シルバーチャリオッツレクイエムとは、ジョジョの奇妙な冒険Parte5・黄金の風に登場するスタンドである。
概要は静かに奏でられる
【破壊力:E / スピード:E / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:A】
元々はジャン=ピエール・ポルナレフのスタンド「銀の戦車」だったのだが、ディアボロに追い詰められたポルナレフが最期の「賭け」としてシルバーチャリオッツを矢で貫いたことによってさらに先に進化したスタンド。後述するように「生物の魂」を支配するスタンド能力である。
元の銀の戦車が中世騎士のような甲冑を纏った剣士だった影響なのか、つば広帽子を被った中世剣士のような姿に変化している。しかしその手に剣はなく「矢」が握られているのみ。全身も影そのものであるかのように真っ黒で、無機質で不気味な印象を与える。
作中では「チャリオッツ・レクイエム」または「レクイエム」と呼ばれている。
「矢を守る」という能力のスタンドだが、ポルナレフ自身の精神力の衰えから完全に制御不能状態になってしまい、本体であるポルナレフがレクイエムの意思はおろか現在の所在すらも感知できないといういわば暴走状態になっている。元の矢を常に片手に握り、どこに向かうという目的もなく、どこかに歩いている。
劇中ではコロッセオの近辺にいた生物を無差別に眠らせ、眠りについた者同士の魂を元の肉体と入れ替え、さらに興奮状態にあってか各人のスタンドが強くなっていた。しかし、矢を奪おうとする者に対しては容赦せず、奪おうとした者がスタンド使いであればそいつのスタンド(強化補正付き)で無理矢理襲わせる。
逆にそいつがスタンド使いで無い、あるいは攻撃できないようなスタンドを持っていた場合は直接シルバーチャリオッツレクイエムが襲い掛かる。この時のパワーとスピードはただ歩いてた時とは比べ物にならないほど強い。
さらに暴走の止まらないレクイエムは、入れ替えた生物の肉体をみるみる変えていくというおぞましい暴挙に出る。これこそが「矢を守護しようとする」レクイエムが使命を達成するための最終目的であり、元の肉体の内側から全く別の『何者か』がじわりじわりと蝕んで表に現れるというホラーが現れる。
作中では「前奏曲(プレリュード)は終わり、本編が開始した」と説明されており、魂と肉体を入れ替えるのはあくまでも変化のための下準備に過ぎなかったらしい。
このシルバーチャリオッツレクイエムの正体は誤解されやすいが黒い方の像ではなく、各人の精神の背後にある光球(ディアボロやブチャラティが攻撃した方)である。この光球はスタンド使いにも見ることはできなくて、おそらく「見る」のではなく「観る」ことで初めて存在が認識できるのかもしれない。
それを裏付けるヒントとして、レクイエムの影が朝日や、他の光源の位置とは無関係に常時自分と正反対の方向へ常に移動する特徴があり、これはその者自身に「光源(光球)」が存在する事を示している。
黒像はその各々の精神が見ている「影」に過ぎず、矢もその影の一部である。矢を奪う事が自分を攻撃することに繋がるのも、魂を入れ替えたりそいつのスタンドを強くできるのも、その肉体を壊していく事ができるのも全ては各々の精神の背後にシルバーチャリオッツレクイエムがとり付いているからである。
そのため、本当に攻撃を行うのであれば黒い像ではなく光球を攻撃するのが正しい。また、ある一つの光球を破壊してしまうと共通して認識している「影」も破裂してしまう。
もっとも、この個人個人の背後に存在する「光球」が具体的に何なのかについては、作中では明言されていない。
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5部ゲーこと「黄金の旋風」でも登場。戦闘中のレクイエムの影の動きや、声優の本気にも注目。
関連商品は静かに販売される
あれが・・・ 矢で「先」へ進化したコミュニティだッ!
関連項目浮上
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- 黄金の風
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- ジャン=ピエール・ポルナレフ
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