シャドウガーデンに入る(クリックして本文を表示)
シド・カゲノーの正体は、シャドウガーデンの長:シャドウであり、小説『陰の実力者になりたくて!』の主人公である。
概要
田舎に住む貴族カゲノー男爵家の第2子として生まれ、普段はミドガル魔剣士学園に通い、姉クレア・カゲノーを引き立てるための弟、とあくまでモブとして通っている。お前のようなモブがいるか!
裏では陰の組織「シャドウガーデン」の長「シャドウ」として、幹部である「七陰」とその他の部下達を仕切っているが…本人は多くは語らないミステリアスな性格であり単独行動が多い事から「七陰」達が積極的に動いており、あまり指示は出していない様子。
常に2,3手先を読み行動する頭脳と「陰の叡智」と呼ばれる異次元的の知識で「シャドウガーデン」の戦力だけではなく、「ミツゴシ商会」を代表する表の資金面にも多大な影響を及ぼしている。
戦闘においては自己研究のおかげで絶大な魔力とその伝導率の高いスライム武具により大きなアドバンテージに加え、前世から基本を疎かにせず鍛錬を重ねた剣技・格闘技etcの戦闘術、そして究極奥義「アイ・アム・アトミック」により作中最強といって過言では無い。
また、美しさを重視した「スタイリッシュな剣」などの単純な強さだけではない技能も持っている。
シド・カゲノー(真)
上記のシャドウとしての姿も「陰の実力者」プレイとして振る舞っている一部であり、「陰実」をコメディたらしめているコメディリリーフである。
そもそも
・「七陰」達は「陰の実力者」プレイに渋々付き合ってくれてると思ってる(そして若干ハブられてるとも思ってる)
・「シャドウガーデン」の大半を劇団員やただの社員と思ってる
・でたらめに言った設定である「ディアボロス教団」が本当にあると気づいていない(だいたい盗賊だと思っている)
・「ディアボロス教団」や「悪魔付き」の細かい設定は「七陰」達の出来の良い創作と思っている
ので真実を知っており勝手に積極的に動いている「七陰」達との間にはすれ違いコント的状況が生まれている。
素の性格は表面上シド・カゲノ―の時と大差は無い。
しかし、その本質は「陰の実力者」になる為にあらゆる者を自身の中から切り捨ていった異常者で家族愛や異性愛、友情や正義感、倫理感、死生感に希薄な面が度々見られる。
後の戦闘能力を身につける為に転生前行った修行は「全裸で大木に頭を打ち続け超常的力の覚醒を促す」というその異常性の一つでこれにより脳震盪を起こし幻覚を見てトラックに突っ込み死亡している。
ただし、七陰が自分から離れた時は感傷的になったり、他人の努力に直球の好意を示したり、ド屑には不快感を示したり、姉の中二病に寄り添ったりと皆無という訳では無い。
金銭欲に関しては「陰の実力者」プレイを楽しむ(芸術品の購入などの)為に必須なので執着しており、度々小金稼ぎに勤しんでおり最も小物っぽい部分が出る。
頭脳面は常人レベル。異世界学力:普通をわざと維持出来る程度には良いが、「陰の叡智」とか言われちゃってる部下達に教える知識(TVとかの受け売り)が適当でうろ覚えだったり、考えてもどうにもならない時はゴリ押しや逃走で解決しようとする。
が、タイミングの良さやうろ覚え知識がヒントになったりして部下達には凄い頭脳の持ち主だと思われている。
その他、家の都合で習わされていたのからハマったピアノの腕前がかなりの物。ベートーヴェンの『月光』が「陰の実力者」っぽくてお気に入り。
他の姿
影野ミノル(実)
転生する前の姿。見た目はだいたいシドと同じだが、漫画版では鍛えすぎてムキムキの恐ろしい肩幅になっている。
小さい頃に見たアニメか漫画かなんかがきっかけで「陰の実力者」に憧れ、色々な力を手にしたいと思い、特訓をしてきた。だが核ミサイルと対峙したときの対処が分からずじまいであったが、転生した際に魔力を得たことで、その対処法を実行するができるようになった。
スタイリッシュ暴漢スレイヤー
前世にて「陰の実力者」とは言えない時代に名乗っていた通り名。
目出し帽を被り、バールを装備した圧倒的不審者であり暴走族や元軍人相手に腕試しをしていた。
異世界に来てからは「スタイリッシュ盗賊スレイヤー」になり、盗賊相手に資金調達をしていた。
ジミナ・セーネン
ブシン祭に出場して「武道大会で如何にも弱そうな奴が勝ち抜き、周りをどよめかせる」プレイをする為に変装した姿。
変装元は、アルテナ帝国の貴族で死亡済み。
不健康そうな顔で常に猫背。武具や大きめの剣も安物。
ジョンスミス
「世界の商を支配する陰の大組織のボス」プレイをする為危機に瀕したミツゴシ商会(シャドウガーデンの表の会社)の仲間を救う為に裏切る用に変装した姿。ほぼルルーシュ
上品なスーツとマスクで顔を隠した出で立ちで戦闘スタイルも糸を使った独自の物にしている。
余談
名前の由来は シャドウ→シド 影野ミノル(実)→陰の実力者 という事だろう。
関連動画
関連静画
関連項目
・陰の実力者になりたくて!
・山下誠一郎
・熊谷健太郎(書籍CMナレーション)
・モブ(自称)
・シャドウガーデン
・アイ・アム・テポドン/アイ・アム・アトミック
シド・カゲノ― とは、小説『陰の実力者になりたくて!』に登場する一般モブ。
概要
田舎に住む貴族カゲノー男爵家の第2子として生まれ、ミドガル魔剣士学園に通っている魔剣士を目指す少年。
黒髪の目立たない容姿で(戦闘力を含む)成績も普通。性格も特筆すべき部分が無く、大抵は同じく男爵家出身のヒョロ・ガリとジャガ・イモの3人でつるんでアホな事をやっている。
しかし、王国第二王女であるアレクシア・ミドガルに告白して(一時的な当て馬とはいえ)付き合う事になったり、オリアナ王国王女にして実力者であるローズ・オリアナとの試合では驚異的な粘り強さを魅せるなどお前のようなモブがいるか!と言いたくなるほど妙に目立つ奴でもある。
そんな彼のアイデンティティの8割は成績優秀な姉のクレア・カゲノーの弟という事だろう。
関連リンク
関連項目
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