シャーロット・リンリンとは、「ONE PIECE」の登場人物である。
他のビッグ・マムの呼称で呼ばれるキャラをお探しのかたは、「爆れつハンター」・「聖痕のクェイサー」などを参照。
概要
ビッグ・マム海賊団船長“ビッグ・マム”シャーロット・リンリン。
四皇の1人に数えられる大海賊。
巨人族ほどではないが、そこらの人間とは比較にならないほどの巨躯を誇る女海賊。若い頃はなかなかの美人だったようだが、現在はかつて程の顔貌は見られなくなっている。
常軌を逸したレベルのお菓子好きで、縄張りとしている島々からは税金のように毎月大量のお菓子を取り立てている。お菓子をくれないのなら国一つを滅ぼすが逆にお菓子を受けた義理は同盟相手をぶっとばしても貫くことがある。
また、ある特定のお菓子を食べたいと思い浮かべると、それを食べるまで破壊の限りを尽くす「食いわずらい」を発症してしまう。
性格は非常にわがまま。ただ、戦士としての矜持はあるのか、ブルックを珍しい生物としてだけでなく、戦闘員としての実力も含めて、気に入っている様子。
暴君や狂人としての側面が非常に目立つ人物であると同時に、自身の縄張りである万国を平和に統治したり、能力によって構成された森で、不法侵入した狂人や犯罪者を足止めしつつ、戦闘不能に追い込みやすくする防衛システムを実施するなど、油断ならない為政者としての一面もある。お茶会でも闇社会の重鎮を招待している描写があり、海賊というより独裁者、マフィアの側面が強い。
能力
超人系「ソルソルの実」の能力者で、自身や他人の魂を操り、それを別の物に移し替えたりすることができる。
魂を抜き取られた者はその分の寿命を削られる。もちろん、本来の寿命を上回る分の魂を奪われれば即死である。
逆に魂を入れられた物は、生命と人格を宿して動き出し、それらは「ホーミーズ」と呼ばれる。
魂を入れる対象は、動物・植物・人工物・気体・エネルギーなど幅が広い。魂を入れた物が反抗するリスクがある、ヨミヨミの実などの魂に干渉する能力でダメージを受けるなどの穴はある。
また、詳細は文章や台詞として書かれていないが、黒ひげと同様、特殊な経緯を経て発現した能力でもある。
身体能力として「鉄の風船」と称されるほどに頑丈で何をやっても傷つかない。覇気はもちろん能力でも技術でもない先天的なものである。しかし極端に精神に動揺があるとその防御力が無くなってしまう。
弱点としては攻撃はともかく防御面に対しては自身の頑丈さのみに頼っているため回避等の技術はなく、搦め手でいとも簡単に攪乱や吹っ飛ばすことができる。ただしダメージ自体は与えられないので一時しのぎにしかならない。
ビッグ・マム海賊団 / 万国
リンリンはビッグ・マム海賊団の他に「万国(トットランド)」という国を作り、治めている。
この国は様々な種族が分け隔てなく暮らしており、これはリンリンの「あらゆる種族が同じ目線で食卓を囲む」という夢によるもの。住人はトットランドに住む条件として半年に一度一か月寿命を差し出すことになっているが住民は納得済みで海賊が統治しているのにも関わらず警察機構が存在したり、下っ端海賊が住民に乱暴を働くような描写が見られず、比較的平和を謳歌できる。ビックマム自身の食い患いを除いては。あらゆる種族がいるが、巨人族を初め3つの種族がいない模様。
シャーロット家
ビッグ・マム海賊団および万国の幹部は、リンリンの息子・娘たちを中心に構成されている。その人数は息子46人・娘39人。双子・3つ子の組み合わせも多く、同時に生まれた最大は10つ子。さらに、孫もいる。
夫(となった者)は43人。
中にはビッグ・マム海賊団を離れている者もいるが、まとめてここに記す。
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その他の船員
- タマゴ男爵
- 足長族の男で、「ナイト」の称号を持つ戦闘員。懸賞金は4億2900万ベリー。
- 語尾に「ソワール」「シルブプレ」などのフランス語っぽい言葉を付ける。
- 「タマタマの実」の能力により、「ヒヨコ子爵」→「ニワトリ伯爵」と進化していく。悪魔の実以外にも抜け目なく相手や状況を観察する冷静さと、ミンク族と渡り合える程の脚技を持つが、能力発動の合間に身動きがとれなくなるという弱点も抱えている。
- ペコムズ
- ライオン型のミンク族の戦闘員。懸賞金は3億3000万ベリー。
- 普段はサングラスを付けているが、それを外すと可愛らしいつぶらな瞳が見られる。
「カメカメの実」の能力により、防御力が向上しているほか、自前の体術も高い。
ホーミーズ
傘下の海賊団
関連動画
関連項目
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