば、前方に強力な砲火を放ってザコを吹き飛ばしてくれる。
その一方で、防御面は「紙装甲」と言っていい。耐久値が重巡としては低く、しかも装甲の特性が「軽装甲」となっている。高難度海域で敵の榴弾砲の集中砲火を受けたらひとたまりもないだろう。当然、低燃費周回の為に転用するところだろうが、やはり後々まで一戦で活躍させたい指揮官もいるだろう。防御装備を充実させて、煙幕スキルなどの回避手段を持つ僚艦とともに行動した上で、手動操作によってその実力を存分に発揮させてあげよう。下の史実のことを言っているのか「運があまり良くないし」とこぼす彼女だが、何の事はない、指揮官自ら運を引き寄せてやればよいのである。

この史実こそ、二人だけの話ができちゃうわ❤

重巡洋艦「シカゴ」(USS Chicago, CL/CA-29)は、ノーザンプトン級重巡洋艦の4番艦として1930年 4月10日に進水。1931年 3月9日に竣工した。

前級であるペンサコーラ級に続き、ワシントン条約に基づく条約型重巡洋艦の第2弾となったノーザンプトン級は、砲塔の数を減らして軽量化を図り、その分をより装甲強化に振り向けた。また艦首の改良によって凌波性も向上している。

完成後、第2次世界大戦勃発までの戦間期を彼女は太平洋周辺での活動で過ごした。
いよいよ対日戦の開始を告げる真珠湾攻撃が起こった時、彼女は外洋にいたため、直接の損害は被らなかった。その後、空母部隊の護衛や各島々に侵攻を図る日本軍を迎え撃つための支援活動を主に行うことになる。あの珊瑚海海戦にも空母ヨークタウンとともに参加している。やがて1942年の5月にはオーストラリアのシドニーに停泊したが、そこで日本軍の特殊潜航艇の襲撃を受けた。しかし大きな損害を受けずにその場を切り抜けた。
そして、1942年 8月になると、ガダルカナル島を巡る戦いに入っていく。8月9日、オーストラリア軍の重巡洋艦キャンベラらと共に哨戒を行っていたシカゴは、日本の重巡洋艦鳥海が率いる第八艦隊と激突。第1次ソロモン海戦が起こった。日本軍の夜戦能力の前に連合軍は一敗地に塗れ、シカゴも大破する損害を受けた。なんとか戦線離脱して本土のサンフランシスコに戻って修理を受けられたものの、その時の指揮について聴取された艦長は自殺を計り、亡くなってしまった。

明けて1943年 1月、修理が終わったシカゴは、ガダルカナルへの輸送を間接的に援護するための任務につく。そこへ日本の陸上攻撃機部隊が飛来し、レンネル島沖海戦が始まった。シカゴは2本の魚雷を受けて航行不能になり、僚艦に曳航してもらいながら脱出を計った。だが、翌日に再び空襲を受けることになった。この時、なんと仲間の巡洋艦は艦隊司令部の指示で撤退しており、周りには護衛の駆逐艦が残るのみだった。空母エンタープライズから援護の戦闘機も来たものの、十分に統制が取れずに戦力を活かせなかった。結局シカゴはさらに4本の魚雷を受けて沈没してしまったのだ。まさに上の判断ミスでむざむざ沈められたわけであり、彼女が上記のように言葉をこぼしたくなるのもむべなるかなである。