シャドウバースFとは、2022年4月2日から放送されるアニメ作品である。
概要
2021年10月8日予告なく突如発表。シャドウバースのプロプレイヤー育成施設「シャドバカレッジ」を舞台に新主人公の天竜ライトの活躍を描いた物語となる。前作同様、スマートフォンをまだ持っていないであろう低年齢層に向けたホビーアニメとなっている。
前作のアニメとしての評価はさておき、「低年齢層にShadowverseというコンテンツをアピールできたのか」という点では疑問符がつくところがあった。そのためか今回は早い段階から『おはスタ』や『月刊コロコロコミック』でのアピールを展開。ライトの相棒となるドラグニルがおはスタに定期的に出たり、『シャドウバースF デジフレ日記』の連載など対象層の目につく場所に出演させるなどしている。一方年齢層の高い視聴者向けにも『アニメージュ』『メガミマガジン』での特集が組まれた。
2022年3月26日には本来再放送をしていた前シリーズのシャドウバース特別編3の放送がある回だったが、放送をなくして放送開始記念スペシャル番組を放送。前シリーズからは梶原岳人・榎木淳弥・本渡楓、本作からは上村祐翔・山村響・浦和希が出演して前シリーズの名シーンや本作の魅力について紹介した。
テレビ放送ではリモコンのdボタンで応援したいキャラへの投票ができるようになっており、放送の最後にMVPが選出されるようである(公式からの紹介ツイート)。
今作の無料配信はニコニコ動画では第1話のみだが、テレビ東京のYouTubeチャンネル(テレビ東京公式あにてれちゃんねる)では全話無料配信しているので、気になったら気軽にこれまでの話を視聴することができる。有料でもいいならニコニコ動画で使えるdアニメストアもおすすめである。
公式から話の区切りごとにストーリーに○○編という表記が追加されており、公式サイトのあらすじでも色分け表示が行われている。名前と話数は以下の通り。放送は第50話で一度中断され、2023年7月8日放送の第51話まで間は『マヂカルラブリーの全力!アニシャド応援部』が放送された。
- シャドバ部復活編:第1話~第25話、特別編
- シャドバ部対抗編:第26話~第37話
- ワールドランキング編:第38話~第50話、特別編2
- (中断期間):『マヂカルラブリーの全力!アニシャド応援部』(全13回)
- セブンシャドウズ編:第51話~
あらすじ
「シャドウバース」のプロプレイヤーを育成する施設、シャドバカレッジ
天竜ライトは、7つあるシャドバ部の1つ「セブンスフレイム」に入部することを決意する
しかし、セブンスフレイムは部員不足で廃部寸前!廃部を避けるべく、
ライトは新入部員を探すことにする
世界観
シャドバカレッジ
舞台となるのはシャドウバースのプロプレイヤーの育成機関のシャドウバースバトルカレッジ、通称シャドバカレッジ。学校設立者はウルフラム・ゼルガ。3年前に起きた災いの樹のような災厄が再び起きた際に備えて、強力なシャドバプレイヤーの育成を考えて設立をしたようである。
施設の所在地は猫目町。猫目町出身のライトはバスと電車でここまで来たというあたり、猫目町自体かなり広い自治体なのかもしれない。
目的が目的のため「ここの教科は国・数・英・理・社・シャ(ドバ)」と言われるほどシャドウバースの重要性は高い。通っている生徒たちはシャドウバースに対する関心は高いのだが、全員がプロプレイヤーを目指すわけでもなく、通常の学校の部活にあるような運動部に所属している生徒もいるほか、そもそも部に所属しない帰宅部もいる。またシャドバをする部活も1つではなく7つもあり、それぞれが独自の方針で活躍している。
施設は非常に広く、前作も登場したシャドウバースの対戦が楽しめるシャドバスタジアムが校内にある。ライトがかつて通っていた普通の中学校にあるような施設はもちろんあり、教室、職員室、運動場、図書館、学食はもちろん、遠隔地から通えるように駐輪場や寮もある。スバルの話ではシャドバカレッジは非常に広いとのことでライトよりも前から通っていても、まだ知らない施設もあるようである。
校内には前作で登場した伝説のカードの石像が存在している。これはかつて世界滅亡から救ったカードがあまりに強すぎて扱いに困った元の持ち主たちが相談の結果、石像の中に封印することで手放すという手段をとったからである。
シャドウバースワールドランキング
シャドバ部対抗戦後、セブン・シャドウズから発表された大会。全世界で対戦が行われて上位7名がセブン・シャドウズとの直接対決ができる。
大会参加は所定のアプリからエントリーが可能。初めにこれまでの対戦履歴から算出されたポイントが渡されて、他のプレイヤーと戦って勝った側が負けた側のポイントを奪い取ることでポイントランキングの上位7名に入ることを目的にする。失格条件は負けてポイントがマイナスになること。言及はないが最終日終了時点で8位以下も事実上失格である。
勝てばジェネシスカンパニーが作った新カードが入ったカードパックが手に入る。また奪えるポイントは所持ポイントに差がある場合に少ない側は大きく奪えるようである。
対戦は前作のシャドウグランプリ同様、VERSUSによるどこでも対戦コートにして戦えるようになっており、街中で対戦している光景が多数見られた。
シャドウバースワールドランキング開催の際には生徒を参加させるように促すためか、開催期間シャドバカレッジは休校になっている。現実でやったら授業の進行に大きな影響が出てきそうである。
その他
デジフレ:新たにデジタルフレンド、通称「デジフレ」と呼ばれるコミュニケーションがとれる小動物のような相棒が出回っており、校内でもデジフレと一緒に過ごしている生徒が多く見られる。カードとしてはゴールドレアだが、仲良くなるとレジェンドカードになると言われている。コミュニケーションは取れるが、会話することはできないようである。
エニグマ:超常現象としてデジタル世界および「エニグマ」の存在が確認されており、前作ではプロプレイヤーだった松尾アキコがエニグマの研究家に転身しているほか、街中でエニグマに関する勧誘を行う人物も現れている。
プロリーグ設立:前作の時点でシャドバのプロプレイヤーが存在していたが、作中のネットニュースの情報でプロリーグが開催されていることが判明している。前作から登場しているプロプレイヤーの牙倉セイヤと霧山シロウ、『シャドウバースチャンピオンズバトル』でプロプレイヤーの設定が追加された財前寺ミヤビがリーグに参戦して活躍しているようである。
前作の問題点・今作での改善
前作からバトル展開などのストーリー進行はかなり様変わりしている。
以下前作のネタバレの他非常に長いため、文章はスクロールボックス内に収納。
前作の問題点
前作は大してルール説明もない中、第1話からバトルが進められたり、山場以外は1話1バトルペースのためにバトル中盤が割愛されるなど展開はかなり早かった。根本的に放送時間(4クール48話+振り返り用の特別編3話)が足りていないのか、終盤はオープニング・エンディングは映像は流れず、本編の中でオープニング・エンディング曲やスタッフクレジットが出るなど、かなり尺に苦しんでいたものを感じさせた。
また主人公のヒイロも「シャドバに夢中なドラゴンクラス使い」とキャラクター性はしっかりしていたが、シャドバに夢中という一本調子だけで「他の人物に適切な発言で説得できたのか」という点では配慮がいまいち欠けていた感は否めない。
ドラゴン特有の「PPブーストして先に高コストカードを使う」という基本戦略のランプドラゴン自体は王道デッキなのだが、その結果パターンが固定化。切り札のイグニスドラゴンも当初は「プレイして相手の場を薙ぎ払う→相手は守護を立てて守る→追加の除去札で突破して2桁ダメージを叩き込み勝利」という展開を連発していた。
レオンやセイヤのようにイグニスドラゴンを破壊してくる対戦相手も出てきたり、マウラ相手にハイドラ2回攻撃で勝利などバリエーションを見せるようにはなっていったものの、その後もインフィニットフレイムドラゴンやプロミネンスフュージョンなどで1ターンのうちに超火力で押し切るパターンが繰り返されて、カードの組み合わせで勝利する決着がなかなかないため「主人公のバトルが一番つまらない」などと言われることもあった。
他にも本来なら負ける場面(第2話のルシア戦・第8話のアリス戦)でも、相手の迷いで使わずにターンが返ってきてヒイロが勝利となるなど、絶対にヒイロが負けないのもワンパターン的と言える。
仮にヒイロでなくても見飽きるパターンとして「トップ解決(重要な場面がそのターンのドローで解決)の連発」があった。対処できないと負ける場面は必ずと言っていいほどこれになっており、かなり都合が良すぎる展開が続くこととなった。極端な例では第33話で描写されたヒイロ・ルシア対マウラ戦のバトル後半では途中で全員の手札がなくなったうえ、タッグバトルをしているヒイロ・ルシア側はデッキからカードを引く機会が2ターンに1回しかないため、通常よりもデッキが絞れていない中で相当都合のいいドローを繰り返すこととなった。
日常パート自体も少なく、全国大会や世界大会で日常から離れた後、災いの樹の世界滅亡阻止のために活動。次の日常パートは第37話以降の一見日常に戻ったかのような場面になって、ようやくというところである。『シャドウバースチャンピオンズバトル』ではシャドバ部廃部阻止の合間のサイドストーリーで、アニメでは少なかった彼らの日常を楽しむことができたのが救いである。
今作での改善
これら問題点を受けた改善策は随所に感じられる。以降は放送約1か月時点での考察であり、今後評価が変わる可能性がある。
まず、主人公はシャドバをしたことがない初心者にすることでルール説明を挟むことを違和感なく行えるようにしている。そして初心者なので負けることがあるのも当然であり、初バトル(第2話・第3話)で早速負けている。
ライトの「クールだがどこか抜けている」という性格、まだシャドバはわからないが「人を助けたい」「良いところを指摘する」といった言動・行動は親しみを持つのに十分であり、主人公として適格である。
話の進みも第1話がライトなどセブンスフレイムの初期メンバー3名の紹介や学校案内、当面の目標の提示(部の存続・ハルマの撃退)。第2話でようやく初バトルとルール説明だが、バトル描写のスキップはなく回をまたいで第3話で決着。第4話でバトル2回目開始とかなりのスローペース。放送前時点でかなりの登場人物が明かされていたことから、公式から説明がなくても1年以上の放送があるからこのようなペースで進められるのだということを感じさせている。放送期間が長いため、日常パートとバトル(前半)のような回にして人間関係を見せる時間を作っている。
ライトのデッキは武装効果を持つカードでフォロワーの強化を行う武装ドラゴンデッキになっている。ヒイロと違い大型フォロワーによる爽快感は控えめだが、武装効果で様々なフォロワーが追加効果を得て活躍するシーンが作り出せるため、展開のバリエーションが増えることとなった。
トップ解決もなるべくしないように描写をしているのか、重要な場面で必要なカードはすでに手札にあるような状態にするようにしている傾向が取れる。
切り札となるレーヴァテインドラゴンもライトは第3話(1バトル目)で使うこととなるが、最大PPが5の時にきて今は使えないカードという形でトップ解決を避けた。そしてこのバトルではシノブが勝利する際に「先攻7ターン目にターン開始時も含めて累計3枚のドロー中に1コストで土の印を置けるカードがあれば勝ち」と、「ある程度引けるからトップ解決にも期待できる」形にすることでご都合主義なトップ解決を減らす作りを見せた。
初めてトップ解決が飛び出したのは第5話(2バトル目)で竜の闘気から3枚目の大嵐のドラゴンを引き当てて武装フォロワーにして打点を稼いで勝利だった。かなり細い勝ち筋だったものの、仮に引けなくても相手リーダーへの要求打点が増えるが、1ターン決着を遅らせられると予想できる手をトップ解決とは関係なく用意できた。
ゲーム環境・バトル演出の変更点
- カードプールは第1話時点では前作同様第3弾カードパック「バハムート降臨」+アニメ先行登場の新規カードで展開される。
- デッキが洗練されてデッキの中のカードの種類数が減り、1バトル中に同一カードが複数出るのが珍しくなくなった。
- 交戦してダメージを受けても破壊されなかったフォロワーには、一時的に赤いヒビが入る演出が追加された。
- 「バハムート降臨」時点では存在しなかったキーワード能力が本作では登場して活用されている。例えば第11話では結晶、第17話ではリアニメイトが使われた。また前作では使われていたが言及のなかったエンハンスも言及されるようになった。
- 第38話からのワールドランキング編から第4弾カードパック「神々の嵐乱」以降のカードも登場するようになった。これらは大会中バトルに勝利することでカードパックが手に入り、ジェネシスカンパニーが作った新カードが出るということになっている。
登場人物
2022年1月12日に公開された情報で前作から登場していた夜那月ルシア、マルグリット・ヴァロワ、アインが出ており、ルシアが前作よりも年を取っている姿になっていることから、前作の後の時間の話だと分かる。第1話のスバルの発言から災いの樹の騒動から3年経っていることがわかっている。
このページには記載していないが、公式サイトのキャラクター紹介ページには性別・身長・体重・誕生日・血液型・所属の情報が記載されている(前作は『シャドウバースチャンピオンズバトル』でしか記載がなく、項目も少なかった)。
シャドバカレッジ シャドバ部
授業以外でもシャドバをやりたい人が集まる部活。7つ存在しており、それぞれに特徴がある。シャドバ部はファーストリーパーからセブンスフレイムまでのすべての部にシャドバのクラスをイメージしたマークがついている。部員の所属は第1話時点のものを基準にしている。
セブンスフレイム
ライトの所属する部。部のマークはドラゴンをイメージした炎とドラゴンの横顔。本作開始時点では廃部寸前となっている。
- 天竜ライト CV:上村祐翔 使用クラス:ドラゴン
- 本作主人公。シャドバ初心者だがシャドバカレッジに転校してきた。クールだがどこか抜けている。
- 蜜田川イツキ CV:山村響 使用クラス:エルフ
- セブンスフレイム部長。心優しく穏やか。
- 真壁スバル CV:浦和希 使用クラス:ネクロマンサー
- ライトの友人第1号。あまり真面目にシャドバをしていないムードメーカー。
シックスマジック
部のマークはウィッチクラスにいる奇術師をイメージした仮面。知的なプレイをしたい人に向いている。SIX MAGICと間違えられないようにかSIXTH MAGICと表記されている
- 美鬼シノブ CV:大坪由佳 使用クラス:ウィッチ
- シックスマジック部長。目が隠れたミステリアスな生徒。意外と大食い。
- ジェントルマン / 乙坂シオン CV:森久保祥太郎 使用クラス:ウィッチ
- 紺色のウサギのアバターの人物。正体は女子中学生。
フィフスソード
部のマークはロイヤルクラスによくいる兵士たちを連想させる5本の剣。体育会系で運動も欠かさず行っている。
- 雷同タツミ CV:内匠靖明 使用クラス:ロイヤル
- フィフスソード部長。「シャドバは体力」といい体を鍛える熱い男。
- 風祭レン CV:武田羅梨沙多胡 使用クラス:ロイヤル
- ヒーローに憧れる元気のいい女子。
- アイリ&ミサキ CV:春日さくら&陶山恵実里
- レンの友人。体を動かすのが好き。
フォースウィンド
部のマークはエルフクラスを想起させる自然を表現した風と花。部の命名規則からフォースはforth(前へ)やforce(力)ではなく4thと思われる。部長の存在もあり癒しを求める人向けだとされている。
サードフェザー
部のマークはビショップクラスを思わせる天使の羽と杯。人を選ぶタイプの部となっている。
- 小鳥遊ツバサ CV:富田美憂 使用クラス:ビショップ
- サードフェザー部長。ダウナーなギャル。
- マミ&カナ CV:向井莉生&アナンド雪
- ツバサの友人。ギャル。
- 伊久美セイラ CV:ブリドカットセーラ恵美 使用クラス:ビショップ
- 卒業したツバサの先輩。サードフェザー元部長。
セカンドブラッド
部のマークはヴァンパイアクラスでよく見る吸血鬼の眷属のコウモリ。第1話時点では所属部員の情報が全くなかった。
ファーストリーパー
- 波瀬浦ハルマ CV:岡本信彦 使用クラス:ネクロマンサー
- ファーストリーパー部長。非常に攻撃的な性格。
- マヤ&エリナ CV:大関英里&洲崎綾
- ハルマと一緒にいる女子2人組。ハルマのやっていることを楽しんでいる。
デジタルフレンズ
通称デジフレ。コミュニケーションが取れる相棒として流行しているようで、いわゆる疑似人格プログラムのようなものだと言える。シャドウバースではゴールドレアのカードとして実装されており、仲良くなるとレジェンドカードになるとのことである。
- ドラグニル CV:井澤詩織 カード名:ナックルドラゴン・ドラグニル
- ライトのデジフレ。ドラゴンの姿をしている。唯一話すことができるデジフレでもある。
- スレイド CV:山村響 カード名:ブロッサムウルフ・スレイド
- イツキのデジフレ。四つ足の獣の姿をしている。
- バケルス CV:浦和希 カード名:プチゴースト・バケルス
- スバルのデジフレ。ぬいぐるみの幽霊の姿をしている。
- アミロス CV:武田羅梨沙多胡 カード名:スピアナイト・アミロス
- レンのデジフレ。兵士の姿をしている。真面目な性格。
- ウィンギー CV:富田美憂 カード名:ジェムストーン・ウィンギー
- ツバサのデジフレ。フードを被った鳥の姿をしている。好奇心旺盛。
- ガルエル CV:榊原優希 カード名:セラフィックレオ・ガルエル
- ミカドのデジフレ。翼の生えたトラの姿をしている。
- デモニア CV:邪星リョウガ カード名:パンクデビル・デモニア
- リョウガのデジフレ。悪魔の姿をしている。臆病な性格。
- メイティ CV:集貝はな カード名:ミスティッククイーン・メイティ
- ジェントルマンのデジフレ。魔法使いの姿をしている。女王のようである。
シャドバカレッジ関係者
シャドバカレッジ関係者のうち部員ではない人物。
- 白銀ミカド CV:榊原優希 使用クラス:ニュートラル
- シャドバカレッジ理事長の少年。
- 邪星リョウガ CV:逢坂良太 使用クラス:ヴァンパイア
- シャドバカレッジ生徒だが今は不登校。自分のデジフレが嫌い。
- アンドレア・ロンド CV:折笠富美子 使用クラス:ネクロマンサー
- 国語の先生。
- オマス CV:山口竜之介 使用クラス:ネクロマンサー
- シャドバに詳しい生徒。
ジェネシスカンパニー
シャドウバースを開発した会社。前作時点ではレオン・オーランシュが社長だったが、今作ではマルグリット・ヴァロワが社長になっている。
セブン・シャドウズ
前作にはなかった謎の集団。世界最強のシャドバプレイヤーが集っている。
- ウルフラム・ゼルガ CV:緑川光 使用クラス:ロイヤル
- シャドバカレッジ創設者。ライトにシャドバカレッジへの転入を促した。
- ヴォーデン・クラフト CV:三宅健太 使用クラス:ウィッチ
- 経験と知識を武器にする男性。
- ヒナ・クレンシア CV:水瀬いのり 使用クラス:エルフ
- セブン・シャドウズ最年少の少女。
- 真壁カグヤ CV:松田颯水 使用クラス:ビショップ
- スバルの弟。
- 夜那月ルシア CV:榎木淳弥 使用クラス:ヴァンパイア
- 大会実績多数のヴァンパイア使い。
- 竜ヶ崎ヒイロ CV:梶原岳人 使用クラス:ドラゴン
- 前作主人公。シャドウバースワールドランキング開催を宣言した。
その他
- アークルーラー CV:鳥海浩輔
- ジェネシスカンパニーが管理しているアークを盗んだ謎の人物。
- 黒羽アリス CV:小倉唯 使用クラス:ネクロマンサー
- 3年前から活動している国民的アイドルの少女。大切な人がいるらしい。
- 天宮ミモリ CV:本渡楓 使用クラス:エルフ
- 高校1年生の少女。最近大切な人とケンカしてしまった。
- 進藤カズキ CV:田谷隼
- 元気のいい少年。カイと仲がいい。
- 伊集院カイ CV:種﨑敦美
- 賢い少年。カズキと仲がいい。
- マウラ・アベラルド CV:井口祐一
- ジェネシスカンパニーと関係のある少年。
- ヴァネッサ・ジュスティーヌ 使用クラス:エルフ
ビビアン・ジュスティーヌ 使用クラス:ネクロマンサー - 相変わらず悪名高い姉妹。シャドバで賞金を稼いでいる。
- 司会者 CV:檜山修之
- 熱い男。今作でもドローンに乗り込み、大会実況を担当。
- マイ CV:諏訪彩香
- 駅前のシャドバスタジアムの(自称)看板娘。
- 牙倉セイヤ CV:近藤隆 使用クラス:ウィッチ
- プロプレイヤー。マジックが趣味。
- 霧山シロウ CV:梅原裕一郎 使用クラス:エルフ
- プロプレイヤー。努力で現在の地位を築いた。
- 九鬼ズオウ CV: 使用クラス:ドラゴン
- コウと一緒にいる少年。彼にとってシャドバは狩りである。
- 財前寺ミヤビ CV:松嵜麗 使用クラス:ロイヤル
- 財前寺家の跡取り。よく家訓を持ち出したり、書き換えている。
- 田部丘マイセル CV:岩田光央 使用クラス:ビショップ
- 伝説の料理人。本作では痩せている。
- 牙倉タクマ CV:岩瀬周平 使用クラス:ロイヤル
- 元スマホ狩りの不良。
- 蛇神コウ CV: 使用クラス:ヴァンパイア
- ズオウと一緒にいる少年。眠たそうにしている。
エピソード
- 当初公式からの本作のタイトル表記の統一がされてなかった。現在でこそ「シャドウバースF」「シャドウバースF(フレイム)」という表記だが、当初は公式ツイッターからの発表に「シャドウバース F(フレイム)」「シャドウバース F」(共にFの前に半角スペース)「シャドウバースF」という表記が混在。(フレイム)は略称の意味を示すものなのでともかく、「正式表記には半角スペースは必要なのか」という疑問はぬぐえなかった。更に公式サイトの著作権表記は「シャドウバースF」(Fは半角)で書かれている。本記事はシャドウバースF(Fは全角)で記事を作成した。なおニコニコ動画での公式配信動画についているタグは「TVアニメ「シャドウバースF」」。
- 同様の表記ゆれは『マヂカルラブリーの全力!アニシャド応援部』でも公式から「マヂカルラブリーの!全力アニシャド応援部」という表記のツイートが出ていた。
- また『月刊コロコロコミック』で連載している漫画のタイトル名もアニメ公式サイトでは『シャドウバースF デジフレ日記』、コロコロコミック公式サイトでは『シャドウバースFLAME(フレイム)デジフレ日記』として記載されている。
- 『週刊ファミ通』No.1737および2022年3月18日配信のファミ通.comに掲載されたShadowverseに関する記事で、木村唯人は新たにタイトルについたFについてはタイトル通りの情熱を燃やすという意味でのフレイム(Flame)の他、友達(Friend)、運命(Fate)という意味もかけたものと発言している。
- 今作も同時期に『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』『ビルディバイド-#FFFFFF-』『デュエル・マスターズ キングMAX』と別のカードゲームを題材にしたアニメが放送開始する。また上村祐翔は『ビルディバイド』の蔵部照人の声優としても出演している。
- 作中の描写されておらず、対戦履歴のみ残っている相手の名前はPC・スマートフォン版ですでに実装されているカード名から取られている。
コラボ情報
Shadowverse
過去に配信されたパズルクエストがソロプレイで追加されたのに合わせて、新規問題でライトのスキンが手に入るクエストが追加。その後も定期的にエンブレムなどのアクセサリがもらえる問題が追加された。
「天示す竜剣」実装と共に追加されるソロプレイの期間限定モードのクエストでは『シャドウバースF』コラボが予定されており、進めるとオリジナルストーリーが読めるようになっている。これはクエストでは初の試みである。ストーリーの開放はクエスト内で稼いだポイントによって解放する方式で、クリアの報酬で続きが読めるという昔ながらの方式ではない。
第26弾カードパック「天示す竜剣」
2022年9月27日配信の第26弾カードパック「天示す竜剣」では『シャドウバースF』コラボ弾としてカードの一部はレーヴァテインドラゴンなどアニメ初出カードが実装された。前作のコラボ弾「災禍を超えしもの」同様、本作に合わせてアニメとは能力が変更されているカードがある。
ローテーションから外れた「リナセント・クロニクル」のカード群がかなり強力だった一方、スマートフォン・PC版に合わせた能力変更があったとはいえ相対的に弱かったためか、リリース当初はアニメ初出カードがアークのみだったネメシス(アーティファクト・人形)が圧倒し、対抗馬でスペルウィッチと宴楽ヴァンパイアが出てきてアニメ初出カードなど見る影もなかった。
10日ほどで上位デッキの主力カードの下方修正とそれ以外のカードの上方修正が決定。上方修正に関しては1シーズンデッキ投入カードが丸々使えるテンポラリーデッキにしたチェスウィッチ・武装ドラゴン・結晶ビショップの3つに含まれるカードが該当しており、「運営が用意したカード資産不足を補えるデッキすべてが弱すぎたら何の意味もないから」を強く感じさせる上方修正だった。結晶ビショップは上方修正でアーティファクトネメシス🉂強く出られる要素があることから環境の中心デッキに昇格した。
その後は弱体化されてもまだ環境に居座っていたアーティファクトネメシスへの弱体化、さらに弱かったカードの上方修正などを続け、シャドバ部対抗戦決勝に合わせたレーヴァテインドラゴンの進化先追加などもあり、「天示す竜剣」終了時点で下方修正4枚、上方修正8枚(アニメ展開に合わせたレーヴァテインドラゴン含む)の計12枚の修正が必要になる荒い環境だった。
なおこれは基本ルールのローテーションのみの話であり、2Pickでは絶大の唯我・マゼルベインの効果が微塵もかみ合わず提示されるだけ無駄なので提示なしに、アンリミテッドではローテーションで下方修正されたカード3枚の下方修正解除、期間限定フォーマットのクロスオーバーは合計14枚が制限・禁止されている。計18枚に調整が入ったほか、次の弾の「八獄魔境アズヴォルト」リリース同時でマグナセイバーのタイプ:機械追加とレーヴァテインドラゴンの進化先にブラストモードの追加も含めれば20枚に何かしらの変更が発生。2度修正されたレーヴァテインドラゴンは1枚で数えれば、このシーズンは31枚の修正が入っている。
その後の第27弾~第29弾はアニシャドとは別のテーマを収録したパックになっているが、少数ながらアニメで登場したカードが追加される形になった。第26弾カードがローテーションで使える最後のシーズンになる第31弾でセブンシャドウズ編の主要カードが出てきて、一緒に使えるようになるのかもしれない。
Shadowverse EVOLVE
2022年6月30日発売の第2弾ブースターパック「銀翼のバハムート」に少数ながらアニメ初出のカードが実装された。
2022年11月19日には「エントリーデッキ シャドウバースF」として天竜ライト(ドラゴン)・蜜田川イツキ(エルフ)・真壁スバル(ナイトメア)の3デッキが発売される。第1弾ブースターパックと同時に発売されたスターターデッキ(第1弾~第6弾)が税込1650円に対して、エントリーデッキ3種は税込770円で半額以下と格安な値段になっている。これはエントリーデッキ全体に含まれるレアリティの高いカードが少ないほか、リーダーカードが対戦補助アプリ「Shadowverse EVOLVE Supporter」に対応していないことを理由に安く販売できるようにしているからである。
2022年12月16日発売の第3弾ブースターパック「フレイム・オブ・レーヴァテイン」では『シャドウバースF』コラボ弾として本格的にアニメ初出カードとリーダーカードが実装された。
その他
- グランブルーファンタジー:2022年エイプリルフールイベントで登場。
- cafe&bar MENU:2022年4月28日~5月15日(のちに延長)の間、コラボメニューが展開。
- Hugood!:2022年7月25日~8月7日の間、池袋・梅田のHugood!プロモーションエリアに登場。
- OIOI:2022年12月9日~1月29日の間(中断期間あり)、マルイファミリー溝口・新宿マルイメン・北千住マルイでグッズ販売・原画公開・キャラクターボード展示が行われた。
- カラオケパセラ:2023年2月14日~3月12日の間、池袋西口店・新宿靖国通り店でコラボメニューなどが登場。
- 東京駅キャラクターストリート:2023年3月17日~3月30日の間、東京駅キャラクターストリート G階段下ワゴンで開催。デジフレ着ぐるみを着た新規書下ろしイラストグッズを販売。
漫画
- 『シャドウバースF デジフレ日記』(吉野あすみ)
- 『月刊コロコロコミック』2021年12月号から連載開始。ライトのクールなボケにドラグニルが熱くツッコミを入れるギャグマンガとなっている。
- 『シャドウバースF ライトのバトル日記』(吉野あすみ)
- 『シャドウバースF デジフレ日記』終了後、『月刊コロコロコミック』2022年7月号から連載開始。
- 『シャドウバース~ゲーマーズカレッジ~』(原案:磯崎倫太郎 絵:友野春馬)
- 『別冊コロコロコミック』2022年8月号に読み切り漫画として掲載。アニメ本編とは別の施設「ゲーマーズカレッジ」を舞台に主人公の牙竜エイトと相棒のガラスドラゴンが活躍。
スタッフ
- 監督:川口敬一郎
- 副監督:林直孝
- シリーズ構成:磯崎輪太郎
- シリーズ構成:赤尾でこ
- アートディレクター:ぽんず
- キャラクター原案:岡田学彌 みけぼし ヘスン おにねこ
- キャラクターデザイン:原田大基
- フォロワー監督:北川大輔
- サブキャラクターデザイン:新田靖成
- デジフレデザイン:宮川知子
- プロップデザイン:岩永悦宜
- 色彩設計:佐藤直子 品地奈々絵
- 美術監督:鐘權濱
- 美術設定:緒川マミオ
- モニターグラフィックス:sankaku
- 3DCGディレクター:大嶋慎介(DEEN DIGITAL)
- 撮影監督:中村雄太 浅川茂輝 越山麻彦
- 編集:平木大輔
- 音響監督:飯田里樹
- 音楽:池頼広
- 音響制作:ソニルード
- アニメーション制作:ZEXCS
主題歌
オープニングテーマ
- 「心眼」(第1話~特別編)
- 歌:Lanndo feat.須田景凪
作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり、須田景凪 編曲:ぬゆり - 「Tick-Tock」(第26話~特別編2)
- 歌:NEWS(小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久)
作詞:ヒロイズム 作曲:ヒロイズム 編曲:ヒロイズム - 「灯火」(第51話~)
- 歌:Half time Old
作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴 編曲:Naoki Itai / Half time Old
エンディングテーマ
- 「マイターン」(第1話~特別編)
- 歌:黒羽アリス(CV.小倉唯)
作詞:鶴崎輝一 作曲:鶴崎輝一 編曲:鶴崎輝一 - 「STAR」(第26話~特別編2)
- 歌:超ときめき♡宣伝部(辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひより)
作詞:MUTEKI DEAD SNAKE 作曲:MUTEKI DEAD SNAKE 編曲:MUTEKI DEAD SNAKE - 「シェケナーレ」(第51話~)
- 歌:OCHA NORMA(斎藤円香、広本瑠璃、石栗奏美、米村姫良々、窪田七海、田代すみれ、中山夏月姫、西崎美空、北原もも、筒井澪心)
作詞:児玉雨子 作曲:ANDW 編曲:中村瑛彦
挿入歌
放送情報・配信情報
表記は第1話時点。『ダイの大冒険』放送終了に合わせて、2022年10月29日(第30話)からの放送から30分繰り上げて9時30分からの放送に変更された。『マヂカルラブリーの全力!アニシャド応援部』も同じ時間に放送。関連番組として『超ときめき♡シャドウバースF宣伝部』の配信があった(現在は視聴不能)。
放送・配信 | 放送日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
テレビ東京系列 (全6局) |
2022年4月2日 | 土曜 | 10時00分~ | |
ニコニコチャンネル | 第1話常設無料 第2話以降有料 |
|||
dアニメストア | ||||
TVer | ||||
テレビ東京 あにてれチャンネル |
全話無料 | |||
その他配信サイト(※1) | ||||
アニメタイムズチャンネル | 2022年4月4日 | 月曜 | 10時00分~ | |
その他配信サイト(※2) | 2022年4月4日 | 月曜 | 12時00分~ | |
その他配信サイト(※3) | 2022年4月6日 | 水曜 | 0時00分~ | |
テレビ和歌山 | 2022年11月4日 | 金曜 | 7時00分~ | 第何話からの 放送かは不明 |
※1:RakutenTV\ビデオマーケット\music.jp\GYAO!ストア\DMM.com\Google Play\ひかりTV\Amazonプライムビデオ\ビデオマーケット\バンダイチャンネル\U-NEXT/アニメ放題
※3:J:COMオンデマンド\みるプラス\TELASA\auスマートパスプレミアム
関連コミュニティ・チャンネル
関連リンク
- シャドウバース(アニメ公式サイト)
- アニメ公式ツイッター
- シャドウバースF|ニコニコのアニメサイト:Nアニメ
- 【シャドバ】『シャドウバース』木村唯人氏&磯崎輪太郎氏インタビュー。ゲーム、アニメ、リアルカードゲームと広がりを見せる『シャドバ』の世界について訊く
- <2022年春アニメ>放送直前! 21作品の監督&プロデューサーが語る作品の魅力を一挙紹介 「シャドウバースF」川口敬一郎監督コメント
関連項目
- シャドウバース(アニメ)
- アニメ作品一覧
- 2022年春アニメ / 2022年夏アニメ / 2022年秋アニメ / 2022年冬アニメ
(2023年春アニメ)/ 2023年夏アニメ - ダイの大冒険 / ウルトラマンデッカー 前番組
- ニンジャラ 後番組
- ニコニコ動画で配信中のアニメ作品一覧
- 0
- 0pt