シロとは、テレビアニメ「ケムリクサ」の登場キャラクターである。
概要
白色をした小型の虫で、円盤状の身体から四本脚と尻尾が突き出たような姿をしている。
前方には情報の受け渡し機能を備えた目(?)が一つ付いており、上部のパネルに片仮名の文章を表示して会話が可能。自分の言葉は明るい橙色に黒文字、仲間の言葉は暗い橙色に白文字で表示する。
「ピピピッ」と喋り、尻尾を振って感情表現をする姿は犬にも似た独特の愛嬌がある。
当初わかばは「しろいの」と呼んでおりりなもそれに倣っていたが、再会時より「シロ」と呼ばれるようになる。文字を読めない姉妹とは直接は意思疎通が出来なかったが、途中から顔文字を使用して対話が可能になった。
呼称が定まるまでは視聴者からはその容姿や雰囲気からラッキールンバなど色々呼ばれていた。
警 |
ここから先、ネタバレ成分を多く含んでいます。 その辺気にするヤツはとにかく逃げるんだナ! |
旅の中の出来事
三島から四島へ空橋を渡る姉妹ら一行の前に立ちはだかったヌシの残骸の中から姿を表し、わかばを追ってきた。わかばが"タスカル"事をするのが"スキ"で、車輪を持ってきたり地図を持って来るなど一行の旅路の大きな助けとなっている。
八島には九島から逃げて来たシロと似た姿の仲間達が身を寄せており、訪れたわかばらを歓迎した。
大きさに差がある個体が居る中でモニターが付いているのはシロのみで、会話はシロが文字を表示してわかばがそれを読み上げると言う形で行われた。
彼らは赤の煙や青の煙の命令に侵される事を嫌っており、今はもう居ない"センチョウ"の命令で動くのが生きがいだった。わかばに"センチョウ"を引き受けて貰い、合体して大型の重機のような虫になってアカの根と戦い切断に成功し、一行の旅を助けた。
しかし彼らの葉はもう殆ど残っておらず、赤虫になる前に自ら機能を停止して霧散する。
残ったシロは責任を感じるわかばに皆最後に好きな事が出来て感謝している事を伝え、一行と共に新たな場所へ進んだ。
普段は小型の虫の状態でいるが、本気を出すと単体でも『ヌシ』の時と同じ姿(体格は2回りほど小さくなるが)になる事ができ、姉妹たちと同格の戦闘能力を発揮することが出来る。
かつては
シロ達ムシは本来はワカバの船で働く「ヌシ」だった。モニターが付いている個体は「ヌシっち」「ヌシじ」「ヌシぞう」と言った具合の名前で呼ばれており、背が高く腕が付いているなどわかばの出会ったシロよりも複雑な形状をしていた。
ケムリクサによって動き自分で考えて行動する能力を持つが、重要な決定はヒトの指示とケムリクサが必要。アオを使用すると「カンリ イロ」を検出し、この際の指示で動いている状態だと黒色になるようだ。
関連静画
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関連項目
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