『シュヴァルツェスマーケン』とは、エンターブレインの月刊誌テックジャイアン(Tech Gian)』にて連載されていた、アージュのPCゲーム『マブラヴ』『マブラヴ オルタネイティヴ』の外伝的小説作品である。
2014年に一旦完結した後、2015年から同誌で新外伝シリーズ隻影のベルンハルトが連載されている。
通称・略称は「柴犬」である。
シュヴァルツェスマーケン⇒シュヴァケン⇒シバケン⇒柴犬
ちなみにシュヴァルツェスマーケン[SCHWARZESMARKEN]とは独語で“黒い宣告” (負傷した兵士の重傷度を示すタグの中で、手の施しようが無い兵士に付けられる黒いタグ)を意味する。
なお、初見の方に勘違いされやすいがマブラヴシリーズは「敵にどうやって勝つか」が至上命題ではなく、
「お前の立脚点はどこだ!」というテーマで構築されている。
なおこれはアージュ作品すべてに共通するテーマであると吉宗氏は語っている
概要
テックジャイアン2011年1月号から連載が開始され、2014年5月号に掲載された41話で完結した。同じテックジャイアン誌で掲載されていた『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』(2009年12月号にて第一部終了)に続く、公式スピンアウト小説第2弾である。
原作は「トータル・イクリプス」同様でも吉宗綱紀氏(通称:キーコー)が担当、執筆者は架空戦記作家でもある内田弘樹氏で史実の独ソ戦も真っ青の鉄分多めの末期戦が展開される。またCARNELIAN氏による流麗なイラストとボークス造形村による戦術機のジオラマも魅力の一つである。
単なるスピンオフにとどまらず戦記ラノベとしての評価も高く2013年4月15日付朝日新聞のコラム「茶話:ラノベ」においても「救いない戦いが王道」と紹介された
文庫版はファミ通文庫から出版されており、全7冊。またサブキャラクターに焦点を当てた外伝が2冊、テックジャイアンやホビージャパンの掲載記事をまとめたムック本が2冊刊行されている。
隻影のベルンハルト
2015年6月発売のテックジャイアン2015年8月号より新外伝シリーズ『隻影(せきえい)のベルンハルト』が連載されることになった。この作品はマブラヴサーガの中でも最も古い1972年が舞台となる物語であり、666部隊の隊長、アイリスディーナの過去が描かれることとなる。
なお、監修には本物のドイツ人が設定監修としてかかわっている
(便宜上本物とさせていただいた)
ゲーム化
2014年3月21日アージュ公式ニコニコ生放送「広報の咆哮」内にて吉宗綱紀氏よりWindows用ゲーム化が発表、同時にティザーサイトが公開された。
2015年4月21日にゲーム版公式サイトが公開、タイトル・スペック・発売時期等が発表された。
シュヴァルツェスマーケン紅血の紋章
2015年11月27日発売 ¥8,800円(税込)
初回特典:内田弘樹氏書下ろし短編(カティアの西ドイツ時代のEP)
シュヴァルツェスマーケン殉教者たち
スタッフ
- シナリオ:アージュシナリオチーム
- キャラクター原案:CARNELIAN
- イラスト:木菟あうる
- 音楽:エバン・コール(Elements Garden)
- WINDOWS版 XP/Vista/7/8対応 DVD-ROM ボイスあり
一般向け作品だが、吉宗氏は「選択肢間違えたら自分じゃなくてヒロインが死ぬようなBADいっぱいだそうか」というような発言もしているため、トラウマ度合いとしては跳ね上がる可能性があるため注意
- シュヴァルツェスマーケンは企画初期からアニメ化も含めた展開を想定していた。
- 主題歌はfripSide
- ゲームを前編と後編に分けた理由はアニメと連動させるため。
ゲーム前編→アニメ→ゲーム後編という順番でリリース - 前編は小説版の3巻の終わりぐらいまでの予定で、その続きはアニメを観て楽しんでほしい。
- ゲームはテオドールの一人称、できるだけテオドールの視点に集中するよう改変している。
- 戦闘などの選択肢や些細なことでゲームオーバーになったり、悲惨な死に方もする。
- 今冬発売予定・後編は小説でもアニメでも描かれない別のルートが存在する。
- 3ルート仕様になっていて、1ルートは小説版と同じ流れで、他の2ルートは完全新規のストーリー
新規の2ルートは小説版と結末そのものが異なる。 - 後編単独のプレイも可能、3ルートに分岐可能だが前編引き継ぎの場合と演出やCGが異なる。
アニメ化
2015年5月19日 アニメ化企画中の情報がまとめサイト等で確認された。
CARNELIAN氏のアニメ化を示唆するツイートなどで確実視されるなか、2015年5月21日 age公式HPにて企画が進行中であることが正式に発表された。
※2015年8月3日の緊急生放送でゲーム前編の発売日変更を発表、開発の遅れによる延期ではなくアニメ公開の時期に合わせた発売日変更である事を示唆した。
2015年9月18日にTVアニメ公式サイトが開設、2016年1月よりTVで放映開始が発表され、2016年1月から3月までテレビ東京系にて放送された。
スタッフ
- 原作:吉宗鋼紀(ixtl/âge)
- 原作シナリオ:内田弘樹(ファミ通文庫/KADOKAWAエンターブレイン刊)
- キャラクター原案:CARNELIAN
- 監督:渡邊哲哉
- シリーズ構成:樋口達人
- キャラクターデザイン・総作画監督:原修一
- サブキャラクターデザイン:河野敏弥
- メカニック・プロップデザイン:鈴木勘太
- 戦術機演出:大河広行
- 美術監督:針生勝文
- 色彩設計:のぼりはるこ
- 撮影監督:荒幡和也
- 編集:長谷川舞
- 音響監督:本山哲
- 音楽:Evan Call(Elements Garden)
- 3DCGI:サンジゲン
- アニメーション制作:ixtl×LIDENFILMS
放送局・配信サイト
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
テレビ東京 | 2016年1月10日 | 毎週日曜日深夜1:05分~ | |
テレビ大阪 | 2016年1月12日 | 毎週火曜日深夜1:35分~ | |
テレビ東京 | 2016年1月14日 | 毎週木曜日深夜2:05分~ | |
AT-X | 2016年1月15日 | 毎週金曜日午後11:30分~ | |
2016年1月17日 | 毎週日曜日午後8:30分~ | リピート放送 | |
2016年1月18日 | 毎週月曜日午後3:30分~ | ||
2016年1月21日 | 毎週木曜日午前7:30分~ | ||
ネット配信 | 配信開始日 | 配信時間 | 備考 |
ニコニコ生放送 | 2016年1月15日 | 毎週金曜日深夜0:30~ | |
ニコニコチャンネル | 毎週金曜日深夜1:00~ | 最新話無料 | |
楽天ショウタイム | 2016年1月16日 | 毎週土曜日深夜1:00~ |
主題歌
エンディング曲
各話リスト
話数 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|
#01 | 渡邊哲哉 樋口達人 |
渡邊哲哉 | 直谷たかし | 河野敏弥 | |
#02 | 樋口達人 | 西森章 | 佐々木純人 | 齊藤育実 三島千枝 |
|
#03 | 高本宜弘 | 江副仁美 | 河野敏弥 山本晃宏 |
||
#04 | 藤澤俊幸 | 矢野孝典 | 関本渡、市橋雄一 大竹晃裕、白井篤史 三島千枝 |
||
#05 | 森川育郎 | 平林拓真 | 相田誠、吉岡忍 小梶慎也、常盤健太郎 河野敏弥、青野厚司 |
||
#06 | 名村英敏 | 佐々木純人 | 齊藤育実、三島千枝 斉藤格 |
||
#07 | 西森章 | 西村大樹 | 小林一三、青柳謙二 小笠原理恵 |
||
#08 | 樋口達人 戸田力良 |
高本宜弘 | 林宏樹 | 大竹晃裕、関本渡、市橋雄一 坂本千代子、森下勇輝、齊藤育実 三島千枝、苗木陽子 |
|
#09 | 樋口達人 | 藤澤俊幸 | 高藤聡 | 河野敏弥、鈴木勘太 藤澤俊幸、青野厚司 |
|
#10 | 森川育郎 | 矢野孝典 | 齊藤育実、三島千枝、坂本千代子 関本渡、齊藤格、市橋雄一、大竹晃裕 |
||
#11 | 高本宣弘 | 平林拓真 | 高田瑶子、青野厚司、藤澤俊幸 山本晃宏、小梶慎也、相田誠 鈴木勘太、Sung-hui Han |
||
#12 | 稲井仁 森川育郎 渡邊哲哉 |
渡邊哲哉 井端義秀 石郷岡範和 |
河野敏弥、齊藤育実、藤澤俊幸 鈴木勘太、小梶慎也、山本晃宏 西尾智恵、熊田明子、関本渡 青野厚司、原修一 |
公式チャンネル
ラジオ
番組概要
- 名称: 「ラジオ シュヴァルツェスマーケン」
- 媒体: 文化放送AM1134KHz
- 時間: 毎週日曜25:00~25:30
- 開始: 10月4日(日)~
- 出演: 山本希望/田中美海
- メール:sm666@joqr.net
番組のコーナー
「とりあえず監視してみよう」では世の中の変なモノを密告してもらいます。
保安省に兄を売った...という設定を倣って、都市伝説を検証する「検証・黒い噂」他にもたくさんのコーナーを平行展開していきます。
衛士であるリスナーからのタレコミをもとに、衛士全員で作っていく番組、「ラジオ シュヴァルツェスマーケン」です!
総員、傾注!!
( ̄^ ̄)ゞ
ストーリー
「マブラヴ オルタネイティヴ」本編が開始される2001年から18年前、1983年の東ドイツを舞台に、東ドイツ軍最強と言われる戦術機部隊『第666戦術機中隊"黒い宣告(シュヴァルツェスマーケン)"』の戦いを描く。
1978年の東欧州大反攻作戦「パレオロゴス作戦」の失敗後、東方から迫る圧倒的なBETAの物量の前に人類は敗退を続けている。防衛線は東ドイツ国境にまで迫り首都ベルリンの命運も風前の灯である。その状況下においても国内は密告が横行する監視社会であり、国家人民軍(NVA)と国家保安省(シュタージ)が権力闘争を繰り広げている。
絶望的な状況下、ただ生き残るために戦っていた666中隊所属の主人公テオドール・エーベルバッハ少尉が西独陸軍のカティア・ヴァルトハイム少尉を助けたことから物語は動き出す。
登場人物
東ドイツ陸軍第666戦術機中隊
- テオドール・エーベルバッハ CV:鈴村健一
- 4/13生まれ 赤毛の青年で階級は少尉。
多目的追加装甲と短刀による近接格闘戦を得意としている。
かつて国家保安省によって家族と引き離されたトラウマから人間不信に陥っている。
その為、国家保安省との繋がりを噂されるアイリスディーナを目の敵にしていた。
他人を絶対に信用せず、ただ生き残る為だけに戦いを続けていたが 自分を慕うカティアとの交流が凍てついた心を溶かしてゆく。 - アイリスディーナ・ベルンハルト CV:山本希望
- 1959/9/8生まれ 第666中隊の指揮官。金髪碧眼の美女で階級は大尉。24歳
ポーランド撤退戦で活躍した英雄であり、類まれな操縦技能と高い統率力で中隊を纏めている。
中隊がこれまで全滅を免れているのは、彼女の存在が大きい。
より多くの人間を救うために「選別」を行い、多少の犠牲は厭わない冷酷な一面も持っている。
生き残るために自分の兄を国家保安省に密告したという噂がある。
余談だが山本希望さんはガチのマブラヴ大好き勢であり、原作者であるキーコーを前にして
「マブラヴ、君望のどっちのヒロインズが好きか」で小一時間バトルを繰り広げるほどのガチ勢である
ネタバレのため以下反転
かつて兄のユルゲンはカティアの父が計画したクーデーター未遂に関与、国家保安省からの追及を逃れる為に兄自身の指示で兄を密告した過去を持つ。 - カティア・ヴァルトハイム CV:田中美海
- 1/7生まれ 栗色の髪とポニーテールの少女で階級は少尉。西ドイツ軍に所属していた衛士だが、戦場でテオドールに救出された。
その後、東ドイツへの亡命と第666戦術機中隊への編入を希望する。
常に前向きだが、東ドイツ社会に相応しくない言動が目立ち、社会性の違いに戸惑う。
命の恩人であるテオドールに懐いている。
実は東ドイツ出身で、幼いころ西ドイツへ亡命したがある人物を探す為に戻ってきた。以下反転
ある人物とはカティアの実の父で東ドイツ陸軍の高官だったアルフレート・シュトラハヴィッツ中将。かつて救国の英雄と呼ばれたがクーデターを計画したとして処刑され、反逆者として全ての記録から抹消されていた。カティアが実の名前であるウルスラ・シュトラハヴィッツを名乗る時、歴史は大きな転換点を迎える。 - グレーテル・イェッケルン CV:安野希世乃
- 7/12生れ 第666中隊付きの政治士官で階級は中尉。黒髪で眼鏡の少女。
政治士官として中隊内の政治的忠誠心を監視する。
生真面目な性格で党の意向に忠実であるゆえに高圧的な態度を取り、アイリスディーナの指揮に介入する。
衛士としての技量は精鋭揃いの中隊内では劣るが、政治的交渉に秀でる。
外伝『帰れないふたりのために』の主人公 - ファム・ティ・ラン (范氏蘭) CV:加藤英美里
- 10/2生まれ 第666中隊の次席指揮官で階級は中尉。 蓮花の髪飾りを身に着けている。
東ドイツに数多く在住しているベトナム移民の2世。
落ち着いた物腰で優しい性格のため、中隊の衛士を精神的に支える役割を担っている。
アネットやカティアからは姉の様に慕われているが、戦場では冷静かつ適切な指揮を下す。
カティアを守るために負傷し一時的に前線を離脱、その補充要員としてリィズが着任する。
外伝『笑顔の価値は』の主人公 - シルヴィア・クシャシンスカ CV:村瀬迪与
- 12/26生まれ 階級は少尉
元々はポーランド陸軍の歴戦の衛士で、ポーランド撤退戦の最中にアイリスディーナに拾われて 第666中隊の衛士になる。
ポーランドでの過酷な経験ゆえ、テオドール以上に心が荒みきっている。
中隊の他の衛士を自分が生き残るための駒としか見ておらず、馴れ合いを徹底的に嫌い、カティアにも辛く当たる。
外伝『死の都にて』の主人公。 - アネット・ホーゼンフェルト CV:安済知佳
- 8/19生まれ 赤毛のショートカットの少女で階級は少尉。
中隊唯一の長刀使いで統一中華戦線より輸入された77式近接戦闘用長刀を愛用する。
明朗活発な性格だが、親友の相次ぐ戦死で戦争神経症に陥り、自制がきかなくなっている。
テオドールとは戦術機特志幼年学校の同期だったが、親友イングヒルトの戦死はテオドールのせいではないかと考えて恨んでいた。
これ以上戦友を失わないため、カティアを守ろうとしたことが自分を取り戻すきっかけとなる。
外伝『焦土の花、幸せの理由』『アネットの憂鬱』の主人公 - ヴァルター・クリューガー CV:三宅健太
- 11/22生まれ 第666中隊の中隊幕僚で階級は中尉。
下士官出身の叩き上げで実直な性格のアイリスディーナの副官。
戦闘技量も非常に高く中隊での戦闘技術の指導も務めている。
テオドールを未熟であると見て「坊主」と呼ぶ。 - リィズ・ホーエンシュタイン CV:南條愛乃
- 6/28生まれ 補充要員として第666中隊に編入される、階級は少尉。
社交的で人懐こい性格の金髪の少女、テオドールの義妹だが義兄を一人の男性として意識している。
元東欧派遣兵団所属の衛士で、幼い外見に似合わず衛士としての技量は高い。
テオドールは3年前にリィズと生き別れになった際にシュタージに殺されたと思っていた。
その出来過ぎた再会に中隊内にある疑念が生まれる。
外伝『どうか、あの幸せな日々を』の主人公。以下反転
国家保安省に捕えられ過酷な“尋問”の果てにアスクアンの「犬」としてその手を血に染めていくこととなる。義兄への想いだけが生きる糧となり、やがてそれは執着へと変わってゆく…。
第1小隊(前衛) | 名前 | 階級 |
---|---|---|
シュヴァルツ01 | アイリスディーナ・ベルンハルト大尉 | 中隊指揮官 |
シュウァルツ03 | ヴァルター・クリューガー中尉 | 中隊幕僚 |
シュヴァルツ04 | グレーテル・イェッケルン中尉 | 政治士官 |
シュヴァルツ06 | アネット・ホーゼンフェルト少尉 | |
第2小隊(後衛) | 名前 | 階級 |
シュヴァルツ02 | ファム・ティ・ラン中尉 | 次席指揮官 |
シュヴァルツ05 | シルヴィア・クシャシンスカ少尉 | |
シュヴァルツ08 | テオドール・エーベルバッハ少尉 | |
シュヴァルツ07 | カティア・ヴァルトハイム少尉 |
国家保安省(シュタージ)
- ベアトリクス・ブレーメ CV:田村ゆかり
- 1959/11/23生まれ 武装警察軍戦術機大隊"ヴェアヴォルフ"(人狼)の指揮官。24歳
攻撃的な性格の妖艶な美女で階級は少佐、"ヴェアヴォルフ"にて亡命者狩りを指揮している。
実戦では常に前線に立ち、部下たちに先立って自ら手を汚す事を躊躇しない
士官学校時代の同期であるアイリスディーナとは浅からぬ因縁がある。
アイリスディーナを反体制派の人間と考えアイリスディーナとその周辺の人物を調査している。
ソ連との連携を重視し、国家保安省による国家の主導権を掌握を画策するモスクワ派の一員。 - ハインツ・アクスマン CV:成田剣
- 3/7生まれ 武装警察軍参謀将校で階級は中佐。
過去にスパイ狩りで名を上げ、「褐色のハインツ」という異名を持つ。
第666中隊を監視し、高圧的かつ挑発的にベアトリクスやカティアに探りを入れている。
東欧諸国との連携を重視するベルリン派に属しベアトリクスらモスクワ派とは対立関係にある。
西ドイツ陸軍第51戦術機甲大隊(JG51)「フッケバイン」
- キルケ・シュタインホフ CV:沼倉愛美
- 5/1生まれ 西ドイツ軍第51戦術機甲大隊「フッケバイン」の衛士で階級は少尉。
クールビューティーな雰囲気の少女だが、口を開けばかなりの毒舌家。
様々な事情から東ドイツのことを嫌っている。
WW2のドイツ空軍のエースパイロットで戦後はNATOの司令部幕僚を務めた祖父の影響で衛 士を志した。
※祖父のモデルは実在の人物のエースで178機撃墜、戦後も同様の経歴をもつヨハネス・シュタインホフと思われる。
外伝『キルケの災厄』の主人公
戦術機
『戦術歩行戦闘機』(Tactical Surface Fighter)の略称。 光線属種の登場により無力化された航空兵力に代わる二足歩行兵器であり対BETA戦における"人類の刃"。 その多くは実在の戦闘機の名称と意匠を持つ。 シュヴァルツェスマーケンに登場する主な戦術機は以下のとおり。
- Mig-21(PF) Балалайка(バラライカ)
- 本編において第666中隊が全編を通じて使用しており事実上の主役機。
PF型
頭部センサーマストを大型化、通信・索敵能力を強化した機体。アイリスディーナが使用した。 - Mig-23 Чебурашка(チボラシュカ)
- 国家保安省の実力部隊である武装警察軍戦術機大隊"ヴェアヴォルフ(人狼)"に優先配備された。劇中後半、その牙はテオドール達に向けられる事となる。
- Mig-23改 以下反転
- 鹵獲した武装警察軍のMig-23を第666中隊の整備班長オット-・シュトラウス中尉が改修した機体。最終局面での対ヴェアヴォルフ戦におけるテオドール達の切札となった。
- Mig-27 Алигатори(アリゲートル)
- ヴェアヴォルフの指揮官ベアトリクスの駆る真紅の機体が最強の敵としてテオドール達の前に立ちはだかる。
- F-4 Phantom(ファントム)
- カティアが西ドイツ陸軍時代に搭乗していたほか、イギリス第2王立戦術機機甲連隊、国連軍第293戦術偵察中隊の機体が登場する。
- F-5 Freedom Fighter(フリーダムファイター)
- F-14 Tomcat(トムキャット)
- アメリカ海軍第103戦術歩行戦闘隊(VF103)「ジョリー・ロジャース」の機体が登場。西側最強部隊として東側最強部隊である第666中隊との共闘を果たす。
- A-6 Intruder(イントルーダー)
- 国連軍所属機が物語中盤の山場、海王星作戦に参加する。
- A-10 Thunderbolt II(サンダーボルトⅡ)
- 米軍機が物語最終盤でF-4一個小隊に匹敵するという大火力を存分に発揮することになる。
関連動画
関連生放送
アニメ振り返り
キャスト出演番組
関連静画
関連商品
書籍
ゲーム
Blu-ray
音楽
プラモデル
フィギュア
関連コミュニティ
関連項目
- マブラヴ
- マブラヴ オルタネイティヴ
- 戦術機の一覧
- BETA
- アージュ
- 内田弘樹
- CARNELIAN
- ファミ通文庫
- ライトノベル
- マブラヴをゆっくり解説
- 小説作品一覧
- アニメ作品一覧
- テレビアニメ
- 2016年冬アニメ
- ニコニコ動画で配信中のアニメ作品一覧
外部リンク
- 21
- 0pt