この手があったか!
by 北条司
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(原題:NICKY LARSON et le parfum de Cupidon)とは、2019年2月にフランスで製作、公開された漫画作品「シティーハンター」を題材とした実写映画である。
概要
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション |
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基本情報 | |
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監督/脚本 主演 |
フィリップ・ラショー |
脚本 | ジュリアン・アイア ピエール・ラショー |
音楽 | ミカエル・トージマン マクシム・デプレ |
製作 | Les Films du 24 アクセル・フィルム |
配給 | ソニー・ピクチャーズ |
公開 | 2019年2月6日(仏) 2019年11月29日(日本) |
上映時間 | 91分 |
映画テンプレート |
「世界の果てまでヒャッハー!」などのおバカ系コメディを手掛け、本人も原作の大ファンであるフィリップ・ラショーが中心となって製作された実写映画(ラショーは監督、主演、脚本を担当した)。2017年に製作が発表され、翌年のパリコミコンで正式発表された。CHの実写映画化は実に26年ぶり。「アレはジャッキーの黒歴史でしょ」とか言っちゃダメ。
当時実写化の一報を聞き現地に駆け付けた原作者、北条司からも高い評価を得ており、ラショー自身が本作の脚本を18か月かけて作成。日本の権利元との連絡から北条にコンタクトを取り、申請から48時間後にOKが出て製作が開始された、との事。
本作は2019年11月に日本国内での凱旋上映も行われた。日本語吹き替えについては、同年公開された「劇場版劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」のCHレギュラー陣がほぼ続投。本作で異なるのは、アニメ劇場版で獠/香役それぞれを担当した神谷明、伊倉一恵が本作では別の役で出演。代わりに同役を担当するのは、アニメ劇場版でキーパーソンを担当した山寺宏一とCH初参加となる沢城みゆきとなる。[1]
あらすじ
槇村香(仏:ローラ・マルコーニ)の兄、秀幸(仏:トニー・マルコーニ)が亡くなってから1年。彼女はこの1年間を”シティーハンター”と呼ばれる男…冴羽獠(仏:ニッキー・ラルソン)と共に過ごし、彼のパートナーとして様々な業務をこなしてきた。
そんなある日。依頼人のドミニクという男が”キューピッドの香水”と呼ばれる香水を何者かに狙われ、獠を頼ってきた。その人物の話によれば、狙われた香水の背後には”ユニオンテーペ”なる謎の組織が絡んでいるらしい。
ドミニクの口から聞いた香水の存在、そしてその効果に半信半疑の獠。そんな彼にドミニクは香水の効果を証明するため自ら使用して獠に嗅がせる。だがその直後に爆発が起き香水が盗まれてしまう。しばらくして混乱が収まったが、香水の効果はすでに発揮されていた。そう、獠はドミニク、つまり男にもっこりするようになってしまったのだ。
香水の効果を解除するには、盗まれた香水を再び奪い返すしか方法は無い。しかもタイムリミットは僅か48時間で、時間切れになると二度と元に戻らない。美女にもっこりする男・冴羽獠、人生最大の危機が迫る!
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
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