シモーナ・ハレプ単語

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シモーナ・ハレプはルーマニアの女子テニス選手である。かつては「シモーナ・アレ」と表記されており、ニコニコ動画においてもこちらで動画がヒットするが、現在は「ハレプ」に統一されてきている。

概要

1991年生まれのテニス選手。2008年の全仏オープンジュニアを優勝してプロ転向している。同年男子のウィンブルドン/全米オープン各ジュニアを制したグリゴール・ディミトロフとは同世代である。彼と共に期待のジュニア選手枠に入っていた。

デビュー直後の彼女は一部で巨乳テニス選手として知られていた。あまりに大きすぎてプレーの邪魔になるということで豊胸手術ならぬ貧胸手術を受けたことは有名。そのプロ根性はたいしたものだが、一方で本当にそれで結果が出るか判らなかったこともあり、何ともいえない目で見られていた。TOP100 に入った後は一進一退が続きなかなか結果が出なかったが、2013年に初タイトルを挙げるとそのまま年間6タイトルの急成長を見せ、2014年には遂に全仏オープンの決勝に進出。決勝ではマリア・シャラポワに敗れたが、フルセット3時間以上の激闘を見せて今後に期待を持たせた。どうやら手術を受けた甲斐もあったようだ。その後の活躍でランキングは2位まで上げている。

2017年の全仏オープンで再び決勝に進出。四大大会初優勝だけでなくランキング1位もかかった決勝は、エレナ・オスタペンコ相手に中盤までリードしながら逆転を許す悔しい敗戦となった。ランキングの方はシーズン終盤に逆転して1位に立った。2018年の全豪オープンではともに3度目の四大大会決勝で初制覇を目指すキャロライン・ウォズニアッキと対戦。フルセットの激闘となったが一歩及ばず準優勝に終わると同時に、ランキングもウォズニアッキに逆転された。

同年全仏オープンではアンジェリック・ケルバー、ガルビネ・ムグルサと四大大会タイトルホルダーの強豪を倒して決勝進出。決勝では全米オープンタイトルを持つスローン・スティーブンス相手に第1セットを奪われるものの、第2セットを取り返すと勢いに乗り逆転。全仏オープン3度目、四大大会では4度目の決勝でついにビッグタイトルを獲得した。

名実共に女王として相応しい選手となった彼女のさらなる活躍に期待したい。

主な実績

• WTAランキング最高1位
• 2018年全仏オープン優勝
• 全仏オープン準優勝2回(2014年、2017年)
• 2018年全豪オープン準優勝

関連動画

関連項目

• テニス
• 巨乳