シュリーカー(Shrieker)とは、アメリカ合衆国の映画作品『トレマーズ』シリーズ及びテレビドラマ『トレマーズ・ザ・シリーズ』に登場する架空の生物である。
概要
初出は『トレマーズ2』。名称が設定されたのは『トレマーズ3』。
地底生物グラボイズから分裂して生まれた生物で、グラボイズの頭部に足が生えたような外見をしている。
1匹のグラボイズから3匹(『3』では6匹)のシュリーカーが生まれる。グラボイズ同様に視覚はなく、シュリーカーには聴覚もない。頭部にある赤外線探知器官で熱を持った物を発見するや体から熱を出して仲間に知らせ、生物でも機械でも無差別に襲い掛かる。雑食で、熱を持ったものが近くにない場合は舌を出して餌を探す。
名前の由来は仲間を呼ぶ際に叫ぶことから。グラボイズほど頑丈ではなく、ライフルなどで退治できる。
雌雄同体の生物で、食事をするたびに口から子供を産み落とす。その為、食料がある限り増殖する。
劇中での活躍
トレマーズ2
メキシコの油田に出現した8匹のグラボイズから誕生。油田の職員2人を食い殺す。バート・ガンマーにより殆どは死んだが、生き残っていた1匹から増殖し、最終的には何十匹にも増殖するが製油所ごと爆破されて全滅した。
トレマーズ3
アルゼンチンに出現したグラボイズから誕生。トラック1台分の鶏を餌に増殖。当局の依頼で出向いたバート・ガンマーにより全滅した。
その後、パーフェクションに出現したグラボイズからも誕生した。グラボイズ保護のために訪れた役人や野生動物を食って8匹に増殖し、アスブラスターに変態した。
トレマーズ・ザ・シリーズ
第3話『Shriek and Destroy』と第7話『Night of the Shriekers』に登場。
第3話
アリゾナ州に現れたグラボイズから誕生。住人や家畜を餌に増殖し、退治に赴いたバート・ガンマーを弾切れに追い込んだ。
第7話
サハラ砂漠に出現したグラボイズから生まれた。政府によって増殖しないように品種改良を施された一部の制御装置を装着され、パーフェクションで人命救助用に訓練されていた。
しかし、落雷で装置が故障し、凶暴化してしまい脱走。同じ場所に改良前のシュリーカーも捕獲されていた為、彼らは政府の関係者を餌に増殖してしまう。
対処法
野生のシュリーカーと遭遇した場合は断熱毛布などを使って体温を隠し、逃げるしかない。餌を食うたびに増殖するため、食事をする機会を与えてはいけない。
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関連項目
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