シロイルカとは、
概要
学名はDelphinapterus leucas。北極海とその周辺海域などの冷たい海に生息する。
体は円筒形で頭部は小さくて丸い、体の大きさに比べると胸びれは小さく、前頭部にはメロンと、よばれる鼻腔の奥を振動させて生じた音波を増幅させる脂肪組織の突起が見られる。また、背鰭が退化している。これは氷に覆われた海を泳ぐときに背鰭が邪魔になるからだと考えられている。
生まれたときは体が黒のような灰色だが、成長するにつれ白くなっていく。
海のカナリアとよばれるほど美しい声で鳴くといわれ、キーキーというような音やベルのような音、また口笛のような音など、およそ50種類ほどの声を出すという。
鴨川シーワールドには、人語をしゃべるシロイルカのナックが飼育されている。
主食は魚やイカ、カニ、エビなどのほか、底棲の生物で、口をすぼめて吸い込んで食べる。
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