シュタイン・ボックとは、電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラムに登場する第二世代の支援戦闘バーチャロイドでである。制式名称はSBV-328-B STEIN-VOK。タグは主に「シュタインボック」が使われる。
限定戦争でも補給はかなり重要だった・・「めっちゃ弾要るんやで!」
失敗作だった第一世代バーチャロイド、ベルグドルの反省点を踏まえ、より安価で、より汎用性に富んだバーチャロイドをコンセプトに開発されたボック・シリーズの内、光学兵器のみを搭載した外殻ユニット「シュタイン」を装備したのがこのシュタイン・ボックである。
ボック・シリーズは核となる小型バーチャロイド、ボックを基本ユニットとして、その上半身に様々な装備を装着することで高い汎用性を獲得している。似たコンセプトの物をあげるならば、作品は異なるが機動戦士ガンダムSEEDに登場したストライクガンダムが近いか。
ボック・シリーズには様々なタイプが存在し、オラトリオタングラムでは実弾兵器を多数搭載することで高火力を追求したグリス・ボック、設定上では汎用型のゲムズ・ボック、装備を装着しないDk/dc(ディク・ディク)と呼ばれるものが存在している。
その中でもこのシュタイン・ボックは外殻ユニットにバッテリーやジェネレーターを搭載し、武装を光学系に統一することで弾薬の供給を一切不要にした、最小限の補給で長時間の作戦行動を取れる、消耗戦に非常に強い機体なのである。この特性から、戦域が拡大したVCa4年のオラトリオタングラム以降に大量に量産され、「事実上の主戦闘バーチャロイドはシュタインボックなのでは?」と言われるほどにその数は膨れ上がったとされる。
ゲーム内の性能
テムジンの前ビ、ライデンのレーザー、エンジェランのレーザー、サイファーのフォースレーザー、バル・シリーズのリングレーザー、スペシネフの大玉と、各機種の強力な光学兵器を備えた正に最強の光学機体である!・・・とは行かない性能。
前ビは当てても敵がこけずにカウンターを貰いかねず、ライデンレーザーは当ててもダメージ負けする可能性があり、エンジェランレーザーはダメージが取れず、フォースレーザーは敵機が近いと当たらず、リングレーザーは相殺性能が下がっていて使いにくく、大玉は誘導しない上にすぐに消えると性能の劣化が著しい。
だがRTCWのレーザーは四本出るし、フォースレーザーは大きく山なりに飛ぶため障害物裏からの攻撃や対空には便利・・・かもしれない。またCWは回転率が高く、相殺性能もそこそこで威力もあり、LWのボムもそこそこ使いやすいのだがCWは弾速、LWは貫通されやすいなどの欠点も多いため、総じて性能は低いと言わざるを得ない。
関連動画
関連項目
- 2
- 0pt