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「絶対悪」と称される男で、「新しい血族」の頂点に立つ存在。すべての元凶にしてネウロ最大の敵。ファンからは「6」、「ワカメ」などと呼ばれる。彼の「シックス」という名前は数字の「6」(Six)を意味すると同時に、「新しい血族」が「人類にとって病気 (sick) のように有害である」と評されたことにも由来する。数字の「6」については、「魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類に続いて人類から分岐し、人類の先を行く第六の種族」という願望も込められているらしい。
祖先は約七千年前から武器製造を営んでおり、職業柄 人を殺傷する手段だけを考え続け、そのために必要な「悪意」の強いものに家督を継がせていった結果、代を経るごとに脳構造においてより悪意の定向進化が進んでいき、ついには外見こそ人間なのにDNAレベルで根本的に人間と異なる、常人には耐えられぬ強い悪意を持った新種が生まれるに至った。 その悪意の強さは筋金入りで、生後間もなく父に握らされたカミソリで部屋の他の新生児達の頸動脈を掻き切って全員殺害、更には2歳の時に母親を、5歳の時に父親をも殺害している。 底なしの悪意を常に誰かに向けずにはいられず、嫌がらせで人の苦悶の表情を見ながら殺すことが生まれついて心の底から大好きで、部下をも余興代わりに殺害する。 自らが「新しい血族」と見なした約100人以外の人類は全て滅ぶべきであると考えており、人間から生まれる謎を食糧源としているネウロ、そしてそれに抗う人間たちと敵対することになる。
表向きの顔は世界最大の兵器メーカー「ヘキサクス」の会長ゾディア・キューブリック。ただしこれが本名かどうかは不明。露出の少ない謎の人物としてされており、死の商人として世界中に武器を売り込む一方、地下施設において非道な人体実験を行っている。また、警視総監や日本の軍事のトップとも親交があり、日本国内での彼の悪行は罪に問われることはなく、もみ消されてしまう。
また、単純な悪意のみならず超人的な力を持ち、水の流れを読む、大地の急所を見抜くなど、配下にした五本指の力も全て使用することができる。更に怪盗Xの強化細胞と、自身の家系が武器職人として開発した特殊合金の結合技術を体に組み込んでおり、細胞組織を金属化することで通常の人間の何千倍もの力と剛性を発揮できる。また、プレッシャー(邪悪な圧力)を発して脅すだけで人間を動けなくすることもできる。
人間を滅ぼそうとするシックス率いる新しい血族と、それを阻止しようとするネウロ率いる人間たちとの戦闘の結果、人間の活躍もあって、主要戦力である五本指は壊滅、説得された警視総監によりシックス自体も国際指名手配されるはめになってしまい、最終的には上空のステルス機上での戦いで、ネウロに敗れ、ネウロの靴を全身で舐めさせられながらステルス機で粉々にされるという屈辱の死を迎えた。ワカメざまぁwww
ちなみに作者によると、悲しい過去など一切持たない、ただ嫌われるための悪役として書いたとのこと。
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