ショタ提督とは、『艦隊これくしょん~艦これ~』で描かれる提督の内、ショタコン直撃な提督の事である。
概要
『艦隊これくしょん』の二次創作の中で、かっこいいイケメンな提督、渋いダンディーな提督、頭がTの字な提督、そして見目麗しい女性提督など様々な提督が存在する中、どう見ても10代前半か中盤までの幼い少年が提督を務めているものもあり、そんな少年系提督の事を動画、静画のタグではそう呼んでいる。
実際には成人であるがいわゆる低身童顔で外見がそう見えるだけなのか、本当に10代程度なのかは不明だが、だいたいの共通点としては“おとなしくて純粋無垢”そして“恋愛や性に疎い”などが挙げられ、艦娘達とも上司と部下というよりはまるで姉弟のような関係だったり、艦娘からの過剰なスキンシップ行為にもほとんど無自覚か、あるいは理解できずに驚いちゃうようなまさに子供らしいキャラクターとして描かれているものが大半である。
また、基本的に提督としての実務能力や指揮能力はあまり描写されておらず、むしろ艦娘の方が率先して(提督の意向のままに)独自に作戦行動を執ったり、私生活においても逆に艦娘達がまるで姉か母親同然に提督を甲斐甲斐しくリードしていたりと、ある意味で一般的な提督×艦娘とは真逆に近い関係になっている。…かと思えば、所謂天才少年型も中にはおり、最初はその姿から指揮する者として艦娘達には嘗められているが、的確な指示、艦娘達への優しい対応、そして時に見せる不相応なかっこよさに艦娘達が落ちてしまうというものも多い。
一方、他の作品では提督の艦娘(特に駆逐艦など幼女系艦娘)へのセクハラ行為が問題視されたりするが、こっちの場合はヘタすれば艦娘の方が憲兵のお世話になりかねないような事案も少なくなかったりする。
ちなみに、一応言っておくと艦これは“18歳未満はプレイ禁止”である、悪しからず。
(別にエロシーンがあるからとかそういうワケではない)
ただし2016年にPSVITAで発売された『艦これ改』および同年に稼働開始した『艦これアーケード』なら未成年(ただし改のCEROは“C”と15歳以上が対象だが)でもプレイ可能なので、今後はリアルでショタ提督が現れる可能性もあるにはあったりする。
主なショタ提督(ニコニコ静画)
ひさちゅう氏のショタ提督
おそらくニコ静内で最も有名なショタ提督の一人。
既に一部の艦娘を虜としており、特に某正規空母と練習艦に狙われているため、常に一隻の駆逐艦と正規空母が護衛に付いている。ただし、万が一傷付けたりすると彼女達の凄まじい報復に遭うので注意。
ひろもち尋氏のショタ提督
通称「させべ提督」
とにかく北上LOVEで、ストーリー展開はほぼ北上との絡みで占められており、当初は大井と三角関係になるかと思われていたが、今となっては両者からイジられる可愛がられるのがお約束となっている。
茜湯秋色氏のショタ提督
クールなお姉さんもニコリと落とす天然ジゴロ天使。
彼自身は至って純真だが、一隻の重巡を旗艦とする護衛艦隊に独占守られており、提督と交流するにはまずこの親衛隊の許可を得なければならず、下手に手を出そうとしたりあるいは出し抜こうとした場合、命の保証はない。
喇叭 氏のショタ提督
「子供提督はじめました」のタイトルで連載。鎮守府に着任したショタ提督が秘書艦の叢雲や曙達と奮闘する姿が描かれる。
代表的なお相手
愛宕
ショタ提督ある鎮守府に初回指輪でケッコンカッコカリ済みの愛宕あり、と言っても過言ではない程のショタ提督の恋のお相手筆頭。ショタ提督への保健体育から大人の男性の手ほどきまでレクチャーして見せるまさに慈愛の存在。彼女から派生する形で高雄や摩耶、鳥海等他の高雄型の姉妹も上位に食い込んでくる。高雄型は魔性なり。
陸奥
意味深な火遊び発言に始まるちょっといけない知識を教えてくれそうなお姉さん。受け止める愛の愛宕とは違い、ショタ提督には終始優位な立場でいる事が多い包み込みに行く愛。そしてショタ提督はそんな陸奥を見返そう、そして陸奥の隣に並ぶに相応しい提督になろうと男を磨いていく。姉妹艦の関係で長門も加わる場合が多いが、陸奥と違いだいたい主導権握られっぱなし。
武蔵
大和型が誇る褐色眼鏡の姐御肌。圧倒的身長差でショタ提督を終始子供扱いし、頭をわしゃわしゃと撫で回しワイルドに振舞ってくる姿がすぐにも浮かぶ。一見振り回され気味で不憫に見えるかもしれないが、彼女に「相棒」と呼ばれる強い信頼関係はショタ提督にとって密かな自信となっている。
加賀
感情表現が乏しいと自他共に認める正妻空母が一。上記の面々とは違い、基本的には事務的でショタ提督には自分から必要以上に関わらない場合が多いが、時に年齢相応の悩みや弱音を吐く彼を見かねて「秘書艦として」支えようとしてくれる見守る愛のクーデレ。最初は頼りなさげだったショタ提督もめきめき成長していき、やがてそんな彼に不覚だろうがぞっこんになっていくのも高嶺の花たる彼女らしい魅力といえよう。
翔鶴
柔らかく暖かい、けど愛宕ともまた違う淑やかな母性を持つ若奥様。可愛い可愛いとショタ提督を愛でるが、時にはショタ提督に一人の男性を感じときめく。まるで急に同棲が始まった義理の姉弟のような甘酸っぱい関係が二人には似合うと言える。…娼鶴?卑猥担当艦?知らない単語ですね。
香取
眼鏡の女教師。その単語だけで幼い少年が机に座る姿の横で彼の教科書とノートを覗き見ている姿が浮かぶのは必然と言えよう。躾が必要と言うが、彼女は鞭とともに飴も忘れない。それも極上の甘味の飴。それらに翻弄され、手玉に取られながらも、確かな導かれる喜びをショタ提督は噛み締める。また彼女も与えれば与えるほど伸びる喜びを彼から受け取るのだ。
港湾棲姫
なにも鎮守府だけではない。深海にも敵同士の関係にも花が咲く事もある。来るなと彼女は言うが、そんな哀しさと寂しさを感じさせる眼差しを幼い彼は放っておけない。心の捕虜となったのはどちらだったのか。それは分からない。しかし、その先にあるかもしれない平和を、お互いの不器用で初々しい優しさに魅かれた二人が夢に見る事を罪と言い切れるものはいないだろう。
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